有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

214 沖縄から最短5時間半。ユーザーさんの滞在訓練始まる

2006-07-23 18:25:40 | 聴覚障害福祉
↑「あのさー、今さー、バス停についたよー」
 と、宮田のバス停からユーザーさんのお子さんが電話をかけてくれました。
 沖縄からのユーザーさんの滞在訓練開始です。
 昨日までの大雨災害で、お母様がとても心配されていましたが、今日沖縄をたたれ、18時半に宮田村に到着です。
 まつ君との訓練は、24日からのスタートになります。お子さん連れなので、お疲れでしょう。さっき、スタッフがお迎えに行きました。
 
 宮田村は結構便利です。
 沖縄空港から1時間半で名古屋空港へ。空港から名古屋市のバスターミナルまで、電車で30分くらい。名古屋駅から宮田までの直通バスが1時おきにあるので、時間待ちして、バスに乗れば3時間で到着です。
 宮田のバス停からは歩いて5分ほどになります。沖縄から最短で5時間半から6時間くらいだそうですが、途中の休憩や待ち時間によって、所要時間は異なりますが、大阪、名古屋、東京、横浜と直通バスがあるので、ホントに便利です。

213 犬の避難グッズ

2006-07-23 15:32:05 | 捨て犬&動物保護
↑写真の碓田ママ、なんだか、昭和の皇族のお写真のようですね。抱っこ袋に入る愛犬碓田さくらとの2ショット。大阪で偶然、見つけた赤ちゃんの抱っこ袋。小型犬の避難には、もってこいの袋です。今回の大雨災害で、紹介の必要性を痛感しました。
 
 大雨災害で、近くのボランティアさんやスタッフのお宅に
「万が一の場合は、協会を避難場所に遣ってください」
 と連絡しましたが、その必要性もなく雨が過ぎ、ほっとしております。
 犬がいると、避難場所に行けない人も出るでしょう。
 飼い主にとっては「犬は家族」でも、ほかの方には「噛むかも知れない。吠える。汚い」といった悪いイメージが、強い方もいらっしゃるでしょう。
 愛犬と一緒に避難ができない方も、必ず出ます。
 災害の折には、想像をはるかに超えるパニックが襲ってくるものです。

 写真で紹介させていただいたのは、小さなワンちゃん用の避難袋です。
 アジアのどこかで、子守用に赤ちゃんを抱きかかえるために使われています。アメリカでも人気だそうです。避難時には、犬を中に入れ、貴重品も入れて逃げられます。胸にぶら下がる形なので、両手があき、人間の安全も確保できます。
 「小さな犬は、かごに入れて・・」などとよく聞きますが、片手がとられることと、重さで、避難には不向きです。
 この袋なら両手があくので、物をよけたりできますし、前にワンちゃんがくるので、目で安全を確認できます。
 
 

212 災害お見舞い申し上げます

2006-07-23 15:27:17 | とっても私的
↑長野で住むようになってから10年。災害の少なかった長野でさえ、大雨で大きな被害が出ました。今回は、お亡くなりになった方も多く深くお悔やみ申し上げます。

 今回の大雨は局地的で、(福)日本聴導犬協会のある宮田村は被害をまぬがれましたが、ほんの隣の伊那市では、多くの方々が、避難勧告を受け、不安な夜を過ごされました。車で30分ほどの岡谷では、予想もしない大災害を生み、天変地異のこわさを思い知りました。
 これまでは、ニュースで見る災害は、遠く、他所の土地のこととばかり感じておりましたが、今回は、つくづく恐怖を体験しました。

 深く、深く災害お見舞いを申し上げます。