ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

1982年11月20日付 ビルボード 全米 Top40 America - You Can Do Magic

2018-11-25 15:44:06 | 1982年ビルボードTop40
1982年11月20日付ビルボード All American Top40、3週目の1位となりました、Joe Cocker and Jennifer Warnesの"Up Where We Belong"。映画『愛と青春の旅だち』主題歌。60年代から活躍しているJoe Cockerですが、これまでの最高のヒットは1975年に5位を記録した"You Are So Beautiful"、この曲でもちろん初めてのNo.1です。Jennifer Warnesもこれまでの最高が6位を記録した"Right Time Of The Night"ですので彼女にとっても初めてのNo.1です。

2位は前週と変わらず、Lionel Richieの"Truly"。Lionel Richieですが、The Commodoresでは数々の大ヒットを持っています。そしてDiana Rossとのデュエットソング"Endless Love"はご存知9週間の1位の特大のヒットでした。
この週は1位から6位まで前週と変わりませんでした。
3位はこれで3週目の3位、Olivia Newton-Johnの"Heart Attack"。"Physical"をはじめ数々の大ヒットを持っている彼女、5位を記録した"Make a move on me"に続くTop5ヒットになりました。
4位はLaura Braniganの"Gloria"。ソウルの女王ローラ・ブラニガン、この曲が初めての大ヒットです。
5位はNeil Diamondの"Heart Light"。数々の大ヒットを持っていますが、1981年に2位を記録した"Love On The Rocks"以来のTop5ヒットです。

8位からダウンしての23位はAmericaの"You Can Do Magic"。邦題は「風のマジック」。
最高位は10月16日から5週間も続けた8位。年間チャートは65位の彼ら久し振りの大ヒットとなりました。

America、久し振りのヒットと書きましたが、皆さんご存知ですよね、"A Horse with No Name"(名前のない馬)と "Sister Golden Hair"(金色の髪の少女)の2曲の全米No.1ヒットで有名です。この2曲は日本でも大ヒットしました。その他にもTop10ヒットを持っており、この曲"You Can Do Magic"でNo.1ヒット2曲を含め7曲目のTop10ヒットとなりました。

Americaですが、1971年にイギリスで結成された3人組。イギリスですがバンド名は「アメリカ」です。3人ともアメリカ軍関係者ということで、サウンドもまさしくアメリカンフォークロックです。
特に1975年のNo.1ヒット曲「金色の髪の少女(Sister Golden Hair)」、私が洋楽を聞き始めたころの大ヒット曲で大好きな曲でした。70年代を代表する名曲と言っても良いでしょう。真剣に洋楽を聴くようになったきっかけとなった曲の1曲でもあります。

Dewey Bunnell, Dan Peek, Gerry Beckleyの3人組でデビューしましたが、1977年にDan Peekが脱退、この曲がヒットした1982年は2人組でした。
2人組になってからしばらくヒットに恵まれませんでしたがアルバム「View from the Ground」が久し振りにヒット、アルバム収録曲のこの曲もシングルで久しぶりのTop40ヒットになりました。
このアルバムにはSteve LukatherやJeff Porcaro、Mike PorcaroのTOTOメンバーも参加しています。バックボーカルにはChristopher CrossやTimothy B. Schmitの名前も見えます。

