聴導犬のユーザーになっていただくためには、手順がいくつかあります。ユーザー申込後、面接審査があり、ユーザーの適性がある方については、書類の提出、健康診断、推薦状などを提出していただくことになります。それが終わると、各々の方のスケジュールに合わせて「2週間の滞在訓練」→ 「2週間の自宅指導」→ 認定試験を受験できるレベルに達せられたと判断した段階で、「認定試験」となります。
あいちゃんは、現在、2週間の自宅指導を終え、ユーザーさんとの生活になっています。
自宅指導に入った段階では、訓練士もいつもいるのでそれほど問題は起こりませんが、訓練士がいない時間や日程では、関係が多少ちぐはぐしたり、それまでは訓練犬と合っていたと思っていた息も合わなくなります。それがフツウの状態ですが、それが過ぎ、訓練犬も「もう、訓練士は来ない。この人ととの生活をしていくんだ」と納得すれば、その方の歩調、歩幅、生活パターンに自分から合わせていきますが、それまでは多少のドタバタが繰り返されます。
今はその期間。
あいちゃんとユーザーさんとの息を合わせる期間です。
とはいえ、数週間に1度は訓練士が訪問して、ユーザーさんの訓練について指導をいたします。スタッフと一緒にがんばりましょう。
965 あいちゃんのユーザーさん自宅訓練中です