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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

電子書籍に期待すること

2010-11-20 23:05:29 | 日記
 僕自身は全く興味が無いのですが、これからの時代本と雑誌は確実に

 「電子書籍」

 として流通してゆくはずです。
 
 もし電子書籍が既に絶版となった過去の書籍を何らかの形で最流通できるならば、
サッカー・ダイジェストやサッカー批評などの、過去の記事が抜粋でも構わないの
で読めたらよいな。と思う時があります。

 僕の書棚には、1990年代前半の

 「ワールドサッカー・ダイジェスト」
 「ワールドサッカー・グラフィック」

 がほぼ揃っていますし、カルチョ2002もワールド・サッカーマガジンも相当数
あります。

 僕の住まいの近くには数件の古本屋があるので、定期的に顔を出すようにしていますが
古くからのファンはともかく、最近サッカーの情報を集め始めたファンは、今の雑誌と本
は手に入っても、古雑誌やムックは非常に手に入りにくいので、

 「あの頃の記事が読みたい!!」

 という希望の声は、案外多いのではないでしょうか?

 ワールドサッカー・グラフィックのように、休刊してしまった雑誌は難しいでしょうが、
マガジンやダイジェストなどが、電子書籍、通常の単行本、形式は問わないので、人気の
号や注目を集めた記事を再度お披露目したら、ファンは喜ぶと思うのです。

 スポーツブランドの多くが新製品を発売する傍ら、自社の名品を次つぎと復刻し好評を
博していますから、スポーツ関連の書籍の復刊が実現したら、話題を集めるような気がし
ます。

 僕自身は1990年代中期のファッション誌

 「ブーン」「ファイン・ボーイズ」「チェック・メイト」「メンズ・ノンノ」

 などの記事を再読したいと常々考えています。

 これらのファッション誌はJリーグ創立時の1993年から、人気のJリーガーの紹介や
選手をモデルに起用して記事を構成していたんです。

 またヤマザキ・ナビスコや公式グッズを販売していた「カテゴリー1」の紹介など、広告
も今振り返ると随分貴重なものが掲載されていたんです。

 以前これらを相当数所有していたんですが、不要と判断して処分してしまったんです。

 「今これらの資料が手許にあれば」

 と考える事が多いので、僕と同じ意見の方は少なくない気がします。
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ふたりの名手と時代の巡りあわせ

2010-11-20 21:20:52 | 日記
 僕は昨日のブログで

 「もしイニエスタがバロンドールに輝いたなら、1960年のルイス・スアレス
 以来50年ぶりにスペイン人が戴冠する。」

 とお伝えしてきましたが、この新旧バルセロナの選手以外でも、スペインの選手が
欧州の舞台で活躍しなかったわけではないのです。

 ただ

 「時代とのめぐり合わせ」

 が良くなかったのです。

 1980年代のスペインを代表する選手といえば、レアル・マドリードのエミリオ・ブ
トラゲーニョがそうです。

 1985-86シーズンから5連覇を果たしたレアルの主役であり、1986年のワール
ドカップに出場したブトラゲーニョですが、この1980年代の欧州サッカーといえば

 ユヴェントスとフランス代表で一時代を築いたミッシェル・プラティニ
 オランダ代表を1988年欧州選手権優勝に導いたマルコ・ファン・バステン
 同じくオランダ代表で活躍し、ミランでも大活躍したルート・グリット

 などブトラゲーニョの実績が霞んでしまうような、数多くの名手が存在したんですね。

 同じ事がブトラゲーニョの後輩にあたる、ラウル・ゴンザレスにも当てはまります。

 1995年のジョルジュ・ウエア以降、欧州籍の選手以外にもバロンドールの受賞権利
が与えられ、バロンドールを巡る戦いは、更に厳しさを増しました。

 ラウルは1998、2000、2002年の3度チャンピオンズ・リーグの優勝を味わい
ましたし、スペイン代表でも国内リーグでも、常にレアルの顔でしたが、

 1997年のロナウド
 1998年のジダン
 1999年のリバウド
 2000年フィーゴ

 などこの時代のバロンドール受賞者の顔触れを考えると、ラウルも時代との相性がよく
無かったと言えます。

 バロンドールというのはノミネートされただけでも、

 「良し!!」

 とすべきタイトルなのかもしれません。
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名古屋の街に凱歌が響く

