塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

地元の学生をスタッフとして採用できないか

2011-07-08 23:59:10 | 日記
 信州ブレイブ・ウォーリアーズが学生のインターンを募集すると、公式ホームページで
呼びかけています。

 もし僕が学生なら、応募していたかもしれません。

 信州ブレイブ・ウォーリアーズは長野県で唯一の

 「プロクラブ」

 として千曲市を本拠地として、2011-12シーズンのbjリーグに参加します。

 ですからインターンとして採用した学生が、将来のクラブスタッフとして本採用される
可能性もあるわけです。

 僕が学校を卒業した10年前も、仕事が無い無いと言われたものですが、2011年の
今はもっと深刻な状況のようですから、例え

 「無給」

 でも学生にはアルバイトよりも具体的な形で、プロ・スポーツの世界を体験できる、非常
に有意義な場所となるかもしれません。

 パルセイロにしてもグランセローズにしても、

 「ボランティア」

 の募集はありますが、新規採用やインターン、アルバイト募集の告知は見たことがありま
せん。

 今は既に働いているスタッフで用件が賄えるのかもしれませんが、現場同様に新しい

 「血の導入」

 は不可欠でしょうし、特にパルセイロの場合、プロ化になれば今以上のスタッフの雇用が
急務になりますから、今のJFLの段階から、現場を知る新しいスタッフを募集してもおか
しくないような気はします。

 以前にも書きましたが、近い将来サッカーと野球、そしてバスケットで優秀な学生を奪い
あう時期が来るかもしれません。

 ブレイブ・ウォーリアーズはその競争にいち早く

 「名乗り」

 を挙げた形になります。

 地元の学生が地元のプロ・クラブを働き口としてみなすようになれば、長野県全体が活気
づくでしょうし、他県からも若い世代が働きに

 「引越し」

 でくる可能性もあると思います。
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文化祭でサッカージャージを着る(2)

2011-07-08 23:36:50 | 日記
 パチ物とは言え

 「ユナイテッド」

 のジャージを着ていると、不思議な事に今まで意識することのなかったこのクラブの事
を自然と吸収するようになりました。

 僕がこのジャージを買ったのは1993-94シーズンのことで、リーズから獲得した
エリック・カントナが自他共に認めるユナイテッドの精神的支柱として君臨します。

 またファーガソン監督は

 「アカデミー」

 で切磋琢磨している若手が1軍で使えると判断するや否や、カンチェルスキス、ポール・
インス、そしてブライアン・ロブソンなど、それまでクラブの軸として活躍してきた選手
からの大幅な

 「若返り」

 を果たします。

 その代表例がベッカムであり、スコールズなのですが、後者が遂に引退を発表したこと
を踏まえると、それだけ彼も僕も

 「年齢」

 を重ねたのだと実感します。

 実際僕はインテルに関心を持ち始めたころも、どこかでユナイテッドを意識していた気
がします。

 今日帰りに見かけた高校生は

 「ユベントス」

 のジャージを着て自転車を漕いでいました。

 彼らもきっとクラスのサッカー好きの発案によって、好きか嫌いか関係なくお金を払う
羽目になったのかもしれませんが、将来彼らは周囲も驚くほど熱心なファンに成長している
可能性があります。

 衣類の力は侮れないと僕は思います。
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文化祭でサッカージャージを着る

