畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

ゲリラ豪雨

2014-09-10 18:28:14 | 農作業

9月10日(水)   ときどき 

予報は、曇りだったので、友人の稲刈りをしようということになった。9時半に来てもらい、友人の軽トラに、コンテナを乗せ、私は、コンバインを積んだトラックで出発。10時過ぎには、圃場に入り刈り始める。始は、周り刈りだから、ゆっくりと、丁寧に走らす。二週ほど刈ると、あとはスピードを速めることができる。順調に進むが、何となく空模様が怪しくなる。満タンを知らせるブザーが鳴るころには、ポツポツ始める。車が四駆でないから、圃場まで下りて来れないので、コンバインが坂を上り、軽トラのそばに行き、モミを排出する。雨脚は強まってくるが、止む可能性もあると、圃場に降り、刈り始めたところで、それこそバケツをひっくり返すほどの降りになる。とても無理。刈取りは中止。

ほんの2時間ほどもしないで終わるつもりだったので、シートも持ってこなかった。友人からブルーシートを借りて、応急的にカバーする。これだけの降りだと、今日は再開できない。刈り取った籾だけは、乾燥機に入れてしまおうと、家に向かう。雨に打たれる時間は、10分ぐらいのものだろうが、下着まで、びしょびしょ。

豪雨は、30分ぐらいで上がるが、その後も、時折ポツポツ。午後も強まることもあった。とにかく、雨雲は小さなものだが強い雨を降らせた。当地のアメダスは、午前中は0㎜。12時代に時間14㎜の雨量を記録していた。

結局、今日の作業は、一時間弱の稲刈り。午後は、寺の事務作業で過ごしてしまう。

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草取り

2014-09-09 18:43:35 | 農作業

9月9日(火)   ときどき 

雨は早朝までパラパラしていたが、明るくなるころには上がり、日中は日差しも出る。

花畑。ホウレンソウの種蒔。不織布でべた掛けにする。昨日からのシトシト雨が、畑土を十分に潤してくれた。昨日蒔いた人参の発芽も、順調に進むだろう。

畝間の草取りをする。ほとんどがヒユナだが、まだそれほど生育していないので、ちょうど良い取時だ。雨で土が柔らかになったこともあり、楽にスポスポ抜ける。午後も花畑で、モアによる草刈りと、草取り。ヒユナは鶏の良い緑餌となる。コンテナに詰めて持ち帰る。草取りは嫌いな作業だが、今が取時。時間が空いたら、草取り、の日が続きそう。

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畑へ

2014-09-08 17:25:31 | 農作業

9月8日(月) 

 弱い雨が降り続く一日。午前中は、パラパラで、濡れるほどではなかったので、花畑に。

熱処理マルチを撤去して、ニンジンの種蒔をする。40メートルほどの畝を2畝。畝間の畑土は、十分水分を含み、しっとりしているから、手を泥だらけにしての、撤去作業。フィルムも濡れて重たい。フィルムで覆われていた畝は、あまり水分を含まないから、播種機での種蒔もうまくゆく。そして、今日のシトシト雨は、ゆっくりと畝にしみこんでくれるだろうから、最適期の種蒔だったと思う。

穴あき畔マルチの短い畝に蒔いてもらったにんじんは、きれいに発芽し、早いものは、本葉が何枚かに育っている。去年と比べると、ニンジンには、良い天気の巡り会わせとなってくれた。しかし、この天気は、草の生育も促している。畝間の草をびっしりと、しかもすくすくと育てている。晴天続きになったら、一番の作業となるのが、中耕除草だが、果たして、小型管理機で可能かどうか。また、今年の天気では、透明マルチが、どれだけの効果をもたらしてくれるのか。草の発芽がひどくないかも心配だ。

午後は、保冷庫の中を整理して、今年のコメを少し運び込むだけ。あとは、雨音を聞きながら、のんびりする。雨の日は、自分に言い訳をせずに作業を休める。だから、気持ちも体も、続けられるのかもしれない。

