第3期生さんも就学の1年間がほぼ終わり、最終の卒業試験です。
本来は、12月に行われますが、ご本人のお休みなどがあり、1月になりました。
ユーザーさんの認定試験と同様なタイムテーブルです。
松本電鉄様の協力で、訓練や学院生試験でも、乗車ができます。
以前、「ユーザーに同行する補助犬だけが電車やバスに乗れる権利があるのに、訓練士も同じ訓練をしているのは、おかしい」といった、他団体の補助犬ユーザーさんから電話がありました。でも、補助犬候補犬に将来、経験しなければならない疑似体験をさせておかなければ、補助犬1頭の貸与でもできません。また、訓練士が、ユーザー以上の経験と技術を持っていなければ、ユーザーさんが安心して同行できるほどの補助犬に育てることもできません。
「身体障害者補助犬法」の中でも、補助犬を普及するための訓練への協力が施設や交通機関向けにちゃんと、呼びかけられています。ご理解ください。アメリカでは、補助犬の候補犬(子犬含む)の飛行機への訓練搭乗について、協力をする航空会社もあります。
では、卒業試験の内容です。
1) バス 30分
2) 買い物 15分
3) 飲食店 電車 45分
4) 電車 45分
5) 公の場でのマナー試験 30分
となります。このほかに、面接諮問と、レポートの提出は勿論です。
それらで75点以上取って、准訓練士資格が得られます。
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