1988年ビルボード Billboard All American Top40、1988年9月17日付、2週目の1位はGuns N' Rosesの"Sweet Child O' Mine"。アメリカのハードロック、ヘビーメタルバンドGuns N' Roses、デビューアルバム『Appetite for Destruction』から、初のTop40ヒットがついにNo.1、これだけヘヴィなロックバンドとしては初といっていいNo.1ヒットとなりました。
2位は前週と変わらず2週目の2位、Robert Palmerの"Simply Irresistible"。Robert Palmerですが、初のTop40ヒットが1978年の"Every Kinda People"。以来、ソロではこの曲で6曲目のTop40ヒット、The Power Stationの3曲を含めると、この曲で9曲目のTop40ヒット、No.1の"Addicted to Love"など、3曲目のTop3ヒットとなりました。
3位も前週と変わらず2週目の3位、Huey Lewis & The Newsの"Perfect World"。Huey Lewis & The Newsですが、これぞアメリカンロックを代表するグループ、最高位7位の初のTop40ヒット"Do You Believe in Love"以来、この曲で通算14曲目のTop40ヒット、そのうち12曲がTop10入り、"The Power of Love"、"Stuck with You"、"Jacob's Ladder" の3曲のNo.1ヒットを含め、この曲で5曲目のTop3ヒットになりました。
2位は前週と変わらず2週目の2位、Robert Palmerの"Simply Irresistible"。Robert Palmerですが、初のTop40ヒットが1978年の"Every Kinda People"。以来、ソロではこの曲で6曲目のTop40ヒット、The Power Stationの3曲を含めると、この曲で9曲目のTop40ヒット、No.1の"Addicted to Love"など、3曲目のTop3ヒットとなりました。
3位も前週と変わらず2週目の3位、Huey Lewis & The Newsの"Perfect World"。Huey Lewis & The Newsですが、これぞアメリカンロックを代表するグループ、最高位7位の初のTop40ヒット"Do You Believe in Love"以来、この曲で通算14曲目のTop40ヒット、そのうち12曲がTop10入り、"The Power of Love"、"Stuck with You"、"Jacob's Ladder" の3曲のNo.1ヒットを含め、この曲で5曲目のTop3ヒットになりました。
4位は9位からジャンプアップ、Bobby McFerrinの"Don't Worry Be Happy"。
Bobby McFerrinですが、アメリカ・ニューヨーク出身のジャズミュージシャン。久しぶりにジャズ系のミュージシャンがTop5に入ってきました。レギュラーチャートでは初のヒット曲が4位まで上がってきました。
5位は7位からアップ、Taylor Dayneの"I'll Always Love You"。Taylor Dayneですが、アメリカ・ニューヨーク出身のシンガー・ソングライター。デビュー曲"Tell It to My Heart"が最高位7位を記録、この曲でデビューから3曲連続でTop10入り、初のTop5ヒットとなりました。
この週2週目の1位はGuns N' Rosesの"Sweet Child O' Mine"。1位はこの2週間、年間チャートは第5位。ハードロック、ヘヴィメタルバンドとしては、驚きの特大のシングルヒットとなりました。
Guns N' Rosesですが、1980年代中頃、アメリカロサンジェルスで結成されたヘヴィメタルバンド。ボーカルのアクセル・ローズ、ギターのスラッシュ、イジー・ストラドリンが中心となって活動を開始。バンド結成で中心となり、バンド名にもなっているトレイシー・ガンズは、すぐにバンドを脱退、ファーストアルバムには参加していません。
1987年、ファーストアルバム『Appetite for Destruction』をリリース、シングル"Welcome to the Jungle"をイギリスでリリースしますが、アメリカでは話題にならず、なかなか浮上できませんでした。ちょうどその頃、ヘビメタバンドとしては、Def Leppardもニューアルバムを発表、『Hysteria』が先行してアルバムチャートを上がってきているところでした。
Def Leppardの陰に隠れていたGuns N' Rosesですが、徐々にアルバムも評判になり、この曲"Sweet Child O' Mine"の発売とともに、アメリカでの人気が爆発します。
"Sweet Child O' Mine"の曲の作者はGuns N' Rosesのメンバー全員。この曲がチャートを上がってきたときには驚きました。アクセル・ローズの高音のボーカルに、スラッシュの攻撃的なギターは、これぞヘヴィメタルの曲でしたが、曲は意外にメロディアス。そこがこの曲がシングルでも大ヒットしたところでしょう。
80年代、ハードロック・ヘヴィメタルバンドとしては、Van HalenとBon Joviの2大バンドが、アルバムだけでなく、シングルも大ヒットしていましたが、ハードな中にもポップなところもあるVan HalenとBon Joviに比べ、Guns N' RosesとDef Leppardは、よりヘヴィなロック、本格的なヘヴィメタルバンドでした。この当時、ついにロックがヘヴィメタルの時代に入ったなぁ、と感じたものでした。
先行してアルバム・シングルとも大ヒットし、アルバムチャートでもNo.1となったDef Leppardの『Hysteria』と競うように、デビューアルバム『Appetite for Destruction』もアルバムチャートNo.1となり、年間チャートでも、1988年のアルバム年間6位、89年では年間5位の、2年間ヒットし続けた記録的な大ヒットアルバムとなりました。
今週 先週 song / artist
1 1 SWEET CHILD O' MINE / GUNS N' ROSES
2 2 SIMPLY IRRESISTIBLE / ROBERT PALMER
3 3 PERFECT WORLD / HUEY LEWIS & THE NEWS
4 9 DON'T WORRY BE HAPPY / BOBBY MCFERRIN
5 7 I'LL ALWAYS LOVE YOU / TAYLOR DAYNE
6 5 WHEN IT'S LOVE / VAN HALEN
7 8 IF IT ISN'T LOVE / NEW EDITION
8 10 NOBODY'S FOOL(THEME FROM "CADDYSHACKⅡ) / KENNY LOGGINS
