年末、塩漬けになってるDMG森精機(6141)の一部を損切り。昨年に続いて源泉徴収された税金の還付対策で、昨年に続いて同社株の売却になった。還付は20万円弱とけっこうあった。
綾辻行人の『Another』を読んだ。上下巻あわあせて750頁超の長編作品、ホラー・サスペンス・ミステリー。
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主人公は転校してきた中学三年生男子。前半はクラスでいないものとして扱われている見崎鳴をめぐる謎に迫る。後半は、呪いのあるクラスにまざっている死者と呪いを解く方法に迫る。オカルトチックな設定のうえで謎を解いていくミステリー、ホラー要素が強いのでやや暗めなお話だが、しっかり伏線が張ってあって面白く読むことができる。
以下ネタバレなので未読の方は読まないでください。
かなり無茶苦茶なお話で、3年3組の呪いで犠牲者(死者)が多数出るという、しかもクラスに本来死んでいるはずの者が混ざっていて、クラスのみんなの記憶が改ざんされるという設定。三神先生が主人公の叔母の怜子であるという重要な事実がラスト近くまで語られず、けっこう驚きだが、ちと騙された感も・・・。鳴の義眼が死者の色が見えるっていうのもなんだかなぁ。
12月23日(水)
この日のランチは酒のTASHINAMIでいただいた。
ジェイアール京都伊勢丹の地下1階にあるお酒を提供するお店で、二週一で料理を提供するお店が変わる。
この日は三重おわせ久㐂の牡蠣料理2,090円。
お酒は 大雪 雪しぼり220円でスタート。お酒が安くて嬉しい。ちと甘めの味。
香の物と出し巻き、牡蠣の山椒煮。牡蠣の山椒煮がおいしくてお酒がすすむ。
お酒は眞澄 あらばしり275円にチェンジ。こちらもやや甘めの味。
カキフライは大きめのが3個。食べ応えあり。
ご飯の前にうなぎ蒲焼き990円を追加。ひさびさに食べたうなぎ、三切れだがしっかり美味しい。
お酒は徳次郎220円にチェンジ、やや辛口。
〆は牡蠣めしとあおさの吸い物。この牡蠣めしもおいしくて、大満足でお腹いっぱい。いやー、おいしかったなぁ。
値段は全て税込で、〆て4,000円弱。お酒も含めておいしくて、またいただきたいと思う料理だった。
12月22日(火)
この日は会社の同僚と二人で忘年会、上京区の寿海 千丸店で。店名通り千本丸太町を東へ、丸太町通り沿いの北側にある大衆酒場。
前回は3週間ほど前で、ファサードは前々回に撮ったもの。
今回は寿海セットのAセット1,000円をいただいた。瓶ビールと天ぷら盛合せ、おでん2個のセット。おでんは玉子とこんにゃくをチョイス。同僚はオリンピックセット1,000円をチョイス。
速攻で燗酒の寿海340円にチェンジ。アテは酢ガキ450円。これがけっこういける味でお酒がすすむ。
きずし400円もおいしくて、ますますお酒がすすむ。
なす田楽290円で〆。
要請通り時短営業されていて21時で終了、結局お酒を4~5合ほど呑んで4千円弱の支払い(だったはず)。やっぱり安くてまた行くだろうな。
池井戸潤の『アキラとあきら』を読んだ。700頁超の長編小説。
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零細工場の息子で金融機関の融資が受けれずに工場をつぶした父の苦労を見てきた山崎瑛(あきら)と、開運会社の御曹司階堂彬(あきら)の物語。二人のあきらは産業中央銀行に同期入社で・・・。
後半は彬のお話が中心で瑛の出番が少ないのがちと残念だが、いかにも池井戸潤的な作品で楽しく読める。この作者は外れがないなぁ。この作者は予定調和的な作品が多く、ある程度結末はわかっているのだが、それでも楽しく読ませるのは作者の力量なんだろうな。
12月19日(土)
この日の夜は中京区の後院上ルで一杯いただいた。
店名通り壬生川通後院上るにある豚肉料理のお店。前回の訪問は4か月近く前。
メニュは多くはないが、どれもおいしそうで悩むところ。
とりあえずサッポロラガー600円でスタート。
ゆで豚×パクチー650円。パクチーは少なめだが、ちと酸味のきいたタイ風のソースが悪くない。もちろんゆで豚が美味しい。
豚耳のステーキ600~700円。結局いくらなのかよくわからないのだが、これがこの日一番。ゼラチンたっぷりのトロトロの肉に軟骨の触感がわたし好み。タレもいい感じ。
このあたりでお酒(熱燗)500円にチェンジ。
しゅうまい500円も肉感しっかりでイケる。
