塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

インテルがチャンピオンズで勝利し、ベニテスの首がつながる

2010-11-25 21:25:32 | 日記
 そのチャンピオンズ・リーグでインテルはトゥエンテを1-0で下し、噂されて
いたベニテス監督の解任は見送られたわけですが、それでも解任の火種が完全に消
えたわけではありません。

 今後のセリエAで盛り返さなければ、12月のクラブ・ワールドカップは別の人間
が指揮をとっているだろう。とも言われています。

 僕はベニテス監督の解任には反対です。

 彼の解任を求めているメディアやファンは、何を理由にそういきりたっているので
しょうか?

 「セリエAでの成績が一向に上向かないから」
 「ベニテスではモウリーニョの後釜は務まらないから」

 そして
 「これだけの怪我人を抱えているのに、補強策のプランが提示されないから。」

 解任論の背景には幾つも理由があるのでしょう。

 でもベニテスをここで諦めて、紙上で話題になっている人物、ライカールトやドゥンガに
実際指揮権が移っても、インテルの成績が上向くかどうかはわかりません。

 もちろん上昇する可能性もあります。

 僕はミランとの勝ち点差「9」は挽回できる数字だと思っていますし、ミランも必ずどこかで
その歩みが止まる瞬間がきます。

 今インテルはミランに追いつくための準備をしっかり行って、彼らが息切れした時に抜いてしま
えば良いのです。

 そのためには故障者の復帰もそうですが、インテルをとりまく全ての存在が団結する必要があり
ます。

 思い出してください。

 インテルのスクデットで確実!!と誰もが疑わなかった2008シーズンと2010シーズン、
そのどちらもローマが2001シーズン以来の戴冠を果たしかけましたよね。

 どんな本命でも足取りが重くなる時は必ず来ます。

 大切なのはその時に意味の無い

 「お付き合い」
 をしない事ですね。
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ナンバーの欧州サッカー特集より

2010-11-25 21:13:04 | 日記
 今日発売のナンバーの最新号は、1980年から今年2010年までの欧州
サッカーの歴史を振り返るもので、中には過去のナンバーの特集記事も挿入されて
いるので、まだ読んでいない方は是非読んで見て下さい。

 誌面の中には

 「オランダ・トリオ」
 「ドリーム・バルサ」

 という懐かしい固有名詞のほか、冒頭でジダンがチャンピオンズ・リーグを振り返る
記事もあります。

 クラブ名で言えば
 
 イタリアではミランとユヴェントス
 スペインではバルサとレアル

 が特集されていて、ベッカムがカントナについての回想を語る箇所もあります。

 こうしてみると、1980年代以降欧州サッカーにおいて、チャンピオンズ・カップと
チャンピオンズ・リーグが、どれだけの影響力を持つようになったのかが、このナンバー
の特集から伝わってきます。

 この号で特集されたクラブは、「老舗」であり「名門」です。

 でも国内リーグだけでなく、チャンピオンズで優勝したからこそ、欧州全土から注目を
浴びる存在になったと言えます。

 実際セリエAでは過去5年王者に輝いているインテルも、このナンバーでは全く触れて
いませんし、実際インテルは1990年代はイタリアでも欧州でも、何のインパクトも
残していませんから、記事にできる内容に乏しいわけです。

 2000年代に突入して今年で10年目ですが、今後まずますチャンピオンズ・リーグ
に出場し結果を残していくことが、欧州クラブの

 「ステータス」

 になるのでしょう。

 ただ対戦カードがマンネリ化し、ジャイアント・キリングの要素が格段に薄まった今、
チャンピオンズ・リーグに差し掛かっているのかもしれません。
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