有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

778  大事な社会化 Part 2 

2010-06-15 13:49:12 | 補助犬&聴導犬&介助犬
Gooブログで、写真がたくさん載せられるようになったので、こんな解説もできます。

社会化について。

(福)日本聴導犬協会での社会化は、保健所などから選ばれてきた候補犬を
1: ソーシャライザー(子犬育てのボランティアさん宅)で愛情いっぱいで育てていただく。写真のように、あったかいご家庭で!


その場合は、元協会犬の乳母役の子がいるお宅もあります。下は、乳母役のべるママ(ビーグルミックス)と、きずなちゃん。
子犬には、やっぱりお手本になる大人犬が必要だと考えています。

それから、子犬のようちえん(駒沢公園)にも、行かせていただいてます。

多少の犬同士のラフな遊びも遊びととるか攻撃ととるか。子犬時代の体験が大事

安心できる環境でよく遊び、よく眠り、食べ物は食べ放題と、「私がなりたい」とスタッフ。うらやましい子犬時代。1カ月に1度は、(福)日本聴導犬協会のパピークラス(ソーシャライザーさんのお勉強と、候補犬の試験をかねて)を長野や東京。これからは兵庫県でも行う予定です。



だいたい10か月から1才になったら、長野県宮田村にある(福)日本聴導犬協会に戻り、訓練が始まります。
今は初期訓練は、(福)日本聴導犬協会付属 日本聴導犬・介助犬訓練士学院生が行っていますが、檻に入れることはほとんどなく、スタッフや学院生がいつも同伴しているので、24時間人と一緒の環境の中で、すくすくと訓練を受けています。

写真は、学院生の登校風景。


がんばれ~。未来の聴導犬たち&学院生