ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

トニー・カレイ Tony Carey - A Fine Fine Day(1984年の洋楽 Part18)

2020-05-07 21:00:14 | '84年洋楽
1984年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart18はTony Careyの"A Fine Fine Day"。
最高位は5月5日付の1週のみの22位。年間チャートは残念ながら圏外でした。

Tony Carey ですが、ご存知の方は少ないかもしれません。Top40ヒットはこの曲と、この曲の次にシングルカットされ最高位33位を記録した"The First Day Of Summer"の2曲のみ。日本でもあんまり話題にはならなかったと思います。

でもTony Carey、私にとっては応援していたアーチストであり、70年代のハードロックファンの中には「ああ、あの人か!」と知っている人がいるでしょう。
アメリカ出身ですが、ヨーロッパで活躍していたロックミュージシャン、彼は、元々はあのDeep PurpleのギタリストRitchie Blackmoreが結成したハードロックバンドRainbowのキーボードで音楽活動を始めた人なのです。
Rainbowに所属していたのは1976年から1977年にかけて、2枚目のスタジオアルバム『Rising(虹を翔る覇者)』に参加していました。『Rising』というアルバム、日本でもヒットしましたよね。私もよく聴きました。"Stargazer"などは大好きでした。

そのRainbowには1枚のアルバムに参加したのみ(リッチーに嫌われ首になったようです)、バンドを離れソロ活動を開始、彼のソロ3枚目のアルバム『Some Tough City』が初めてヒットし、そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"A Fine Fine Day"。
曲の作者は彼自身で、適度にポップなロック、ハスキーな声が良いですね。


Rainbowの『Rising(虹を翔る覇者)』、ギターはもちろんリッチー・ブラックモア、ボーカルはロニー・ジェイムス・ディオ、 ドラムスはコージー・パウエル、ベースはジミー・ベインと、70年代ロックファンにとってはワクワクするメンバーです。
そのアルバムから"Light in the Black"。キーボードソロはもちろんTony Careyです。
コメント (24)
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