浅葉なつの『どうかこの声が、あなたに届きますように』を読んだ。
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地下アイドルだった小松奈々子は、ある事件をきっかけに引きこもりに。なんとか社会復帰するまで回復したところでスカウトされてラジオ番組のアシスタントになり、パーソナリティになっていく過程での彼女の成長を描いていく。同時に彼女の番組を聴くリスナーの人生も描いていく。で、そのリスナーたちと奈々子の人生がリンクしていって・・・。
若いときラジオを聴いていたころを思い出したよ。楽しく読める作品で、感動できるし、いい感じで泣ける。読んでおいて損はないよ。