塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本人選手の移籍は信頼の証

2011-07-06 02:01:19 | 日記
 日本の選手達が次から次へと欧州クラブと契約を交わす背景には

 「韓国、中国で問題視されている八百長」

 の問題も絡んでいるように感じます。

 本場の欧州でも、イタリアで起きた

 「カルチョ・ポリ」

 によって、名門の名を欲しいままにしてきたユヴェントスの失墜は皆さんもご存知の出来事
ですし、ここ数日もハンガリー、トルコでも八百長が叫ばれています。

 しかもトルコの場合、八百長に関わったクラブが老舗の

 「フェネルバフチェ」

 と言う事で、衝撃が走りました。

 1993年のフランスでは、王者マルセイユが自分の足下を見つめ直し、再び優勝するま
でに17年という長い時間を費やしました。

 仮にフェネルバフチェが八百長に絡んでいたならば、マルセイユ同様2部への降格と今ま
で築きあげてきた名声は、一瞬にして吹き飛んでしまいます。

 日本は幸運にもこれらの問題は聞こえてきませんが、韓国、中国のように移籍金が安くとも
リーグに対して

 「信頼感」

 を得られないのであれば、スカウトを派遣する事もフロントと交渉するだけ無駄となります。

 ですから日本の選手が欧州のクラブから打診を受けること、昨日アントラーズの伊野波が、
移籍先のクロアチアに旅立ちましたが、

 「Jリーグ」

 という存在は世界から信頼されていることの証明と捉えても良いと思います。

 選手も八百長の嫌疑がかかったリーグでプレイするのは嫌でしょうし、もしかすると今後、
中国代表や韓国代表、KとCリーグの外国籍選手が、日本にこぞって移籍を希望するかもし
れません。

 選手の流出によってリーグの空洞化が懸念されますから、質の高い選手の加入はありがたい
話ではありますが、中国と韓国から見ると

 「皮肉」

 な結果ですね。
コメント
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