"You Can Do Magic"ですが、ソングライターRuss Ballardの作によるもの。澄んだギターの音色が最高ですね。



今週 先週 song / artist
1 1 UP WHERE WE BELONG / JOE COCKER & JENNIFER WARNES
2 2 TRULY / LIONEL RICHIE
3 3 HEART ATTACK / OLIVIA NEWTON-JOHN
4 4 GLORIA / LAURA BRANIGAN
5 5 HEARTLIGHT / NEIL DIAMOND
6 6 WHO CAN IT BE NOW? / MEN AT WORK
7 13 MICKEY / TONI BASIL
8 12 MANEATER / DARYL HALL & JOHN OATES
9 14 STEPPIN' OUT / JOE JACKSON
10 10 MUSCLES / DIANA ROSS
11 7 JACK & DIANE / JOHN COUGAR
12 30 ROCK THIS TOWN / STRAY CATS
13 32 DIRTY LAUNDRY / DON HENLEY
14 36 THE GIRL IS MINE / PAUL MCCARTNEY & MICHAEL JACKSON
15 19 NOBODY / SYLVIA
16 16 YOU DON'T WANT ME ANYMORE / STEEL BREEZE
17 18 AMERICAN HEARTBEAT / SURVIVOR
18 20 SOUTHERN CROSS / CROSBY STILLS & NASH
19 52 SEXUAL HEALING / MARVIN GAYE
20 22 PRESSURE / BILLY JOEL
21 23 SHADOWS OF THE NIGHT / PAT BENATAR
22 25 IT'S RAINING AGAIN / SUPERTRAMP
23 8 YOU CAN DO MAGIC / AMERICA
24 26 LOVE ME TOMORROW / CHICAGO
25 9 I KEEP FORGETTIN' / MICHAEL MCDONALD
26 11 EYE IN THE SKY / ALAN PARSONS PROJECT
27 31 THE LOOK OF LOVE / ABC
28 34 HEARTBREAKER / DIONNE WARWICK
29 29 GET CLOSER / LINDA RONSTADT
30 33 I.G.Y. / DONALD FAGEN
31 35 MISSING YOU / DAN FOGELBERG
32 40 YOU AND I / EDDIE RABBITT
33 37 I'M SO EXCITED / POINTER SISTERS
34 15 THE ONE YOU LOVE / GLENN FREY
35 38 ROCK THE CASBAH / CLASH
36 39 BE MY LADY / JEFFERSON STARSHIP
37 50 AFRICA / TOTO
38 17 LOVE COME DOWN / EVELYN "CHAMPAGNE" KING
39 42 A PENNY FOR YOUR THOUGHTS / TAVARES
40 43 ON THE WINGS OF LOVE / JEFFREY OSBORNE
コメント (22)
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1982年11月13日付 ビルボード 全米 Top40 Fleetwood Mac - Gypsy

2018-11-17 23:10:59 | 1982年ビルボードTop40
1982年11月13日付ビルボード All American Top40、2週目の1位はJoe Cocker and Jennifer Warnesの"Up Where We Belong"。映画『愛と青春の旅だち』主題歌。60年代から活躍しているJoe Cockerですが、これまでの最高のヒットは1975年に5位を記録した"You Are So Beautiful"、この曲でもちろん初めてのNo.1です。Jennifer Warnesもこれまでの最高が6位を記録した"Right Time Of The Night"ですので彼女にとっても初めてのNo.1です。

2位は10位からジャンプアップ、Lionel Richieの"Truly"。Lionel Richieですが、The Commodoresでは数々の大ヒットを持っています。そしてDiana Rossとのデュエットソング"Endless Love"はご存知9週間の1位の特大のヒットでした。
3位は前週と変わらず、Olivia Newton-Johnの"Heart Attack"。"Physical"をはじめ数々の大ヒットを持っている彼女、5位を記録した"Make a move on me"に続くTop5ヒットになりました。
4位は9位からこちらもジャンプアップ、Laura Braniganの"Gloria"。ソウルの女王ローラ・ブラニガン、この曲が初めての大ヒットです。
5位は7位からアップ、Neil Diamondの"Heart Light"。数々の大ヒットを持っていますが、1981年に2位を記録した"Love On The Rocks"以来のTop5ヒットです。

この週12位からダウンして27位はFleetwood Macの"Gypsy"。
最高位は10月23日から3週間続けた12位。年間チャートは残念ながら100位以下でした。

Fleetwood Macはもう改めて説明する必要はありませんね。私のブログでも今回ですでに8回目の登場になります。
そして"Gypsy"ですが、そのFleetwood Macのアルバム「Mirage」から4位を記録した大ヒット"Hold Me"に続く2枚目のシングルです。
アルバム「Mirage」についてはこちらの記事をご覧ください。