2010-11-20 21:06:07 | 日記
 名古屋グランパスの選手、ファン、そして関係者の皆様、初のリーグ優勝おめでとう
ございます。

 このJ1初制覇によって、名実共にピクシーはグランパスエイトの歴史にその名を
刻みましたね。

 ピクシー政権下ではクラブの英雄の決断をフロントが尊重してきたのでしょう、かつて
見られたような内紛や、移籍市場での失敗が格段に減りました。
 
 特に移籍市場での活躍は見事なもので、以下の移籍劇が大きな効果を生み出しました。

 1・ケネディという基準点が出来た事。
 2・右サイドバックの田中、CB闘り王という守備の要の獲得
 3・コンサドーレから獲得したダニルソンの存在。

 もちろんピクシーが就任する前からグランパスの顔であった楢崎、一時期のスランプか
ら復調し、ワールドカップにも選出された玉田の存在など、クラブの骨格を担う選手たち
に、肉付けをしていく形で獲得した選手達の見事な活躍が、今日の戴冠に繋がったのだと
思います。

 今ダイジェストでもマガジンでも、ダニルソンの存在を大きくクローズ・アップしていま
す。

 このコロンビア出身の戦士は、仮に完全移籍で獲得するとなると、グランパスエイトはコ
ンサドーレに4億から5億円程度支払わねばならないようです。

 ですのでレンタル延長という形での再契約が、グランパスの方針になるとダイジェストが
伝えていましたが、日本の王者として堂々とアジア王者を狙うには、必要経費として完全移
籍でダニルソンを獲得した方が良い気がします。

 また闘り王が故障欠場した際のバックアップも不可欠でしょう。

 グランパスにとって来季はゼロックス・スーパーカップやアジア・チャンピオンズリーグ
など、相当数の試合を掛け持ちしますし、代表に選出されたならばコパ・アメリカのような
ビッグ・トーナメントにも参加します。

 そうしますとやはりダニルソンをレンタル延長で契約を更新し、余った補強費で層の薄い
ポジションを補強すると言う手もあります。

 グランパスエイトのフロントは、明日以降更に忙しく働く必要がありますね。
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ステッチの入らない衣類

2010-11-20 20:52:53 | 日記
 今エドウィンから

 「503ZERO」

 というステッチが一切入らないジーンズが、税込み8295円で売られています。

 この「503ZERO」は、俳優の瑛太さんが広告起用されているので、店頭でポップ
を見た方、実際に試着した、購入した方は多いと思います。僕自身は商品に触れてみただ
けですが、あまりの

 「しなやかさ」

 に驚かされます。

 ジーンズに限らず衣類には、糸やステッチが入るのが当然ですが、このステッチを取り
除くことで、考えられないしなやかさが手に入るんです。

 言い換えれば従来の衣料品は、ただ着ているだけで僕らの体に相当な負荷を与えていた
形になります。

 今サッカーの世界でもステッチ無しのジャージが増えてきているようです。

 では糸を使わないでどのように接合するかと言いますと、接着剤を使っているというの
です。

 つまり接着剤と糸の重さを比べた場合、接着剤の方が軽く仕上がるのでしょう。それだけ
現代のサッカージャージには、着心地と軽さが求めれているわけです。

 2006年ワールドカップで優勝したイタリア。

 そのイタリアのジャージを手がけたのはプーマですが、この時のジャージは既に接着剤
を用いていたと聞きました。

 この時プーマはイタリアの象徴である

 「青」

 をグラデーション、脇の下を濃い青、それ以外の箇所を青で染色することで、ほんの一瞬
ですが

 「残像」

 を相手マーカーに植え付ける仕組みを作ったんですね。

 この仕掛けと抜群な快適性を誇るサッカージャージが、2006年のイタリアの躍進を陰で
支えていた形になります。

 近年のスポーツブランドの技術革新は本当に目覚しく、逆に開発担当者は苦しい胸のうち
かもしれません。

 自分の考えたアイディアが、即採用になるわけではないでしょうから。
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