畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

新米

2008-08-25 07:20:53 | 暮らし
8月24日  いちじ 

夜間の雨は、大降りではなかったが、しっかり降ったようだ。稲の葉には、たっぷりの露が載っている。これでは、とても稲刈りにはならない。
一昨日刈り入れたもち米の籾すり。乾燥機の中で、乾燥が終わっている籾を、直接籾すり機に送り、籾すり。今年の新米の、初収穫だ。思ったより収量は良かった。幸先良い出発だ。
しかし、天候のほうは、がらりと変わってしまった。この先、一週間くらい、ほとんど毎日、傘マークがつく週間予報。我が家にとって、最悪の予報だ。コシヒカリが刈り取り適期になっている田圃が何枚かある。他の田んぼも、次々と、追いかけてくるだろう。刈り取りが、ずれ込み、遅れてしまうことになる。
畑には、恵みの雨。稲刈りには、恨めしい雨。 うまいこといかないものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

処暑

2008-08-23 19:56:06 | 暮らし
8月23日  いちじ 

暦に合わせたように、涼しくなる。
朝から、曇り空。時折、霧雨状の雨が落ちるが、土が占めるほどの量ではない。
「降るんだったら、まとまって降ってほしい。こんな雨は要らん」と、近所のオヤジ。その通りだ。こんな雨は、畑の役にはならない。けれど、霧雨でも、稲の葉に落ちると、露になる。コンバインでの刈り取りには、じゃま雨だ。
日が沈むころには、少し雨脚が強くなり、地面も少し濡れはじめた。しかしこの雨も続きそうにはない。
天気もそろそろ、変わり目の様だから、ニンジンの種蒔。草処理の透明マルチの処、三畝、播種する。今日、明日の小雨を期待して。これからは、水撒きをしなくとも、発芽できるほどには、土も湿るだろう。
ごごは、畔の草刈り。とりあえず、稲刈り前の草刈は終わる。畦シートを外し片づける。
夕方には帰り、籾の貯蔵庫の組み立てなど、米収穫の準備。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲刈

2008-08-22 20:12:20 | 米作り
8月22日  いちじ 

稲刈りを始める。早稲のもち米を8a位の田んぼに作っているものの、収穫。
機械の試運転を兼ねて、午後から借り始める。刈り取り作業は、1時間位のもの。コンバインを田んぼに入れて、刈りはじめの時に、部品を壊してしまう。とりあえずなくてもよい部品だから、取り外して、刈り終える。収穫した籾を乾燥機に入れて、乾燥開始してから、機械の修理。自分ではちょっと無理なので、近くの鉄工所に行き、直してもらう。
残りの田んぼは、すべて、コシヒカリ。来週からになる。十分に実った田んぼから順番に刈り取っていく。機械の移動、籾の運搬と、忙しく、重労働が始まる。そして、この時ばかりは、「雨よ、降らないでくれ!」

昨日の、遠雷は、少しばかりのお湿りを、運んでくれた。畑によって違うが、4~5㎜位は降ったようだ。そして、北からの冷たい空気も運んでくれた。おかげで、気持のよい一日だった。人参には、良いお湿り。水かけは止める。
午前中は、田畑をまわり、畦シートを外したり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大豆の花

2008-08-21 19:46:16 | 我が家の畑
8月21日  のち 

日暮れ近くから、空はまっ黒な雲。遠く北の空は、稲光で時折、明るくなる。今夜は、本当に降るのだろうか。いましがた、ニンジンに水をかけてきたばかりなのに。
大豆の定植から、約一月。最初に定植したところは、草、特にヒユナが大豆の倍近くに伸びてしまっている。畝間は、管理機で中耕してあるから草はないが、大豆の周囲は数は少ないが、草が伸びている。で、帰省している娘を連れて、草取りに。
二回目に定植したところは、草は小さいので、管理機で中耕。
大きい草は、すっかり取ってしまう。大豆は、草を取ってもらい伸び伸びと。早いものはもう花をつけている。小さな紫の花だ。

もう花をつけ始めた大豆


小さな花
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発芽

2008-08-20 20:03:34 | 我が家の畑
8月20日  いちじ 

我が家の畑に、新しい命が誕生している。昨日の水かけの時、ニンジンが、ぽつぽつと発芽し始めていた。この過酷な、真夏の太陽の照りと、暑さと、乾燥、という環境の中、命の誕生だ。一生懸命生まれた命、少し過保護かもしれないが、水やりを続けることにした。今日も夕方水かけにゆく。昨日より確実に、増えた、小さな双葉。乾いた土では、よほど眼を凝らさなければ分からないが、水をかけてやると、小さな緑が、生き生き見える。
農業をやっていて、最も嬉しい時は、発芽の時。新しい命が、つながったと思うと。日常的には、何の気なしに、発芽を見ているが、冬の温床育苗、稲の苗の発芽、そして真夏のこの時期の、小さな命。
大事に育てたい。

