恩田陸の『中庭の出来事』を読んだ。山本周五郎賞受賞作。
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ミステリータッチの作品だが、小説内の現実、劇中作の「中庭の出来事」、さらに劇中作中作の「告白」と三部構成で、それぞれが入れ替り立ち替わり描かれるので、複雑に絡み合ったお話しについていくのに精いっぱいで・・・。
それなりに楽しく読めたものの消化不良気味。正直、このお話をきちんと理解できたとは思えない。
恩田陸の『中庭の出来事』を読んだ。山本周五郎賞受賞作。
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ミステリータッチの作品だが、小説内の現実、劇中作の「中庭の出来事」、さらに劇中作中作の「告白」と三部構成で、それぞれが入れ替り立ち替わり描かれるので、複雑に絡み合ったお話しについていくのに精いっぱいで・・・。
それなりに楽しく読めたものの消化不良気味。正直、このお話をきちんと理解できたとは思えない。
3月23日(土)
この日の夜は伏見区の生粉打蕎麦 玄太でおそばとお酒をいただいた。
大手筋商店街より一本南の通りにある人気のお蕎麦屋さん、前回は大晦日で今年初めての訪問。
ドリンクメニュは変りない様子。
この日の地酒メニュ。
おそばのメニュも変わりなく。
この日のおすすめメニュ。
鯖寿司も外せない。
いつも通りキリンラガー620円でスタート。
おからの五目煮400円。大豆、こんにゃく、にんじん、ネギ、お揚げさんなどたっぷりでおいしくてボリュームもある。
めひかりの天ぷら800円は白身らしい淡白な味わい。ふきのとうの天ぷらも添えられていて春らしくていいよねぇ。
お酒は桂月850円にチェンジ。
残ってて嬉しい鯖寿司380円。鯖と酢飯の間にある山椒の風味がいいのよねぇ。
おそばをいただくときはいつもセットのそば焼酎十割そば湯割り480円。
売り切れることが多い手挽き盛りそば1,200円、この日は残ってて、やっぱり美味しいねぇ!
そば湯をいただいてごちそうさま。
しっかり呑んで食べて〆て4,800円弱。やはりおいしくて当然にまた行くよ。
3月20日(水)
この日の夜は嫁さんと二人で中京区の夷川 燕楽へ。
夷川麸屋町を西に入った北側にある和食のお店。前回は11ヶ月前でひさびさの訪問。
ドリンクメニュは変りない様子。
おでんメニュも変わりなく。
この日のおすすめメニュは春らしいものが多くて目移りする。
瓶ビール670円でスタート。
おでんはわたしの定番で、玉子180円、田舎こんにゃく230円、大根250円。ちゃんと二人用に切り分けてある。あっさり薄味だが、お出汁の旨味しっかり飲み干せるおいしさ。
おでんのトマトは友人が絶賛してたので食べてみた。美味しいけれど絶賛するほどでは・・・。
わかさぎと菜の花の天ぷら、こういう春らしいメニュが好きなのよねぇ。
寒い日だったので、英勲熱燗2合にチェンジ。
里芋の揚げ出しも二人分に分けて供される、これが一人分。やさしい味で美味しいよ。
ホタルイカ酢みそもこの季節には外せない。
さらに英勲熱燗530円を追加。
ぶり南蛮は普通に美味しい。
なんこつに目のないわたしはなんこつ串を食べないわけにはいかない。
このあたりで芋焼酎㐂六570円のロックにチェンジ。
嫁さんは山ぶどう酒570円にチェンジ。
茄子の煮びたしがおいしくて、これがこの日一番かなぁ。
おでん雑炊850円で〆。
しっかり呑んで食べて〆て9,600円強。どの料理もおいしくてこの値段ならリーズナブルな印象。当然にまた行きたいよねぇ。
3月19日(火)
この日、大黒ラーメン 東福寺店でのランチの後は、同じく東山区の瀧尾神社に参拝。
本町通沿い、東福寺駅を北に上がると東側に鳥居がみえてくる。
檜皮葺の拝殿がいい感じ。
本殿も檜皮葺で美しい。
由緒も云われもよく知らないのだが、いつも通り家族の健康を祈念。ご利益があると嬉しいなぁ。
3月19日(火)
この日のランチは東山区の大黒ラーメン 東福寺店でいただいた。