ボーカルはスティービー・ニックス。スティービーがメインボーカルのシングルはアルバム「タスク」収録で7位まで上がった"Sara"以来になります。
スティービー・ニックス、「ロック界の妖精」、「小悪魔」とも呼ばれていますよね。しばらくソロで活躍していましたが、フリートウッド・マックでの彼女のボーカルはソロの時とはまた違った魅力を発揮しています。

曲の作者はもちろんStevie Nicks。ボーカルも魅力的ですが、良い曲作ります。素晴らしい才能の持ち主ですね。


今週 先週 song / artist
1 1 UP WHERE WE BELONG / JOE COCKER & JENNIFER WARNES
2 10 TRULY / LIONEL RICHIE
3 3 HEART ATTACK / OLIVIA NEWTON-JOHN
4 9 GLORIA / LAURA BRANIGAN
5 7 HEARTLIGHT / NEIL DIAMOND
6 2 WHO CAN IT BE NOW? / MEN AT WORK
7 5 JACK & DIANE / JOHN COUGAR
8 8 YOU CAN DO MAGIC / AMERICA
9 4 I KEEP FORGETTIN' / MICHAEL MCDONALD
10 14 MUSCLES / DIANA ROSS
11 6 EYE IN THE SKY / ALAN PARSONS PROJECT
12 36 MANEATER / DARYL HALL & JOHN OATES
13 27 MICKEY / TONI BASIL
14 24 STEPPIN' OUT / JOE JACKSON
15 15 THE ONE YOU LOVE / GLENN FREY
16 18 YOU DON'T WANT ME ANYMORE / STEEL BREEZE
17 17 LOVE COME DOWN / EVELYN "CHAMPAGNE" KING
18 20 AMERICAN HEARTBEAT / SURVIVOR
19 22 NOBODY / SYLVIA
20 23 SOUTHERN CROSS / CROSBY STILLS & NASH
21 21 NEW WORLD MAN / RUSH
22 25 PRESSURE / BILLY JOEL
23 40 SHADOWS OF THE NIGHT / PAT BENATAR
24 11 BREAK IT TO ME GENTLY / JUICE NEWTON
25 29 IT'S RAINING AGAIN / SUPERTRAMP
26 30 LOVE ME TOMORROW / CHICAGO
27 12 GYPSY / FLEETWOOD MAC
28 28 ATHENA / WHO
29 31 GET CLOSER / LINDA RONSTADT
30 33 ROCK THIS TOWN / STRAY CATS
31 35 THE LOOK OF LOVE / ABC
32 55 DIRTY LAUNDRY / DON HENLEY
33 34 I.G.Y. / DONALD FAGEN
34 38 HEARTBREAKER / DIONNE WARWICK
35 42 MISSING YOU / DAN FOGELBERG
36 45 THE GIRL IS MINE / PAUL MCCARTNEY & MICHAEL JACKSON
37 39 I'M SO EXCITED / POINTER SISTERS
38 49 ROCK THE CASBAH / CLASH
39 44 BE MY LADY / JEFFERSON STARSHIP
40 51 YOU AND I / EDDIE RABBITT
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1982年11月6日付 ビルボード 全米 Top40 A Flock of Seagulls "I Ran (So Far Away)"

2018-11-08 23:18:08 | 1982年ビルボードTop40
1982年11月6日付ビルボード All American Top40、5位から上がってのいきなりの1位はJoe Cocker and Jennifer Warnesの"Up Where We Belong"。映画『愛と青春の旅だち』主題歌。60年代から活躍しているJoe Cockerですが、これまでの最高のヒットは1975年に5位を記録した"You Are So Beautiful"、この曲でもちろん初めてのNo.1です。Jennifer Warnesもこれまでの最高が6位を記録した"Right Time Of The Night"ですので彼女にとっても初めてのNo.1です。

