塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

書店で日本代表カレンダーを発見

2010-11-15 20:55:28 | 日記
 今日本屋で日本代表の2011年カレンダーを見つけました。

 お値段2310円で、選手の顔触れは今夏のワールドカップに出場した選手達が
起用されていました。

 見つけた時は

 「ああ!やっぱり代表のカレンダーは発売されていたんだ。」

 という嬉しさと、映画俳優やアイドルの売上と比べたらどうなんだろうな?という疑問
のふたつが混じっていました。

 僕は普段部屋で使っているカレンダーは頂きもので、自分でカレンダーを買い求めたこと
はありません。卓上カレンダーも使いませんし、僕は仕事で手帳を使うこともないので、今
の時期の本屋の目玉である

 「カレンダーと手帳フェア」

 のコーナーは完全に素通りです。

 ただ仕事でメモをとるときの為に、フランス製のメモパッドは常に携帯しています。

 「ロディア」
 というメモパッドをご愛用の方多いと思いますが、僕もロディアの愛用者で、長野市に
出かけた際に買い求めるようにしています。

 ロディアのメモパッドは紙が本体から簡単に切り離せる仕組みでして、非常に重宝してい
ます。

 大手の文房具店ならばまず確実においてあるでしょうし、僕のメモパッドは税込み252
円ですから、安くて便利な買い物です。

 サッカーの世界ではモウリーニョが試合の間中メモをとっていることで有名ですが、メ
モの中には交代枠の使い方から得点、失点の理由、相手のスカウティングなど、様々な考え
が記されているのでしょう。

 もし何かしらのチャリティーで、モウリーニョの直筆メモがオークションに出品されたな
ら、モウリーニョ自身も驚くような高値がつくかもしれません。
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監督に必要な能力

2010-11-15 20:38:36 | 日記
 僕の古くからの友人が神奈川県で小学校で国語の教師をしています。

 僕が彼の姿を見ていつも感心する点があります。

 何かと言いますと、彼は生徒が国語に興味を持たない、テストの点が伸びない、要は
授業に関心がもてない生徒を、

 「生徒の授業態度が悪い」
 と決め付けるのではなく

 「自分の教え方に問題は無いのか?僕の伝え方に改善点があるのではないだろうか?」

 と常に自問自答して、自分の姿を客観的に捉えようとしているその姿勢が、友人として
本当に素晴らしいと思っているのです。

 僕も会社で勉強会に参加したことがありますが、講師となる人物(つまり目上の人間)
の教え方や内容はいつも同じものですし、何かわからないことがあっても、それは

 「僕たちの脳みその作り方」

 に問題があるというような雰囲気で、自分たちの教え方を省みるような気配ではありませ
ん。

 サッカーの世界では今昔

 「名将」
 と誉れ高い指揮官が幾人も存在します。

 古くはインテルのエレニオ・エレラ、リバプールのビル・シャンクリー。

 今ではアーセナルのアルセーヌ。ヴェンゲル、レアルのジョゼ・モウリーニョがそうです。

 サッカーの世界では他の競技とは異なり、選手経験の無い人物でもクラブ、代表のいずれで
も指揮を執る事がありますが、その指揮官たちは過去も現在もそして未来も、自分の伝達方法
からトレーニング理論に至るまで、常に自分を省みて反省を怠らない人間たちなのでしょう。

 特に欧州サッカーでは日本以上に会見場で記者から辛らつな意見が向けられます。

 ですから指揮官は厳格なだけでは揚げ足を取られてしまいますから、冷静な態度を崩さすに
時には皮肉やユーモアを交えて話をせねばなりません。

 試合の不出来を全て選手に被せてしまえば、監督の座を護る事ができるでしょう。

 でも
 先発の選手を選定すること。
 試合に向けたスカウティングと練習内容を考える事

 これらは監督の仕事ですから、選手に非をなすりつけても結局は自分の元に跳ね返ってくる
だけです。

 確かに試合中のレッドカードや選手の故障は、監督のゲームプランを大きく狂わせます。

 それでも試合の内容に責任を背負うのが監督であり、同時に常に自己の鍛錬と敗戦を選手の
せいにしない

 「懐の深さ」

 が求められます。
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ドルトムント香川の今(3)

2010-11-15 18:08:52 | 日記
 皆さんも仕事でこんな経験をしたことありませんか?