本町通り沿い、東福寺駅から少しだけ南に下った東側にあるラーメン屋さん。伏見に本店のある人気のお店で、こちらのお店は初めての訪問、伏見のお店も前回は6年以上前でひさびさだ。
メニュはラーメン一択だが、このご時勢にこの値段は嬉しいね。
いただいたのはラーメン530円。トッピングは叉焼、もやし、ネギ。豚骨と鶏ガラでとった薄茶濁のスープは、あっさり味ながらじんわりと旨味を感じる。麺はやや細めのストレート。
絶賛するほどではないが、まずまずおいしくてこの値段ならアリ、CPいいよねぇ。駐車場なくわざわざ行くほどではないものの、近くに行ったときは立ち寄ってもいいよねぇ。
伊与原新の『月まで三キロ』を読んだ。新田次郎文学賞受賞作。
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表題作を含めた7篇の作品を収めた短篇集。読んでみると作者は理系の人なの?と思うほどにどれも科学的な内容いっぱいのお話し。テーマは月、雪、アンモナイト、地球温暖化、素粒子、火山。いずれも登場人物の人生をしっかりと描く、楽しく読める作品。いずれも甲乙つけがたく、読んでよかったなぁと思えるよ。
3月16日(土)
この日の夜は下京区の叶夢(かむ)で鉄板焼きをいただいた。
烏丸松原を西に入った北側にある広島風お好み焼きのお店。以前から気になっていたのだが、いつもの小料理屋の女将から美味しいと聞いたので立ち寄ってみた。
オーダーはQRコードを読み取ってする仕組みでお品書きはない。
まずはビール中瓶750円でスタート。
お通し300円があって、伏見のキャベツの鉄板焼き。
牛すじ焼き980円は塩焼きで、トロトロの牛すじがウマー。ビールがすすんで、このあたりでビール中瓶750円をおかわり。
広島お好み焼き 豚入りそば1,080円にイカ天150円をトッピング。イカ天の旨味がよく出ていて、ソースの甘みもしっかりで、美味しいよ!
ビールがなくなったので角ハイボール500円にチェンジ。
そこそこ食べて呑んでお腹いっぱい、〆て4,500円強。立地がらドリンクも料理もちと高めの印象だが、まずまずおいしくていいよねぇ。他にもいただいてみたいメニュもあって、もちろんまた行くよ。
小川糸の『食堂かたつむり』を読んだ。
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同棲中のインド人の恋人に、現金だけでなく家財道具一切を持ち逃げされた主人公。ショックで声が出なくなり、山あいの実家へ帰り、敷地内の小屋を改装して食堂をオープン。やって来るお客を食べ物で幸せにしていく。
全体的にのんびりした印象の語りで、ほんわかした読み心地。料理を作る描写は専門的でおいしそう。食堂での料理と並行して描かれるのは母子の確執と愛。それなりに楽しく読める作品だ。
3月10日(日)
この日のランチは北区のラーメン將陽でいただいた。
西大路通り沿い、大将軍の交差点から少し下がった西側にあるラーメン屋さん。ずっと気になっていたのよねぇ。
メニュはラーメンとべジポタ濃厚つけ麺の二択。
いただいたのはラーメン700円。トッピングは叉焼、メンマ、味玉半コにたくさんのネギ。スープは醤油ベースのあっさり目で、懐かしさを感じる優しい味。麺は中太のストレートでやや柔らか目。
老若男女問わずだれでもおいしくいただける典型のようなラーメン。わざわざ行くほどではなく、駐車場なく行きやすくはないが、近くに行くときは立ち寄りたい。そんなお店だ。
橋本長道の『覇王の譜』を読んだ。
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才能があるにもかかわらず、生かしきれず低迷する主人公。先にプロ棋士となりタイトルを保持する旧友との関係を絶って、彼を倒すために努力していく。その先には・・・。
将棋の世界で闘う男を描く作品。これが読み応えあり。対局の様子を盤面なしで読ませるのはすごいよねぇ。ぐいぐい引き込まれて一気に読了。さすがに将棋界に詳しいお話しだなぁとおもって読んでいたのだが、著者は元奨励会員らしい。面白くて読んでおかないともったいない。将棋を知らなくても十分楽しめるが、知っているともっと楽しいよ。