5月25日(木)
【午後、2時間足らずだが、田んぼの大土手の草刈り。やっと、大変な草刈りは終わった。2時間足らず、といったが、刈払機での草刈りは、これくらいの時間が限度だ。がっくりつかれる。】
75歳になり、この年での田植えを終えた今、農業を生業にしてきた私として、振り返るとしたら、農業の事だろうし、米つくりの事だろうし、農を中心に据えた生活の事だろう。私たちの年代のものにとって、生涯のどこかで、農とかかわることのなかったものは、ほとんどいないだろう。そして、その多くは、農的環境の中で生まれ、育ってきた。そして、いつの間にか、農的なものとは全く離れて、生きるようになっていた。今の日本の社会のありようそのものが、私たち世代の生涯のいきついたところといってよいのではないか。いわゆる、団塊の世代の生涯。