 自分の考えたやり方で仕事に取り組む、手が空いたから他の仕事にとりかかった。

 すると仕事を頼んだ上司や同僚が
 
 「何でこんなやり方するの!!」
 「言われた事だけをやっていればいいの!!」

 と烈火の如く怒り出す。

 もしかしたその怒っている人間は、自分が侮辱されたとでも思っているのでしょうか?
 そんな事は全く無いのですが。

 僕はよく思うんですが、他の方が僕とは異なる手段で仕事をこなしているのを見ると

 「なるほど。こういう方法もあるのか。」
 「僕も次はこのやり方を取り入れてみようか。」

 そう思うわけです。自分の方法や手段を他人に押し付けることはありませんし、時には
自分の判断、言い換えれば「融通」で仕事を進めることも不可欠だと思うからです。

 恐らくクロップ監督は、こうした融通、もしくは臨機応変に物事を考えられる監督なの
ではないかと思うのです。

 例えば選手が自分の指示を守らなかった。

 そこで交代させたり激怒するのではなく、どうして戦術から逸脱したのか、その時の
選手の心情や考えを選手から聞きだす。

 クロップ監督は、そういった配慮ができる監督なのだと僕は思います。

 ドルトムントはクロップ監督が以前率いていたマインツとは異なり、ドイツを代表する
クラブであり、1997年には欧州王者にも輝いています。

 ですので選手達を戦術や合宿で縛り続けるよりも、選手との対話や意思表示を明確にした
方が、余分な軋轢やメディアの憶測を防げると判断したのではないでしょうか?

 中田がペルージャに在籍していた際、ガウチ会長の一言で強制合宿に度々突入したことが
日本でも話題になりましたが、ドルトムントくらいの規模になると、そのような行為は無粋
であり、選手やファンの反感を買うだけの代物なのでしょう。

 香川はファンと同僚だけでなく、指揮官にも恵まれていると言えそうです。
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ドルトムント香川の今(2)

2010-11-15 17:52:02 | 日記
 僕なりに香川がどうして移籍初年度から、ここまで活躍できるのかを考えてみました。

 その理由を挙げてみますと

 理由その1・ドルトムントの街、そこに住む人々と香川の波長が合ったため
 理由その2・クロップ監督の指導方法が、香川の成長を促した
 理由その3・香川と同程度の実力を持つ選手が他にも在籍している

 香川真司という男がドルトムントに到着した時、彼の存在を知るファンはまずいなかった
と思います。

 でも恐らく香川の個性が、ドルトムントの街並みや歴史、そして人々の生活や考えと怖い
くらいに波長があったのではないかと思います。

 日本よりも深い歴史を持つ欧州サッカーは、クラブそのものが地域住民の生活に根付いて
いますから、人々の考えが反映されているのは当然です。

 小柄な日本人が大柄なドイツ人のDFを交わしてゴールを決めていく。

 そんな香川の姿が、ドルトムントファンの気持ちを痛快にさせたのかもしれません。

 またバリオスやサヒンのような、香川の実力と遜色ない選手が在籍している点も、非常に
大きかったと思います。

 中田英寿がペルージャに移籍した際、

 「ホームとアウェーでここまで戦い方が異なるとは考えられない。」

 とペルージャの敵地での腰の引けた戦い方に溜息を漏らしていましたが、その背景には
イタリアの実利主義もあるでしょうが、中田やラパイッチなど主力とそれ以外の選手の実
力に差があったことも影響していました。

 でもドルトムントの場合、相手が香川にマン・マークやプレスで潰そうとしても、他の
選手がフリー・ランニングや適切なポジション取りでゴールに絡みます。

 香川ひとりを潰しても、ドルトムントの攻撃は終わらないわけです。

 香川がゴールを演出し、彼自身もゴールを奪う。

 この相乗効果が味方からの大きな信頼と、ファンの喝采を浴びる大きな理由だと思います
が、忘れてはならないのはクロップ監督が香川の存在に大きな敬意を払っていることです。

 この背景には日本式の
 「減点主義」と

 欧州式の「加点主義」

 の差が、如実に現れている気がします。
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ドルトムント香川の今

2010-11-15 17:40:32 | 日記
 希望的観測が現実になるかもしれません。

 僕はシーズン序盤の調子が保てるならば、香川真司がブンデスリーガ1年目にして

 「MVP」
 
 に輝いてもおかしくは無いと考えていましたが、シーズンが進むにつれて想像が現実
になろうとしています。

 勿論シーズンの折り返し地点になってもいない今の時期に、MVPの話をするのは変
ですが、

 「ドルトムントがブンデスリーガの首位であること」
 「バリオスやサヒンなど他の主力選手も、香川に大きな期待を寄せている」

 事を考慮すると、どうしてもシーズン終了後彼が讃えられている姿を考えてしまうんで
す。

 今後仮に調子が落ちたとしても、ドルトムントのファンは香川に声援を贈り続けるでしょ
うし、香川にとってもファンの存在の大きさを痛感していると思います。

 香川の調子が良好なのは、古巣のセレッソがJ1で結果を残していることも大きいのでは
ないでしょうか。

 「背番号8」

 ミスター・セレッソと謳われた森島から直々に後継者に指名され、主軸を担ってきた香川
ですから、自分が離脱した後のクラブの成績は随分と気になっていたはずですし、背番号8
を結果的にはですが投げ出す形になりますから、セレッソの好調は香川にとって非常に嬉し
い出来事のはずです。

 セレッソも、そしてドルトムントも好調で日本代表でも不可欠な存在になりつつある香川。

 自身の好調とクラブ、代表での活躍がリンクして、今の充実した生活に繋がっていると僕
は考えます。
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