9 16 LOVE BITES / DEF LEPPARD
10 13 IT WOULD TAKE A STRONG STRONG MAN / RICK ASTLEY
11 14 ONE GOOD WOMAN / PETER CETERA
12 11 ANOTHER PART OF ME / MICHAEL JACKSON
13 4 MONKEY / GEORGE MICHAEL
14 17 I HATE MYSELF FOR LOVING YOU / JOAN JETT & THE BLACKHEARTS
15 18 DON'T BE CRUEL / CHEAP TRICK
16 6 FAST CAR / TRACY CHAPMAN
17 19 A NIGHTMARE ON MY STREET / D.J. JAZZY JEFF & THE FRESH PRINCE
18 21 PLEASE DON'T GO GIRL / NEW KIDS ON THE BLOCK
19 28 RED RED WINE / UB40
20 23 DON'T BE CRUEL / BOBBY BROWN
21 25 FALLEN ANGEL / POISON
22 26 WHAT'S ON YOUR MIND / INFORMATION SOCIETY
23 15 I DON'T WANNA LIVE WITHOUT YOUR LOVE / CHICAGO
24 12 I DON'T WANNA GO ON WITH YOU LIKE THAT / ELTON JOHN
25 20 HERE WITH ME / REO SPEEDWAGON
26 30 STAYING TOGETHER / DEBBIE GIBSON
27 36 DON'T YOU KNOW WHAT THE NIGHT CAN DO? / STEVE WINWOOD
28 37 TRUE LOVE / GLENN FREY
29 34 WHAT YOU SEE IS WHAT YOU GET / BRENDA K. STARR
30 35 FOREVER YOUNG / ROD STEWART
31 42 GROOVY KIND OF LOVE / PHIL COLLINS
32 38 CHAINS OF LOVE / ERASURE
33 43 NEVER TEAR US APART / INXS
34 22 ALL FIRED UP / PAT BENATAR
35 27 HANDS TO HEAVEN / BREATHE
36 45 WILD, WILD WEST / THE ESCAPE CLUB
37 31 1-2-3 / GLORIA ESTEFAN & MIAMI SOUND MACHINE
38 24 LOVE WILL SAVE THE DAY / WHITNEY HOUSTON
39 29 ROLL WITH IT / STEVE WINWOOD
40 50 THE LOCO-MOTION / KYLIE MINOGUE
1 1 SWEET CHILD O' MINE / GUNS N' ROSES
2 2 SIMPLY IRRESISTIBLE / ROBERT PALMER
3 3 PERFECT WORLD / HUEY LEWIS & THE NEWS
4 9 DON'T WORRY BE HAPPY / BOBBY MCFERRIN
5 7 I'LL ALWAYS LOVE YOU / TAYLOR DAYNE
6 5 WHEN IT'S LOVE / VAN HALEN
7 8 IF IT ISN'T LOVE / NEW EDITION
8 10 NOBODY'S FOOL(THEME FROM "CADDYSHACKⅡ) / KENNY LOGGINS
9 16 LOVE BITES / DEF LEPPARD
10 13 IT WOULD TAKE A STRONG STRONG MAN / RICK ASTLEY
11 14 ONE GOOD WOMAN / PETER CETERA
12 11 ANOTHER PART OF ME / MICHAEL JACKSON
13 4 MONKEY / GEORGE MICHAEL
14 17 I HATE MYSELF FOR LOVING YOU / JOAN JETT & THE BLACKHEARTS
15 18 DON'T BE CRUEL / CHEAP TRICK
16 6 FAST CAR / TRACY CHAPMAN
17 19 A NIGHTMARE ON MY STREET / D.J. JAZZY JEFF & THE FRESH PRINCE
18 21 PLEASE DON'T GO GIRL / NEW KIDS ON THE BLOCK
19 28 RED RED WINE / UB40
20 23 DON'T BE CRUEL / BOBBY BROWN
21 25 FALLEN ANGEL / POISON
22 26 WHAT'S ON YOUR MIND / INFORMATION SOCIETY
23 15 I DON'T WANNA LIVE WITHOUT YOUR LOVE / CHICAGO
24 12 I DON'T WANNA GO ON WITH YOU LIKE THAT / ELTON JOHN
25 20 HERE WITH ME / REO SPEEDWAGON
26 30 STAYING TOGETHER / DEBBIE GIBSON
27 36 DON'T YOU KNOW WHAT THE NIGHT CAN DO? / STEVE WINWOOD
28 37 TRUE LOVE / GLENN FREY
29 34 WHAT YOU SEE IS WHAT YOU GET / BRENDA K. STARR
30 35 FOREVER YOUNG / ROD STEWART
31 42 GROOVY KIND OF LOVE / PHIL COLLINS
32 38 CHAINS OF LOVE / ERASURE
33 43 NEVER TEAR US APART / INXS
34 22 ALL FIRED UP / PAT BENATAR
35 27 HANDS TO HEAVEN / BREATHE
36 45 WILD, WILD WEST / THE ESCAPE CLUB
37 31 1-2-3 / GLORIA ESTEFAN & MIAMI SOUND MACHINE
38 24 LOVE WILL SAVE THE DAY / WHITNEY HOUSTON
39 29 ROLL WITH IT / STEVE WINWOOD
40 50 THE LOCO-MOTION / KYLIE MINOGUE
あれ?⭐⛴️さん、まさかのシングルバージョンとはこれいかに???