2位は1週のみの1位からダウン、Men at Workの"Who Can It Be Now?"。オーストラリア出身の彼ら、初めてのワールド発売アルバムからのファーストシングルでもちろん初めてのNo.1獲得です。
3位は6位からアップ、Olivia Newton-Johnの"Heart Attack"。"Physical"をはじめ数々の大ヒットを持っている彼女、5位を記録した"Make a move on me"に続くTop5ヒットになりました。
4位は前週と変わらず、これで3週目の4位、Michael McDonaldの"I Keep Forgettin' (Every Time You're Near)"。Michael McDonald、The Doobie Brothers活動停止中に出した初のソロアルバムからのシングルで、もちろんソロとしては初めてのTop5ヒットです。
5位は2位からダウン、4週間の1位を記録した大ヒット、John Cougarの"Jack & Diane"。最高位2位を記録した"Hurts So Good "に続く大ヒットで、もちろん初めてのNo.1ヒットです。

この週16位はA Flock of Seagullsの"I Ran (So Far Away)"。
最高位は10月23日と30日の9位。年間チャートは67位の彼ら初めての大ヒットです。

A Flock of Seagulls、イギリスリバプール出身のニュー・ウェイヴ、ニューロマンティック・バンド。
デビューアルバム「A Flock of Seagulls」からのシングル"I Ran (So Far Away)"がいきなりの大ヒットになりました。
この曲実はイギリスよりもアメリカで大ヒットになりました。アメリカでは9位まで上がりましたが、イギリスでは43位どまりだったのですね。普通、ブリティッシュニューウエイブバンドは本国イギリスで火が付きアメリカに移っていくのが普通ですが、なぜかこの曲、アメリカ人好みだったのです。

この曲、Mike Scoreほか基本メンバーの作によるものです。
なかなか面白いPVになっています。A Flock of Seagullsは「カモメの群れ」でしょうか。特徴あるヘアーは「かもめ」っぽいですが、それが名前の由来なんでしょうかね?


今週 先週 song / artist
1 5 UP WHERE WE BELONG / JOE COCKER & JENNIFER WARNES
2 1 WHO CAN IT BE NOW? / MEN AT WORK
3 6 HEART ATTACK / OLIVIA NEWTON-JOHN
4 4 I KEEP FORGETTIN' / MICHAEL MCDONALD
5 2 JACK & DIANE / JOHN COUGAR
6 3 EYE IN THE SKY / ALAN PARSONS PROJECT
7 10 HEARTLIGHT / NEIL DIAMOND
8 8 YOU CAN DO MAGIC / AMERICA
9 13 GLORIA / LAURA BRANIGAN
10 14 TRULY / LIONEL RICHIE
11 11 BREAK IT TO ME GENTLY / JUICE NEWTON
12 12 GYPSY / FLEETWOOD MAC
13 7 SOMEBODY'S BABY / JACKSON BROWNE
14 18 MUSCLES / DIANA ROSS
15 16 THE ONE YOU LOVE / GLENN FREY
16 9 I RAN (SO FAR AWAY) / FLOCK OF SEAGULLS
17 20 LOVE COME DOWN / EVELYN "CHAMPAGNE" KING
18 22 YOU DON'T WANT ME ANYMORE / STEEL BREEZE
19 19 WHAT'S FOREVER FOR / MICHAEL MARTIN MURPHEY
20 23 AMERICAN HEARTBEAT / SURVIVOR
21 21 NEW WORLD MAN / RUSH
22 24 NOBODY / SYLVIA
23 25 SOUTHERN CROSS / CROSBY STILLS & NASH
24 27 STEPPIN' OUT / JOE JACKSON
25 29 PRESSURE / BILLY JOEL
26 26 SWEET TIME / REO SPEEDWAGON
27 30 MICKEY / TONI BASIL
28 28 ATHENA / WHO
29 31 IT'S RAINING AGAIN / SUPERTRAMP
30 33 LOVE ME TOMORROW / CHICAGO
31 34 GET CLOSER / LINDA RONSTADT
32 32 I GET EXCITED / RICK SPRINGFIELD
33 35 ROCK THIS TOWN / STRAY CATS
34 36 I.G.Y. / DONALD FAGEN
35 39 THE LOOK OF LOVE / ABC
36 42 MANEATER / DARYL HALL & JOHN OATES
37 37 I NEED YOU / PAUL CARRACK
38 41 HEARTBREAKER / DIONNE WARWICK
39 40 I'M SO EXCITED / POINTER SISTERS
40 44 SHADOWS OF THE NIGHT / PAT BENATAR
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1982年10月30日付 ビルボード 全米 Top40 The Alan Parsons Project- Eye in the Sky

