↑6月に放送されたFNNスピークで取材された「聴導犬はなぜ増えないのか?」が、FNNの本部であるアメリカFNNで放送されたそうです。
松本で支援をしてくださっている山崎様が、メイルを転送してくださいました。
メールの送信者は、ジャステリン・ダート氏の奥様、淑子様からでした。淑子様のご許可を得て、掲載させていただきます。
To my pleasant surprise, I saw Moto Arima on FNN TV this morning in regard to her advocacy on training hearing dogs for people with deafness and hard of hearing. It was a good coverage for public awareness. Please mention it to her and congratulate her for me on her good leadership in this area when you have a chance.
淑子・ダート様は、アメリカで1991年に「障害者差別撤廃法」の施行のために障害者の方々をまとめ、悲願のADA法(障害をもつアメリカ人法=差別撤廃法)を世界で初めて施行させました。アメリカでの調印式では、ジャスティン・ダート氏とブッシュ大統領(お父さんの方)が調印しました。
この後、10年間で先進国を中心に世界40カ国で、障害者差別撤廃法が施行され
「障害によるいかなる差別もしてはならない」
という、当たり前のことが法令化され、障害者の方の人権を守っています。
しかし、日本には差別撤廃法はありません。
淑子・ダート様は、日本人です。
長野県飯田市のご出身で、スタッフの矢澤さんの高校と同じ出身だったこともあり、山崎さんがホームステイをさせていただいていたこともあって、1度しかお目にかかったことはないのですが、(福)日本聴導犬協会にエールを送ってくださっています。ありがたいメイルに、また、また新しい1歩が踏み出せます。