有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

205 旗の飾りつけ 宮田のぎおん

2006-07-16 18:03:38 | とっても私的
↑朝5時半から旗の飾りつけ。お手伝いというほど、手にはなりませんでしたが、ご近所のみなさんと一緒に楽しいひとときでした。終わりには、隣の居酒屋さんが生ビールを出してくれました。立ったままでの朝酒は、きくーー。
 年1回の夏祭り。今年は、めずらしく宮田村にいられたので、道の旗飾りのお手伝いをさせていただきました。
 東京で暮らしているときは、地域の行事ってまったく無縁でした。実家から高円寺に移り、5年おりましたが、地元の集まりには呼んでもらえませんでした。高円寺って下町で、結構あったかい町です。阿波踊りの大会なんかもありましたが、私自身は、新宿副都心の会社と自宅の間を往復するだけで、地元との深い付き合いって、できませんでしたね。

 宮田村では、みなさんが協会の運営に理解をしめしてくださるので、下水の掃除や草むしりは、免除していただいております。宮田村の時の、道の旗飾りは、毎年お声がかかります。はしごで、ひもにつながれた万国旗を飾っていくのですが、ちょうど良い長さに旗のひもを結んだり、切ったり。おもしろいのは、国連の旗も入っていて、購入先はどこなんだろうかって。
 こうやって、地元の方と一緒に活動できるのも、楽しいです。
 地元の応援あっての、社会福祉法人ですよね。
 花火もきれいだったーーー。
 

204 大学になっても、村田さんボランティア支援

2006-07-16 16:35:55 | とっても私的
↑高校の時に、(福)日本聴導犬協会が主催した松本での2003年10月開催「国際補助犬パートナーズ会議 in 松本」に参加してくれた村田さんが、大学に進学してもボランティアに来てくださいました。協会の周囲の草むしりや、協会犬のブラッシングをしてくださいました。
 
 帰り際、宮田村の「ぎおん祭り」だったので、候補犬の社会化もかねて、まつ君、あきちゃん、むつの3頭と矢澤さんと村田さん、有馬で屋台に食べ物を買いに行きました。いか焼き(丸ごとイカを焼いたもの)と、クレープを買いました。
 ビックリしたのが、以前は見たことのない、「からあげ」をカップに入れて売っているのです。うーーーむ。
 手ごわかったのは、地面に落ちた牛肉の串焼きやからあげを、あき(1歳)がめざとく見つけ、隙あらば・・という戦闘態勢。あきちゃん、いい子ですが、食欲が歩いているような者なので、拾い食い制御の訓練も集中して行っています。
 
 おみこしがこっちに迫ってきた時も、フードで緩和。どの子も落ち着いていました。人が少ない宮田村なので、お祭りは、良い社会化になります。
 夜は花火が1時間以上続きましたが、音への鈍化をしているので、安心で、扱いやすく、訓練成果に満足!

203  アメリカでも・・・。FNNスピークでの取材が米国FNNで放送

2006-07-16 16:26:40 | 聴覚障害福祉
↑6月に放送されたFNNスピークで取材された「聴導犬はなぜ増えないのか?」が、FNNの本部であるアメリカFNNで放送されたそうです。
 松本で支援をしてくださっている山崎様が、メイルを転送してくださいました。
 メールの送信者は、ジャステリン・ダート氏の奥様、淑子様からでした。淑子様のご許可を得て、掲載させていただきます。

 To my pleasant surprise, I saw Moto Arima on FNN TV this morning in regard to her advocacy on training hearing dogs for people with deafness and hard of hearing. It was a good coverage for public awareness. Please mention it to her and congratulate her for me on her good leadership in this area when you have a chance.


 淑子・ダート様は、アメリカで1991年に「障害者差別撤廃法」の施行のために障害者の方々をまとめ、悲願のADA法(障害をもつアメリカ人法=差別撤廃法)を世界で初めて施行させました。アメリカでの調印式では、ジャスティン・ダート氏とブッシュ大統領(お父さんの方)が調印しました。
 この後、10年間で先進国を中心に世界40カ国で、障害者差別撤廃法が施行され
「障害によるいかなる差別もしてはならない」
 という、当たり前のことが法令化され、障害者の方の人権を守っています。
 しかし、日本には差別撤廃法はありません。 

 淑子・ダート様は、日本人です。
 長野県飯田市のご出身で、スタッフの矢澤さんの高校と同じ出身だったこともあり、山崎さんがホームステイをさせていただいていたこともあって、1度しかお目にかかったことはないのですが、(福)日本聴導犬協会にエールを送ってくださっています。ありがたいメイルに、また、また新しい1歩が踏み出せます。