2018-10-31 22:19:21 | 1982年ビルボードTop40
1982年10月30日付ビルボード All American Top40、2位から上がって第1位はMen at Workの"Who Can It Be Now?"。
オーストラリア出身の彼ら、初めてのワールド発売アルバムからのファーストシングルでもちろん初めてのNo.1獲得です。

2位は4週間の1位からダウン、John Cougarの"Jack & Diane"。最高位2位を記録した"Hurts So Good "に続く大ヒットで、もちろん初めてのNo.1ヒットです。
3位は前週と変わらず、これで3週目の3位Alan Parsons Projectの"Eye in the Sky"。これまでの最大のヒットが1981年に15位を記録した"Time"ですので、初めてのTop3ヒット、初めての大ヒットになりました。
4位は前週と変わらず、Michael McDonaldの"I Keep Forgettin' (Every Time You're Near)"。Michael McDonald、The Doobie Brothers活動停止中に出した初のソロアルバムからのシングルで、もちろんソロとしては初めてのTop5ヒットです。
5位も前週と変わらず、Joe Cocker and Jennifer Warnesの"Up Where We Belong"。映画『愛と青春の旅だち』主題歌。60年代から活躍しているJoe Cockerですが、Top5ヒットは初めてです。Jennifer Warnesもこれまでの最高が6位を記録した"Right Time Of The Night"ですので彼女にとっても初めてのTop5ヒットです。

この週3位はAlan Parsons Projectの"Eye in the Sky"。
最高位は10月16日から3週間続けた3位。年間チャートは32位。彼ら最大のヒットとなりました。

Alan Parsons Project、イギリス出身のロック・バンド。
アラン・パーソンズといえば、ミュージシャンというよりも音楽クリエイターであり、プロデューサー。ビートルズやピンク・フロイドなどの作品も手掛けた偉大な音楽家です。
彼とエリック・ウールフソンの2人がスタジオアルバムを作るときに、スポット的にプロジェクトメンバーとしてセッションミュージシャンなどを集めて作ったバンドです。なので、固定メンバーとしては、アランとエリックの二人だけ。
ただ、"Magic"の大ヒットで有名なロックバンドPilotの元メンバーのデヴィッド・ペイトンとイアン・ベアンソンの二人はほとんどのアルバムに参加し、メンバーのようなものだったということです。
アラン・パーソンズはPilotのプロデューサも手掛けていて、もちろん"Magic"や、日本で大ヒットした"January"も彼のプロデュースによるものです。

"Eye in the Sky"ですが、ボーカルはもちろんエリック・ウールフソン。彼の声は穏やかな声というのでしょうか、独特な声をしています。この曲のようなゆったりとした曲にはぴったりです。というか、彼の曲に合わせてこのような曲になっているのでしょう。地味な曲だと思いますが思いのほかの大ヒットになりました。


