塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

宇佐美の例は今後の良いサンプル例である

2011-07-23 23:06:26 | 日記
 ですので、余計な老婆心であることは重々承知していますが、ガンバからバイエルンに
移籍した宇佐美の例を見ていると

 「いきなり名門に加入するよりも、細貝のように2部で研鑚を積む方が良いのではない
  か?」

 と思ってしまうんです。

 宇佐美はバイエルンにふさわしい選手かどうかは、今季の彼の活躍次第ですが、名門に
直接日本人選手が加わる半面、

 「中規模、小規模クラブ」

 を経由してからでも、遅くはないのでは。と思ってしまうのです。

 ドイツはイタリアと異なり、若手をレンタルでたらいまわしにするような事は無いでしょ
うが、バルセロナの希望であったボージャンですら、移籍を決断するご時世ですからね。

 今アーセナルの関係者が宮市亮に注目していますが、オランダとイングランドの違いが
あるにせよ、

 「欧州の風景」

 を学べた点は、彼の財産になっていると思います。

 英語やオランダ語が飛び交い、今はスランプに陥っているとはいえ、オランダの老舗に席
を置けたことで、練習や欧州クラブのマネージメントの

 「基礎知識」

 を学べたわけですから、この経験は大きいと思います。

 これからも宇佐美のように、いきなり名門からオファーが届く例は続くと思いますが、彼
はその貴重な

 「サンプル」

 になると思います。

 指揮官のハインケスは彼に興味を覚えているようですから、宇佐美の出番は僕たちが心配
するほど、少なくないかもしれません。
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果たしてそれは相応しいか

2011-07-23 22:57:18 | 日記
 僕のように方向音痴の上、普段高速道路すら使う事の無い人間に

 「スポーツカー」
 「セダン」

 といった高級車は、明らかに分不相応です。

 また免許取立ての人間が、いきなり外車やステーション・ワゴンあたりの大型車を購入
することも、これに当てはまると思います。

 以前聞いた話ですが、トルコ代表として活躍したエムレ・ベロゾグルが、買ったばかりの
ベンツ、当然新車ですが、これに乗って所属先のガラタサライの門を潜ったところ

 「つけあがるのも、いい加減にしる!!
  中古ならまだしも、ベンツの新車を買うなど、駆け出しのお前には不相応だ!!」

 と指揮官のファティ・テリムが一喝したそうです。

 やはり人間のもつ品物には

 「相応しい物」
 「相応しくない物」
 
 の2点に別れてしまうものですね。

 Jリーグ開幕間もないころ、殆どのクラブで高級車の代名詞である「ポルシェ」が、必ず
停めてあったと聞きました。

 Jのクラブには、自動車会社が多くスポンサーに付いていますが、やはり外車、スポーツ
カーは、今も昔も

 「成功」

 の証なのかもしれません。

 ユルゲン・クリンスマンが現役時代ファンから絶大な人気を誇った背景には、彼のきさく
な人柄だけでなく、愛車が
 
 「フォルクス・ワーゲン」

 だった点も大きく影響していたようです。

 「フォルクス・ワーゲン」というドイツ語を、日本語に直接当てはめると

 「大衆の車」

 という意味になります。

 彼の存在が身近に感じられたからこそ、ファンは不調に陥っても根気強く彼が活躍する事
を願っていたのでしょうね。
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熊谷に注がれる視線

2011-07-23 00:32:41 | 日記
 僕は熊谷はフランクフルトのファンから、暖かく迎えられると思います。

 それは

 「既に彼女の力をファンが理解している事」
 「世界王者の一員がクラブに加わる事」
 
 に起因していますが、僕はむしろ男子のフランクフルトが与えた影響も大きいと考えて
います。

 かつてフランクフルトにはふたりの日本代表、高原と稲本が在籍していました。

 特にハンブルクから移籍した高原は

 「これぞ点取りやの真骨頂!」

 という形でゴールを奪い続け、日本代表のワールドカップ出場の為、ドイツから日本に
移籍する意志を表明した後でも

 「フランクフルトに残って欲しい」

 とクラブ側は最後まで慰留し続けました。

 高原のレッズへの移籍は彼が思うようには進みませんでしたが、それでも彼らふたりが
日本人選手の力量を示した事で、後に続いた長谷部や香川は随分助かったでしょうし、恐ら
く熊谷にも暖かい視線が注がれると思います。

 勿論その背景には、安藤と永里の存在も含まれます。

 ただ彼女はCBというポジションの特性上、失点シーンでは大きくクローズ・アップされる
リスクを背負います。

 外国人選手である以上、どうしてもミスはドイツの選手よりも目立つでしょうしね。

 それらを含めて彼女はドイツ行きを決めたのでしょうし、今はその努力が実るように願う
べきですね。

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熊谷選手にツイッター問題が降りかかる

2011-07-23 00:23:38 | 日記
 熊谷紗季選手の身に降りかかった

 「ツイッター」

 の問題ですが、このツイッターを発信した男性が法政大学の学生ということで、大学
側が謝罪文を公表しました。

 この男子大学生は

 「俺は今人気のなでしこの選手と同じ空間にいる!!」

 という自己顕示欲を抑えられなかったのか、それとも単に興味本位で書き綴ったのか
はわかりかねますが、公の場でない場所に選手がいれば、それは選手の時間であるわけで
すから

 「配慮が全く足りない」

 出来事だったと思います。

 熊谷選手も謝罪会見を開きましたが、確かに脇は甘かったと僕も思いますが、被害を被
った側でもあると僕は思うのです。

 僕はこのニュースを聞いて、ファイターズのダルビッシュ有投手を思い出しました。

 今はファイターズはおろか、日本野球の大エースにまで成長した彼も、新人の年に喫煙
問題が明るみとなり、公式に謝罪した事がありました。

 でも今では梨田監督とファンから、絶大な信頼を得るまでに成長しました。

 恐らくこの一軒が良いお灸となり

 「プロで生計を立てるには、ほんの些細な出来事が命とりになる。」

 という事を実感したのだと思います。

 熊谷選手にとっても、今回の件が良いお灸となりフランクフルトでの活躍に繋がるよ
うになると良いと願っています。
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