2011-07-08 23:29:36 | 日記
 他の地域はどうかわかりませんが、僕の周辺の高校の多くが今

 「文化祭」

 のシーズンなんです。

 僕の母校もそうでした。

 その中でクラスで揃えるTシャツを、サッカージャージにする高校もありますが、彼ら
の姿を見ていると、高校時代の文化祭を懐かしく感じます。

 僕も高校3年生の時、サッカー好きに押し切られる形で

 「マンチェスター・ユナイテッド」

 の赤いジャージを皆で揃えました。

 値段は3000円から4000円程度だった気がしますから、アンブロが手がけた本物
ではなく、どこかの

 「パチ物」

 を安く買う事になってのでしょう。

 でも僕は両親から通学用の定期代の他、所属していた卓球部の諸費用を賄ってもらって
いたので、本心を言うと

 「いらない」

 と思っていたのですが、「反対」と唱える勇気がありませんでした。

 ですから両親に

 「文化祭で着る服にお金が必要なんだ。」

 と言い出すのに、とても苦労した事を覚えています。

 いまそのユナイテッドのTシャツは手許に無いのですが、パチ物にも関わらずこれが
評判が良くて僕も好感を覚えた事は確かなのですが、今思うと僕の考えは完全に

 「矛盾」

 しているので、振り返るととても恥ずかしいですね。
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選手のフィジカル・コンディション

2011-07-08 00:55:57 | 日記
 ワールドカップ3次予選に向けてザッケローニ監督は様々な策を練っていると思います
が、ジーコが代表監督を務めていた際に、

 「海外リーグの選手を重用しすぎる」

 と批判を受けた事が思い出されます。

 実際この現象が、Jリーグから召集された選手達の気分を害したと言われていますし、
ドイツ大会で囁かれた

 「代表の内部分裂」
 
 に大きな影響を与えた可能性はあります。

 僕は海外リーグ、Jリーグ問わず、ザッケローニ監督にはまず、

 「選手のコンディション」

 に細心の注意を払って欲しいと思います。

 西アジアに遠征するならば、欧州の選手達も駆けつけやすいと思いますが、日本ホーム
の場合は時差を含めてコンディション調整は難しいと思います。

 昨今のサッカーはますます

 「フィジカル」

 の重要性が高まっていますし、試合の終盤になっても相手に「走り負けない」だけの体力
と総力が不可欠です。

 交代枠「3」を最大限に活かす為にも、選手のコンディションの見極めは最重要課題です
し、僕たちファンもやたらに

 「海外の選手達」

 に注意するのを、少し控える必要があると思います。

 予選は勝つことが全てですが、内容が伴わないのであれば「批判」という形で帰ってきます。

 それは監督の仕事がやりづらくなることを意味します。

 ですから監督が自身のクビを締めない為にも、選手の招集と体調には大きな気配りが必要です
し、時には海外リーグの選手を

 「温存」

 することも大切ではないでしょうか。
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アイディンティティという言葉の重み

2011-07-08 00:43:52 | 日記
 「欧州のビッグクラブに所属する選手が揃っていても、グループリーグを突破できる
  とは限らないことだ。」

 この言葉は元フランス代表のジダンが、欧州選手権2008で大敗した祖国フランスに向
けて発した言葉です。

 これは「ナンバー」が欧州選手権の後に刊行した特集号の28ページから引用したのです
が、この言葉、今の日本にも当てはまるとは思いませんか?

 「欧州リーグで活躍する選手を揃えても、ワールドカップ予選を突破できるとは限らない」

 これは韓国代表にも言えることですが、この言葉よく見ると一見

 「矛盾」

 していますよね。

 JリーグとKリーグよりも、欧州リーグの方が拮抗した戦いの中で、選手は数多くの体験
を得ることが出来ます。

 しかしその一方で欧州各国に散った選手達が、代表で誰もが見とれるあけの

 「ハーモニー」

 を奏でるとは限らない。

 これも現実です。

 現にアルゼンチンがコパ・アメリカのグループリーグで2戦続けて引き分けたように、どん
なに優れた選手を代表に揃えても、意志の疎通や共通認識が短期間で得られるわけではありま
せん。

 またアジア各国は日本を相当研究してくるでしょうし、自陣に強固な守備ブロックを形成して
日本の選手に空間を与えることはないはずです。

 ジダンはフランスの不調に対して

 「アイディンティティに欠けていた」

 とも指摘しています。

 僕は彼の意識は戦術だけでなく、選手と監督が同じ方向、同じ共通認識を持てているか?と
いう提言だと感じます。

 それはフランスだけでなく、サッカーを志す全ての国にいえる事です。

 日本も今後この「アイディンティティ」という言葉が、より重要になると思います。

 それは代表監督だけでなく、僕たち皆が考えていかねばなりません。
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