塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ウルグアイ、南米大陸の頂点に立つ

2011-07-25 23:05:38 | 日記
 ウルグアイが3-0でパラグアイを完封し、コパ・アメリカ2011の頂点に立ち
ました。

 しかもエースのフォルランは、お爺さんと親父さんに続く

 「3世代」

 での南米制覇というおまけつきで、ウルグアイ国民の喜びもそうですが、フォルラン家の
感激はひとしおでしょうね。

 ご存知の方も多いでしょうが、フォルランはテニスの名手としても有名で、仮にプロの
テニス・プレイヤーになっていても、大きな成功を手にしたはずだと言われています。

 しかし彼がもしテニスを人生の伴侶にしていたなら

 「2010年ワールドカップMVP」
 「2011年南米王者」

 という勲章は手に入らなかったわけですから、彼の進路は正しかったことになります。

 やはり父親と祖父のボールを蹴る姿が、彼の大きな生きがいとなり、目標となったの
でしょうね。

 ウルグアイのような伝統国が

 「古豪」

 と呼ばれるようになると、選手だけでなく自国のファンがおおいに落胆します。

 今の欧州ですとハンガリーやベルギーがそうかもしれません。

 ただベルギーがコンパニ(マンチェスター・シティ)、ルカク(アンデルレヒト)など
新世代が育っている国は、まだ希望が持てます。

 ウルグアイも成績が低迷した1990年代に

 パオロ・モンテーロ(ユベントス)
 ダニエル・フォンセカ(ナポリ)
 ルベン・ソサ(インテル)

 など有力選手が存在しましたし、フランチェスコリやレコバのように、技術に秀でた選手
を擁しながらも、思うような結果は得られませんでした。

 ですから選手達もそうですが、ウルグアイのファンは今回の勝利に今酔いしれていると
思います。

 2014年のワールドカップに向けて、大きな手ごたえを掴んだと言えるでしょう。
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日本サッカー独特の風景

2011-07-25 01:51:10 | 日記
 海外に移籍する選手達をファンが囲み、選手が拡声器で今までの声援への感謝と
新天地への決意を表明する。

 これはJ1ではよく見かける光景ですが、よくよく考えてみると、この光景は日本
独特の代物で、欧州でも中南米でもみかけることは、まずありません。

 例えば

 「ロベルト・バッジョ」
 「パオロ・マルディーニ」

 など国内外を問わずその功績を認められた選手が、敵、味方関係なくその栄誉が讃えられ
る姿は、皆さんもご存知ですね。

 しかしよほどの事が無い限り

 「移籍を決めた選手」
 「退団が決定した選手」

 に対して、クラブ、ファンが労いの会を開く、空港まで見送りに出かけるという話は、
僕自身は聞いたことがありません。

 この背景には、

 「欧州が個人主義のもとで発展した社会であること」
 「プロサッカーの世界では移籍は付き物であり、選手の入れ替えに感傷的ではいられない。」

 とふたつの側面があるように思います。

 ですから今J1は

 「移籍の黎明期」

 にあると言えるのではないでしょうか。

 ただ外国籍の選手が契約を終えて帰国する際、ファンが空港まで見送りにきてくれて、

 「非常に感激した。」

 という談話は聞いています。

 ですから傍から見れば不可思議かもしれませんが、この光景は日本サッカーの価値観を証明
しているとも言えるのです。
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味気ある、味気ない

2011-07-25 01:37:07 | 日記
 ご亭主が酒を嗜む家庭では、

 「ビールではなく発砲酒、第3のビールを買う」
 「焼酎やウイスキーを、ベットボトルのお得サイズを選ぶ」

 と、様々な工夫を凝らしていると聞きました。

 勿論ビールが楽しみで懸命に働いている大黒柱のために、

 「ビール代くらいは。」

 と考える奥様もいらっしゃいますが、家計の消費を踏まえると、酒や煙草の代金カットに
活路を見出す家計は多いようです。

 僕もウイスキーを買いますが、確かに値段は張ってもお徳用のペットボトルは量があって
ありがたい気はします。

 でも

 「味気ない」

 のも確かです。

 僕がウイスキーを含む酒類に関心を持つようになったのは、贔屓の作家たちが酒や食物、
衣類やマナーなど

 「男が生きてゆく際のたしなみ」

 を教えてくれたからで、もし彼らが瓶でななく、ペットボトルに入ったウイスキーを見たな
らば、唖然としているでしょうね。

 気候、風土が起因している為に一概に否定はできませんが

 「ロングボール、ロビングに頼ったサッカー」

 がファンの共感を得られないのは、このサッカーが緻密さに欠ける、すなわち

 「味気ないサッカー」

 と思われているからだと考えます。

 イングランド、スコットランド、そして北欧でこれらが戦術の主流となったのは、やはり
厳しい冬の寒さとぬかるんだピッチに理由があります。

 足許がおぼつかない状態では、丁寧にパスをまわすよりも自分たちの体格を活かし、同時
に中盤を省略した方が、得点に結びやすいのは当然ですからね。

 従って中盤で小気味良くボールが回せるサッカーは、選手の資質と監督の指導だけでなく
その国の気候にも大きく関わっていると思います。

 イングランドも90年代後半から海外の選手の割合が増え、

 「コンチネンタル」

 と呼ばれる大陸型の、マイボールを大切にする概念が生まれましたが、根っこの部分では
今も昔と変わらない気がします。

 ですのでバルセロナとスペインのサッカーを賞賛するのは良いとしても、まず自分の立ち
位置を確認することも、必要な要素だと思うのです。 
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