今週 先週 song / artist
1 2 WHO CAN IT BE NOW? / MEN AT WORK
2 1 JACK & DIANE / JOHN COUGAR
3 3 EYE IN THE SKY / ALAN PARSONS PROJECT
4 4 I KEEP FORGETTIN' / MICHAEL MCDONALD
5 5 UP WHERE WE BELONG / JOE COCKER & JENNIFER WARNES
6 6 HEART ATTACK / OLIVIA NEWTON-JOHN
7 7 SOMEBODY'S BABY / JACKSON BROWNE
8 8 YOU CAN DO MAGIC / AMERICA
9 9 I RAN (SO FAR AWAY) / FLOCK OF SEAGULLS
10 13 HEARTLIGHT / NEIL DIAMOND
11 11 BREAK IT TO ME GENTLY / JUICE NEWTON
12 12 GYPSY / FLEETWOOD MAC
13 14 GLORIA / LAURA BRANIGAN
14 36 TRULY / LIONEL RICHIE
15 15 HOLD ON / SANTANA
16 20 THE ONE YOU LOVE / GLENN FREY
17 17 DON'T FIGHT IT / KENNY LOGGINS WITH STEVE PERRY
18 29 MUSCLES / DIANA ROSS
19 19 WHAT'S FOREVER FOR / MICHAEL MARTIN MURPHEY
20 22 LOVE COME DOWN / EVELYN "CHAMPAGNE" KING
21 23 NEW WORLD MAN / RUSH
22 24 YOU DON'T WANT ME ANYMORE / STEEL BREEZE
23 27 AMERICAN HEARTBEAT / SURVIVOR
24 25 NOBODY / SYLVIA
25 28 SOUTHERN CROSS / CROSBY STILLS & NASH
26 26 SWEET TIME / REO SPEEDWAGON
27 32 STEPPIN' OUT / JOE JACKSON
28 30 ATHENA / WHO
29 33 PRESSURE / BILLY JOEL
30 34 MICKEY / TONI BASIL
31 - IT'S RAINING AGAIN / SUPERTRAMP
32 35 I GET EXCITED / RICK SPRINGFIELD
33 37 LOVE ME TOMORROW / CHICAGO
34 40 GET CLOSER / LINDA RONSTADT
35 39 ROCK THIS TOWN / STRAY CATS
36 46 I.G.Y. / DONALD FAGEN
37 41 I NEED YOU / PAUL CARRACK
38 38 YOUNG LOVE / AIR SUPPLY
39 42 THE LOOK OF LOVE / ABC
40 44 I'M SO EXCITED / POINTER SISTERS
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1982年10月23日付 ビルボード 全米 Top40 Jackson Browne - Somebody's Baby

2018-10-24 19:57:36 | 1982年ビルボードTop40
1982年10月23日付ビルボード All American Top40、4週目の1位の大ヒットはJohn Cougarの"Jack & Diane"。最高位2位を記録した"Hurts So Good "に続く大ヒットで、もちろん初めてのNo.1ヒットです。

前週の2位と変わらずはMen at Workの"Who Can It Be Now?"。オーストラリア出身の彼ら、初めてのワールド発売アルバムからのファーストシングルで大ヒットとなりました。
3位も前週と変わらずAlan Parsons Projectの"Eye in the Sky"。これまでの最大のヒットが1981年に15位を記録した"Time"ですので、初めてのTop3ヒット、初めての大ヒットになりました。
4位は6位からアップ、Michael McDonaldの"I Keep Forgettin' (Every Time You're Near)"。Michael McDonald、The Doobie Brothers活動停止中に出した初のソロアルバムからのシングルで、もちろんソロとしては初めてのTop5ヒットです。
5位は11位からジャンプアップ、Joe Cocker and Jennifer Warnesの"Up Where We Belong"。映画『愛と青春の旅だち』主題歌。60年代から活躍しているJoe Cockerですが、Top5ヒットは初めてです。Jennifer Warnesもこれまでの最高が6位を記録した"Right Time Of The Night"ですので彼女にとっても初めてのTop5ヒットです。

この週7位がJackson Browneの"Somebody's Baby (Fast Times At Ridgemont High)"。最高位は10月16日から4週続けた7位。年間チャートは68位の大ヒットでした。
この曲、曲名にもありますが、映画『初体験/リッジモント・ハイ(Fast Times At Ridgemont High)』主題歌。邦題は「誰かが彼女を見つめてる」。

