11月9日(火)
晴れるが、強い風が吹く。しかし、南風なので、寒くはない。風が弱まると、ムッとするような暖気を感じるほど。秋の強い北風は、木枯らし。木枯らし一号は、もう過ぎた。春の強い南風は、春一番と云っている。晩秋の、あるいは、初冬の強い南風は、名前が付いているのだろうか。
納屋建築で、垂木の取り付け作業にかかっているが、小屋の上に上ると、強風で、身体が揺れるほどだ。寸法を測るために伸ばした、スケールも、風にあおられ、外れて震えている。畑では、表面の乾いた土が飛ばされ、頬に当たると痛い。作業中は、ヤッケの帽子部分が顔にまとわりつき、うるさい。寒くないだけ良いが、強風は、何かと、うっとうしい。
こんな一日だが、納屋建築と秀畑。
納屋建築は、トタンを張る下地の、垂木の割り付け。屋根全体の長さのトタンを取りつける場合は、単純に割り算をすればよい。しかし、何枚かのトタンを、重ねて張る時は、そうはいかない。重ね代の分を計算しながら、割りつける。単純に同じ幅に割り付けはできない。もし、束などが、突き出ていれば、その位置はずらすことになる。寸法を測り、図面を画きながら、割り振る寸法を計算する。その上で、小屋の母屋に、糸を張り、墨付けをする。強風が邪魔になる作業だ。
畑は、トラクターで耕し、畝立の準備。明日の出荷のヤマイモ掘り。