塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

グランパスとトヨタの関係

2010-11-21 01:02:08 | 日記
 「日本のいた頃は、毎日のように電話がかかってきた。」

  (ナンバー・プラス オシムレッスン32ページより引用)

 このコメントは田村修一氏の

 「名古屋グランパスのストイコビッチ監督などは高い評価を得ています。」

 という質問にイビチャ・オシムがコメントしたもので、愛弟子の手腕をきっとグラーツ
の地から満足げに眺めているのではないでしょうか。

 オシムとピクシーは旧ユーゴスラビア時代から師弟関係の間柄ですから、ピクシーとして
も監督就任当初は、恩師に教えを請いたいと考えていたのでしょう。

 以前評論家の杉山茂樹氏が

 「トヨタがクラブ・ワールドカップのスポンサーなのだから、アジア代表としてグランパス
がクラブ・ワールドカップに出ないと意味がないよ。」

 と語っていたことを、ピクシーやグランパスの選手達のインタビューを見ていて思い出し
ました。

 トヨタはグランパスエイトの他に、フィオレンティーナやバレンシア、レッドスターなど
欧州各国クラブの胸スポンサーを務めてきましたが、自分のお膝元のクラブが初めてリーグ
優勝したことは、トヨタにとっても非常に意義があります。

 今年はアブダビで開かれるクラブ・ワールドカップ、来年は再び日本に戻ってきます。

 2007年のレッズ、2008年のガンバが出場した際は非常に盛り上がりましたから、
グランパスエイトが文字どおり

 「トヨタが主宰する大会に、トヨタのロゴを背負ってその舞台に立つ」

 ことになれば、今まで以上の注目を集めることは間違いないでしょう。
コメント
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