ジャクソン・ブラウン、ご存知ウエストコーストを代表するシンガーソングライターです。
デビューは1972年で、デビューアルバムからシングルカットされた"Doctor My Eyes"がいきなり8位を記録する大ヒット。
アルバムでは1976年の4枚目のアルバム「The Pretender」が5位、「Running On Empty」が3位、そして1980年に発表した「Hold Out」がついにNo.1を記録します。
「Running On Empty孤独のランナー」は名盤中の名盤でした。

映画『初体験/リッジモント・ハイ(Fast Times At Ridgemont High)』ですが、アメリカの高校生が主役の青春映画。全米で大ヒットしました。
そのサントラ盤はJoe WalshやDon Henley、 Timothy B. SchmitのイーグルスメンバーをはじめSammy HagarやThe Go-Go's、Stevie Nicksも参加している超豪華版でした。

"Somebody's Baby"ですが、作者はJackson BrowneとDanny Kortchmar。Danny Kortchmarといえば、こちらもウエストコーストを代表するセッションギタリスト兼ソングライターです。Don Henleyとも一緒に曲作りを行っていますね。名曲"Running on Empty"でのギターは素晴らしかったです。
この曲でも朴訥としたジャクソン・ブラウンのボーカルとともにダニー・コーチマのギターもいい味出してます。


今週 先週 song / artist
1 1 JACK & DIANE / JOHN COUGAR
2 2 WHO CAN IT BE NOW? / MEN AT WORK
3 3 EYE IN THE SKY / ALAN PARSONS PROJECT
4 6 I KEEP FORGETTIN' / MICHAEL MCDONALD
5 11 UP WHERE WE BELONG / JOE COCKER & JENNIFER WARNES
6 9 HEART ATTACK / OLIVIA NEWTON-JOHN
7 7 SOMEBODY'S BABY / JACKSON BROWNE
8 8 YOU CAN DO MAGIC / AMERICA
9 10 I RAN (SO FAR AWAY) / FLOCK OF SEAGULLS
10 5 ABRACADABRA / STEVE MILLER BAND
11 13 BREAK IT TO ME GENTLY / JUICE NEWTON
12 15 GYPSY / FLEETWOOD MAC
13 18 HEARTLIGHT / NEIL DIAMOND
14 17 GLORIA / LAURA BRANIGAN
15 16 HOLD ON / SANTANA
16 4 HARD TO SAY I'M SORRY / CHICAGO
17 20 DON'T FIGHT IT / KENNY LOGGINS WITH STEVE PERRY
18 14 EYE OF THE TIGER / SURVIVOR
19 19 WHAT'S FOREVER FOR / MICHAEL MARTIN MURPHEY
20 22 THE ONE YOU LOVE / GLENN FREY
21 21 BIG FUN / KOOL & THE GANG
22 30 LOVE COME DOWN / EVELYN "CHAMPAGNE" KING
23 27 NEW WORLD MAN / RUSH
24 26 YOU DON'T WANT ME ANYMORE / STEEL BREEZE
25 25 NOBODY / SYLVIA
26 28 SWEET TIME / REO SPEEDWAGON
27 34 AMERICAN HEARTBEAT / SURVIVOR
28 32 SOUTHERN CROSS / CROSBY STILLS & NASH
29 40 MUSCLES / DIANA ROSS
30 33 ATHENA / WHO
31 31 YOU DROPPED A BOMB ON ME / GAP BAND
32 35 STEPPIN' OUT / JOE JACKSON
33 37 PRESSURE / BILLY JOEL
34 38 MICKEY / TONI BASIL
35 36 I GET EXCITED / RICK SPRINGFIELD
36 50 TRULY / LIONEL RICHIE
37 42 LOVE ME TOMORROW / CHICAGO
38 41 YOUNG LOVE / AIR SUPPLY
39 43 ROCK THIS TOWN / STRAY CATS
40 47 GET CLOSER / LINDA RONSTADT
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