もう一本サッポロラガーをいただきつつ、ハラミ×サガリの炙り焼650円。タレ焼きでしっかりと食べ応えあり、お腹いっぱい。
〆て4,150円位だったかなぁ・・・。まずまずおいしくて、まだまだ食べてみたいメニュも多くて、また行かないといけないなぁ。
矢樹純の『夫の骨』を読んだ。
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表題作を含めて9篇の作品が収められた短編集。どのお話も、ラストにそれまで語られなかった意外な事実が語られて驚く展開。ミスリードを誘うというよりは、大事なことを隠していたって感じ。それなりに楽しめるが、どのお話もインパクトには欠けるかなぁ。
12月16日(水)
湯田中をあとにして、長野電鉄で長野へ。
夕食をいただいたのは、長野駅前のおそばやさんそば亭 油や。
メニュ豊富で悩むなぁ・・・。
お酒は御園竹大徳利820円でスタート。突出しは蕗としいたけとお揚げさんと炊き合わせ。これだけで呑める。
板そばの網焼き260円は味噌をつけていただく。これもいいアテでお酒がすすむ。
信州の味三点盛り210円は蕗味噌・きゃら蕗・野沢菜の油炒め。どれもお酒のアテにぴったり。
馬のもつ煮込み580円も美味しくてお酒をおかわり、御園竹小徳利370円。
ぼちぼちお腹もいい感じなのだが、もう一品川エビの唐揚320円。
けっこうお腹がふくれてきたので、〆のおそばはミニもりそば490円。かなりコシのある噛み応えのあるおそばでけっこうわたし好み。おいしくいただいた。お昼にいただいた手打百藝おぶせほどではないものの、こちらもそば湯はかなり薄め。信州のそば湯は薄目が普通なのかなぁ。
〆て3,250円となんともリーズナブル。アテの一品料理が安くておいしくて嬉しい!長野に行くなら立ち寄らないといけないお店だ。
さらに降り積もる雪のなか、スタバなどで時間をつぶして、23時15分発の夜行バスで帰京。今回もしっかり楽しんだ。近いうちにまた0泊3日弾丸ツアーに行くよ。
12月16日(水)
手打百藝おぶせでのランチのあとは長野電鉄小布施駅へ。電車で湯田中へ向かう。
改札スルーの小布施駅。いかにもローカル線の旅って感じ。
湯田中駅前はさびれた温泉街の風情が漂う。
立ち寄ったのは湯田中駅前温泉 楓の湯。名前の通り湯田中駅すぐのところにある日帰り入浴の温泉で、建物は旧湯田中駅舎を利用しているとのこと。
※浴場の写真は山ノ内町公式HPから拝借
内湯には中規模の浴槽がひとつ。お湯は無色透明・無味・無臭で浴感に特徴はない。
※浴場の写真は山ノ内町公式HPから拝借
露天風呂もあって、雪が降り続くなか、冬の温泉を満喫。
お湯は90度超の高温なので加水はあるものの、かけ流しみたい。シャンプー・ソープあり、湯上りの休憩スペースあり、入館はなんと大人300円と激安。脱衣所ロッカーは100円投入・返還式。お湯に特徴はないものの、駅すぐで安くて嬉しいねぇ。町営なのかな?
このあと、温泉に入るほどではないが時間があったので、渋温泉へ。
名前の通りむかしながらの渋い温泉街。
いまだに射的屋さんがあるのがいいねぇ。
渋温泉は外湯が9湯あって、宿泊客は全て入れるのだが、日帰り入浴できるのはこちらの大湯だけ。
こちらは有名な宿の金具屋さん。
このあと湯田中駅まで歩いて帰ったのだが、今度は泊りで来てみたいなぁ。
12月16日(水)
桝一市村酒造場で一杯やったあとは手打百藝おぶせでランチをいただいた。
小布施の中心地から少し離れた住宅街にあるおそば屋さん。ちとわかりにくい立地。雪の平日の午前中とあって客はわたしだけ。
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店主こだわりの発芽させたそばの実から作る発芽そば切りが名物らしい。
そば茶とサービスだというお漬物。このお漬物がなかなかにおいしくて、これだけで呑める。
もちろん日本酒800円を熱燗で。
鮎の山椒味噌田楽640円。季節外れだが、けっこういける、酒の肴にぴったり。作り置きなのかすぐに出てきた。右にあるのは小さなイチジクを甘く漬けたもの。
おそばは、店主イチ押しの発芽そば切りと更科の2種盛りの御前二色そば1,800円。あっさりした更科とほんのり甘みを感じる発芽そば切り。なるほどこりゃイケる、おいしくいただいた。山葵はもう少し欲しいところ。
そば湯は普通はトロトロだと思うのだが、ここのはかなり薄めで超あっさり。こんなそば湯初めてだ。
〆て3,200円ちょい。まずまずおいしくてよかった。また小布施に来ることがあれば立ち寄りたい。今度は田舎あたりをいただいてみたいなぁ。