畔の草刈り。畦シートの取り外し。

過酷な環境の中で、発芽


小さな命、つながった。大事に育てよう。




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

準備

2008-08-19 20:07:46 | 農作業
8月19日  いちじ 

稲刈りの準備。作業場の片づけ、掃除。
乾燥機を据え付けて、点検。昇降機のベルトが緩いので、張りなおそうと思って、分解する。ベルトがぼろぼろに弱っている。今シーズンはどうにかもつかもしれないが、万一、作業中に切れたり、動かなくなっては困るので、取り替えることに。機械屋に電話注文する。納品は明後日になるから、試運転は、その後に。
夕方は、ニンジンの水かけ。ところどころ発芽が見られる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トラブル

2008-08-18 20:57:20 | 農作業
8月17日  ときどき 

昨晩も、雨にはならなかった。
ナスやピーマンの水やりは止めた。少しばかりの水を運んでも間に合わない。手間をかけるだけの効果はない。人参にはもう一回くらい、水をやりたい。が今日は、田んぼの水入れを優先する。三か所、7枚の田に水入れ。もうこれが最後だと思う。あと10日もすれば、刈り取りできるだろう。
みんなが一度に、水をほしい時なのに、トラブル。水の出が悪い。午前中様子を見るが、正常ではない。サイホン方式なので、空気が入り、水の吸いが悪くなっているようだ。午後、役員を手伝い、サイホンのエアー抜き。予定が狂い、水を止めるのは、8時近くになる。
なにやかやと、動き回り、作業場の片づけはほとんどできなかった。また、明日へ先送りだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

片付

2008-08-17 19:22:29 | 農作業
8月17日 

一日どんよりとした曇り空。夕方には霧雨状になるが、雨は降らない。
甥たちは、小学一年生の姪を連れてきた。私たちには、久しぶりの、子供とのひと時であった。何度も触れるようだが、以前は、子供たちと過ごすことが、当たり前であり続けたのに。
連れ合いは、ミニトマト好きの子たち一行と、畑に取りに行く。昼に、おにぎりを食べて、甥たちは帰る。
私は、収穫の準備のための片づけ。米の収穫は、いくつかの機械と、その機械を作動させるスペースが必要だ。片付け下手の我が家では、こうした時には、大仕事になる。狭い作業場なので、まず、機械を移動させて、空間を作ることから始める。
あ、その前に、機械を仮置きするハウス周りの草刈りだ。倉庫代わりのハウスの中も、少し整理しないと。
こうしてやっとのことで、機械を移動し終わるころには、夕方の鐘が鳴る。また明日だ。
今日は、曇りのせいでもあるが、暑さはなく、過ごしやすかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨よ!

2008-08-16 19:24:13 | 暮らし
8月16日  ときどき 

台風の雨雲にも嫌われてしまった。朝の予報では、雨のち曇り。昼の予報は、曇りのち雨。降水確率は60~70%。しかし、降らなかった。と云うより、「晴れ」基調の天気で、日差しは強い。
一日、畔の草刈り。畑の水やりは中止。
夕方には、甥が久しぶりに来るという。しかも、初めて、パートナーを連れてくるという。早目に家に入り、夕食の準備。この甥も、小さい頃から、わが農園で、鍛えられた。大工になると、高校も建築科に通った。その夏休み、我が家の作業小屋を、私と一緒に建てるという、実習を経験した。我が家の生活の経験者の一人。
飲み語ろう。
祈!  曇り、雨マークの予報よ! 雨を!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月15日

2008-08-16 05:31:52 | 暮らし
8月15日  いちじ 

真夏の太陽の照りつける一日だった。早場米地域のここ、稲刈りが始まっている。今日あたりは、何台かのコンバインが目に入る。早稲の収穫だ。我が家は、20日過ぎになるだろう。早稲のもち米から始まる。
収穫前の、畔の草刈り、カラカラの畑の水かけと、疲れる作業。
「杏ちゃんから電話」と呼ばれて、電話口へ。久しぶりである。ブログのコメントの投稿ができない?。(今テストしてみたが、全く問題ない。投稿できている。)
で、いろいろと近況を聞く。忙しそうである。9月には、イタリアに行くそうである。休みのたびに、我が家に来ていたのは、もう、20年近くも前のことになる。
そんなことで、夜はパソコンの前に座ることなく、眠ってしまった。

水かけが終わる頃、ゴーヤの棚の上の月


今日だけが特別の日と云う訳でもないが、国として、多くの人を、死なせてしまったことを、けして忘れないという意味では、特別な日としてあってもよいだろう。
国のために、犠牲になった命では、絶対になく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする