塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本サッカーの財産を思う

2011-07-20 22:39:33 | 日記
 一度ご破算になったと思われていた、柏レイソルの大津佑樹がボルシア・メンヘン
グランドバッハへの移籍が決定しました。

 今欧州サッカーの熱き視線が、男女ともに日本に注がれていますが、実は欧州のスカウト
は、1993年以前における日本の

 「アマチュア時代」

 のことを顧みることは一切ないと聞きました。

 つまり彼らの尺度は

 「1993年から2011年の現在」

 のみで、それ以前の日本サッカーへの関心は全く無いようです。

 でも彼らの態度を僕たちも責められません。

 正直僕も、

 「メキシコ五輪の銅メダル」
 「ロス五輪の予選でタイに5-2で敗れる」
 「1985年対韓国戦、1987年の五輪予選で中国にそれぞれ敗退」

 など、代表に対しては断片的な知識はありますが、日本リーグ、JSLに限って言えば、
「読売」「ヤンマー」「古河」そして「三菱」とクラブ名を、プロ化直前の選手達の顔は
思い浮かべても、黎明期の選手達に対しての知識に欠けます。

 なでしこが世界王者に輝き、2014年のブラジル大会に出場できたなら、再びグループ
リーグを突破できそうな日本。

 彼ら、彼女たちが勝利する事で、海外の関係者でなく僕たちも、

 「日本サッカー創成期」

 を見直す、良い機会が与えられていえる気がします。

 自国のサッカーの足許を確かめることは、未来に語り継ぐ財産を知ることに繋がりますし、
何より僕自身が自戒を込めて、今この気持ちを綴っています。
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産業とスポーツ、それは国を映す鏡

2011-07-20 20:45:24 | 日記
 2009年に破産が決まったGMとクライスラー。

 彼らが破綻した背景、特にGMに顕著だったのは

 「退職した元の雇用者たちに支払う企業年金の額が年々膨らみ、雇用者たちは年金の
  額が減給される気配が起ると、ストライキをちらつかせた。」

 というものです。

 また大きな売上が期待できる

 「ピック・アップ・トラック」

 を軸に生産を行ってきた事も、大きなマイナス要因でした。

 つまりフォードを含むアメリカの自動車産業は、欧州や日本とは異なる発想で車の生産
を行っていたようです。

 ここでも、産業とサッカーのイメージがシンクロしますね。

 アメリカはサッカーに限らず、アスリートは日本人には到底及ばない強靭な肉体を持って
います。

 ですからサッカーですと、先の女子ワールドカップ決勝の先制点のように、激しいプレス
でマイボールにしたあと

 「ロングキック」

 一本で得点を奪えるだけの走力と体力があるわけです。

 また上背もありますから、試合終盤で劣勢の場合、アーリークロス、ロビングなど、単純
ながら相手DFが嫌がる攻撃を繰り返すこともできます。

 ボックスエリアでは

 「PK」

 を避ける為、相手守備陣は細心の注意が必要ですから、うかつな真似はできません。

 馬力のあるトラックやスポーツカーと、彼女たちの動作が僕の中ではピッタリと重なるのは
前回のブログでお話したように、

 「産業」と「スポーツ」

 のいずれもが、その国の代名詞として認知されているためだと思います。

 ですから今回のなでしこの活躍が、国内外問わず日本人と日本製品の新たな評価に繋がる
と思いますし、国内経済の活性化にも一役買っているはずです。

 
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日本の車産業となでしこの共通点

2011-07-20 20:33:47 | 日記
 自動車評論家の第一人者、徳大寺有恒氏よると、今欧州では日本の小型車

 「IQ」

 が随分と浸透しているそうで、やはり小型車の人気は世界各国で変わらない様子です。

 日本ではIQが発売された後に

 「プリウス」

 がトヨタの予想を越える勢いで注文が殺到してしまい、同じトヨタが製作しているにも
関わらず、IQはどこか置いてけぼりを食う形になりました。

 僕はIQ発売直後から

 「良いデザインだな。」

 と思っていましたが、僕がお金を出せる限度額を越えていまして、断念せざるを得ません
でした。

 また僕の両親はどちらも60歳を越えていて、父はいずれ免許を返上する形になるので
すが、IQは後部座席が窮屈そうに見えたんですね。

 僕個人の所有物であれば問題ないのですが、やがて両親の脚として使うには、もっと
寛げる形の車が必要だと思い、今僕はスバルの「ステラ」を運転しています。

 なでしこたちを見ていると、日本の小型車と同じように、

 「体格はその日の天候の左右されない」

 自分たちのサッカーを貫いたことが、やはり大きかったことが窺えます。

 日本は1960年代から

 「スバル360」
 「ダイハツ ミラ」
 「スズキ アルト」

 と数多くの小型自動車が市場で販売されてきましたし、本田のバイク「スーパーカブ」
も大ヒットしました。

 つまりなでしこたちが

 「機動力」
 「フェイント(小回り)」

 に秀でた部分を前面に押し出したのは、サッカーだけでなく日本企業の伝統とも重なる
部分があると思うのです。

 柔道もそうですが

 「柔よく剛を制す」

 という言葉は、まさに今回の彼女たちに為に作られた言葉ではないかと、改めて彼女たち
の残した足跡に敬意を払いたいと思います。
 
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なでしこの活躍を通じて感じたこと

2011-07-20 08:24:33 | 日記
 僕はドイツから帰国した後の、彼女たちの会見を全て聞いたわけではありませんが、
皆一様に、周囲への感謝の言葉を忘れませんでした。

 清清しいですね。

 もし僕が彼女たちの一員だったなら、こんな清らかな笑顔で会見に臨めたが、正直不安
です。

 「優勝して祝福してもらえるのは確かに嬉しい。
  だったら出発の前に、もっと声をかけて欲しかった。」

 表面上は笑顔で応えても、腹の中ではこのような気持ちを抱いていたかもしれません。

 前回のブログでもお伝えしましたが、やはり僕たちの声の掛け方が、出発前やそれ以前に
足りていなかったことは間違いないと考えるためです。

 僕は1976年生まれですから

 「東洋の魔女」

 と讃えられた、1964年東京五輪のバレー女子代表の姿は、映像で見たのみです。

 今回のなでしこの優勝は、この業積に匹敵するものでしょうし、選手たちもロンドン五輪
の予選、本戦に向けて意欲が増していると思います。

 周囲、つまり僕たちの意識が変化したかどうかは、もう今秋から始まりますね。

 優れた批評は選手を褒めるだけでなく、改善点を指摘することでもありますから、テレビ
中継が増えるであろう今後、男子同様なでしこへの注目は高まるでしょう。

 観客が増えれば増えるほど選手の集中力はたかまりますし、監督の戦術や選手交代、選手
のコンディションや会見での質疑応答に至るまで、批評の内容は男子を変わらなくなるはず
です。

 でも選手のそちらの方が

 「やりがい」

 があるでしょうし、正しい批評を受けることで更に彼女たちの技術も向上するに違いあり
ません。

 逆に言えば、僕たちもサッカーを観る目を養うことにつながります。
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周囲、即ちそれは僕たちのこと

2011-07-20 08:12:27 | 日記
 ワールドカップ優勝後の会見において、沢をはじめとする多くの選手達が

 「結果が大事なんだと思いました。」
 「結果が出ないと、周囲から認めてもらえない。」

 と、心に秘めていた思いを吐露しましたが、ここに彼女たちの本心が詰まっている事を
忘れてはいけません。

 彼女たちの言う

 「周囲」

 というのは僕たちのことであり、言い換えれば彼女たちの頑張りを見過ごしてきたこと
の証明でもありますから。

 (なでしこリーグの応援に駆けつける方、オールスターを支援してくださっている企業
  の方など、例外もあるでしょうが基本は僕と同じように、今回の優勝で自分の応援ス
  タンスを見直したと思います。)

 「世界一」

 の称号が、なでしこリーグに波及すると良いですね。

 アメリカもドイツも、代表はともかくリーグの実情は日本と何ら大差ないようですから、
ここでなでしこの運営が改善されたなら、以前のように海外の選手が日本でプレイする事
を選ぶかもしれません。

 「今度はJリーグをよろしくお願いします。」

 1997年のワールドカップ予選でイランを撃破したあと、Jリーグの足踏みを危惧する
中田英寿は会見でそう述べました。

 この機会になでしこリーグだけでなく、代表の彼女たちだけでなく選手たち全てが、男子
と同様その存在を改めて見つめられると、意識もまた変わってくると思います。
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