でもホントにNo.1になるとは思わなかったので、シングルでなくフルCDを買ってしまいました。イッツソーイージー、マイミシェル、ナイトレインとかハードな曲が良かったです。
この曲の歌詞はボーカルのアクセル・ローズの当時のガール・フレンドだったアーリン(エヴァリー・ブラザースのドン・エヴァリーの娘)に捧げられたものというのは有名です。
アーリンの笑顔を見てアーリンと一緒にいると、アクセルは自分の幼かった頃を想い出すことができる貴重な存在だったんですね。そんなかんやで二人は1990年に結婚しますが、すぐに離婚してしまったようです...。わからないものです。(-_-;)
おお!この曲が88年のNo.1ソングでしたか。私も、No.1まではいかないですが、Top10には入っていますよ。
『Appetite for Destruction』、ハードで激しい曲も多かったですが、名作でしたね。
なかなか強烈なラブソングでしたが、そうですか、アクセル・ローズの当時の恋人に捧げる歌ですか。
この曲は、やっぱりこの年、88年の最も衝撃的な曲でした。こういうヘヴィな曲がNo.1ですから、ワクワクしましたよ。
まあ、いかにもアクセルらしいっちゃアクセルらしいのですが…。
ところでこの曲、聞いたところによると、意外にもテキトーに作ったらしいです。
オープニングのギターのフレーズなんてほとんど悪ふざけで弾いたみたいで、それを聞かせると、みんなゲラゲラ笑ってたらしいです。
そんな曲が彼らの代表曲になるわけですから、世の中、どうなるかわかりませんね。
そうですか、アクセル・ローゼズは、もしかすると「ボン・ジョヴィ」の大ヒットを意識していたのかもしれませんね。
"Sweet Child O' Mine"ですが、出だしのギターはカッコよかった、こちらも力が抜けたところが良かったのかもしれません。
旅行に行ってたので久しぶりのコメントです。
VHの紹介が終わっていました。
そしてGunsが№1ですか。
VHは早くも5位からダウンしたので、新旧交代でしょうか。
ところで、宿泊したホテルである女性ヴォーカルのミニライヴがありました。
曲の紹介で「73年に早世したJ.Joplinの生涯を描いた映画の主題歌です。アメリカでもヒットしました。」と紹介されたので、思わずB.Midlerの♪The Rose♪と言ってしまいました。
そーですか、バナ夫さんはシルバーウィークで旅行✈️とはうらやましい。お見事であります。
こちらは土日の草刈りでヒーヒーでありますが、今刈っておかないとまた猪🐗の隠れ家になりますのでヤらねばならぬのでありました😵
さてケーシーさんのこの曲の紹介のとき、LAガンズ、ハリウッドローズ、という言葉が聴こえました。これが彼らの前身なんでしょか?トレイシーガンズという名前も聞いたことがありますが果たして…。
間違えました、その紹介はパラダイスシチーの時でした。穏やかなギターイントロでしたのでね。
おお、旅行ですか。イイですねー。
ヴァン・ヘイレン、ボン・ジョヴィから、デフ・レパード、ガンズ、に人気が写ってきましたが、でも、ヴァン・ヘイレンもボン・ジョヴィも、まだまだ90年代にかけて頑張っていましたね。
ジャニス・ジョプリンの映画といえば『ローズ』、ベット・ミドラーが歌った主題歌、名曲でしたね。
オーッと、気が合いますね。私も蚊に刺されながらの草取りでした。9月になっても草が伸びること。キリがありませんな。
ガンズ・アンド・ローゼズですが、本文にもチョコっと書きましたが、L.A.ガンズのトレイシー・ガンズが作ったバンドで、作った本人は、アルバムを出す前に脱退したそうですよ。