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熟睡

2014-09-07 18:06:29 | 農作業

9月7日(日)   ときどき 

4時少し前に目が覚める。新聞屋さんのバイクの音が聞こえる。いつもの時間だ。昨夜は、乾燥機は気にせず、9時には床に就いた。7時間、完全に熟睡。目が覚めた時点でと思っていたので、乾燥機を見に行く。水分測定で、15.1%。ちょうどよく仕上がっている。そのまま、1時間ほどの通風運転にして、部屋に戻る。新聞に一通り目を通したら、空が少し明るくなりかける、5時近くになる。弱い雨も降り続いているし、刈納の翌日でもあると、もう一度布団にもぐりこみ、一休み。目が覚めたら、7時を回っていた。

テレビドラマを見たり、映画も見たり、ゆっくり過ごす。

最後の乾燥籾の排出。貯蔵タンク二台を、満杯にして、収納を終わる。乾燥機には、少し籾が残ったので、籾摺りをして、玄米にする。籾貯蔵はお終いなので、バネコンなどを片づける。外は雨なので、作業場内で、ちょこっとした作業だけにしておく。

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刈納

2014-09-06 17:40:50 | 農作業

9月6日(土)  ときどき 

夜中に、一雨あったようだが、朝には、日差しもあるほどに回復。稲刈日和となりそうだ。少なくとも、日中は持つだろう。米屋さんが、集荷に来るというので、乾燥機のモミを移しながら待つ。10時半ころには、60袋を積んで、引き上げてゆく。

最後の10a強ほどの田んぼの稲刈り。順調に進み、12時半ころには、刈り終えた籾を運んでくる。乾燥機に移しながら、昼食。稲刈りの間は、おにぎりだ。食べやすいファーストフードだ。1時過ぎには、乾燥機の運転開始。夜中までかからないで、乾燥は上がるだろう。もし、ずれ込んでも、明日は雨の予報なので、差し障りはない。今夜は、乾燥機を気にしないで、ゆっくり休めそうだ。

今後は、晴天を選んで、友人の10aほどの稲を刈って、乾燥、籾摺りまで。もう一日、コンバインにも働いてもらわなければならなうが、とりあえず、。今年の収穫は、今日が刈納だ。

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邪魔雨

2014-09-06 01:03:33 | 農作業

8月5日(金)    いちじ  

乾燥機から、貯蔵タンクに移し終え、一息ついて、圃場に出かける。予報は、曇り、日差しも出る。さあ、今日が最後化、もう一日延びるか、終わりは近いと思いつつも、どうも空模様が気にかかる。予報の割には、空模様が怪しい。黒い雲がかかっている。大土手の5枚の田んぼ。軽トラを置いて、コンバインを置いてある、昨日最後の田んぼに向かう。歩いて、5分ほど離れている。コンバインに注油して、隅を鎌で手刈する。最初の一回りを刈るのは、スピードも遅く、慎重に走らす。なんとなく、空気に水分を感じる。西の山の方が、薄く霞むように見えてくる。雨の前兆にみられる変化だ。霧のような、空気中の湿気が、霧雨に変わり、次第に粒が大きくなり、はっきりと、雨となってきた。ちょうど一周したところで、機械を止める。どうもやみそうもない。機械をシートで被い、様子を見ることにする。見渡すと、何台か動いているコンバインは、作業を強行しているもの、同じく中止しているもの、大いに迷惑な、邪魔雨だ。

様子を見ながら、残る4枚の隅を手刈する。弱い雨は断続的に続き、次第に強くなってきて、刈取りは、中止せざるを得ない状態になる。周囲のコンバインもみな作業を中止し、シートをかぶせたり、引き上げたり。エンジン音は聞こえなくなる。とても無理、家に引き上げ、車を作業場の屋根の下に入れる。しょうがないと、家に入り、コーヒー豆をミルにかける。雨雲は、レーダーにもかからない、低い雲の通過のようだ。小さな雨雲も見える。結局、昼ころまで、降ったりやんだりが続いた。

コーヒーを飲みながら、この数日の、読めなかった新聞を読み、思わぬ一時を、ゆっくり過ごす。

雨がやむと、日差しも出て、かなりの蒸し暑さ。弱い雨でもあったので、なんとかなりそうと、午後からは、刈取りを始める。少し遅くなるが、5枚とも刈り終える。しかし、少し離れた一枚が残ってしまう。見渡すと、刈終えた切り株田の中に、点在する稲穂。その一枚の田んぼ、明日は作業できるだろうか。

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籾貯蔵

2014-09-05 00:37:07 | 農作業

9月4日(木)   ときどき 

稲刈日和。晴れるが、ひところに比べると、暑いには暑いが、どうにも、ぐっしょりになるほどではない。気持ちよく汗ばむといったところか。

今朝の乾燥機内のモミは、籾摺りをする必要はない。もみ貯蔵に回す分だ。乾燥機から、もみ貯蔵タンクに搬送する。乾燥機から排出し、バネコンベアで、タンクに入れるのだが、そのバネコンベアの据え付けにひと苦労する。所狭しと置いてある、貯蔵野菜のコンテナ、ジャガイモや、タマネギ。籾摺りをした、米店出荷分の米袋。そんな山々の隙間を通して、コンベアを据え付ける。ようやく、開始したものの、結構時間はかかる。タンクでは、一か所に落ちるモミを、均等にする手作業もある。乾燥機から出るモミは、乾燥の熱風の余温を持ち、熱を帯びている。気温以上に熱く、作業する体に熱をくれる。排出を終わり、圃場に向かうのは、10時ころになってしまう。

続きを刈り終り、コンバインを、家の近くの圃場に移動し、10a強の田んぼ一枚も刈り終える。トータルで、コンバインタンク8杯ぐらいを乾燥機に入れて、風呂釜に薪をくべながら、運転開始。秋だなと思うのは、6時を過ぎると、急速に暗くなってしまうことだ。

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目処

2014-09-04 00:38:33 | 農作業

9月3日(水)  

何度か水分測定をするが、乾燥上がりは、3時ころ。その後は、1時間ほど、通風運転にしておく。これで、一安心、と気持ちを楽に、最後の眠りに。

短い眠りの後の、一番の仕事は、乾燥機の中のモミの、籾摺り。終わらせてから、圃場に出る。10時過ぎころから、刈取り作業にかかる。その後は、コンバインの運転、モミの搬送、また、刈取りと、夕方まで。今日は、少し遅くまでかかり、コンバインのタンクに、8杯強、収穫。満杯の乾燥器の運転。長い中断があったせいか、延々と続く稲刈、といったようにも感じられたが、今年の収穫もやっと目処がついてきた。

自動がきかない、乾燥機での作業は、大変だが、タイマー運転と水分計と、携帯目覚ましのおかげで、この秋は、どうにかなりそうだ。

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2014-09-03 01:45:13 | 農作業

9月2日(火) 

久しぶりに、太陽がまぶしい朝だ。夜はかなり激しい雨になり、雨量もまとまったようだが、日付が変わるころには上がったようだ。この分なら、稲刈りはできるだろう。稲の葉は露を持っているので、刈り始める時間を少し遅らせれば、問題なさそうだ。

今日は、頼まれている田んぼの稲刈りだから、早く終わったとしても、次の刈取りをすることはない。ある程度、余裕をもって作業できる。が、条件はあまりよくない田んぼだ。大きくはないし、変形の田んぼ。そのうえ、水はけもよくない田んぼがある。自分の稲ではないので、隅々は鎌で刈り、ロスを出さないように気を使う。3枚の田んぼの隅を刈ってから、機械を動かす。全部刈り終わったのは3時ころ。コンバインに6杯強。3時半には、乾燥機を運転。この分だと、乾燥は、早く上がるだろう。

その後、コンバインを次の圃場に運んでおく。

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長月

2014-09-01 17:50:16 | 農作業

9月1日(月)   ときどき 

乾燥機を見に外に出ると、弱い雨が、落ち始めていた。夜中の2時ころだった。これで、また今日も稲刈りは延期になる。焦ることなく、乾燥を仕上げて、籾摺りをすればよいと、今日に関しては、ゆとりが持てる。2~3時間おきに水分計で、乾燥具合を調べ続ける。結局、仕上がったのは、10時過ぎ。通風運転を2時間ほどやって、午後から籾摺り。

夕方には、寺のことで、相談があると、住職さんが来て、1時間ほど話し合う。日中は、時々、弱い雨が降る程度の、曇りの天気だったが、何もできずに、過ぎてしまう。9月の始まりは、こんな具合。

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