塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ジュニーニョが浮かべる苦悩の表情

2012-04-02 22:31:32 | 日記
 アントラーズが無得点で最下位に沈む理由のひとつに、ジュニーニョの存在があると思
います。

 彼には失礼ですが、アントラーズのサッカーにマッチしているようには見えません。

 ジュニーニョがフロンターレ在籍時、あのような苦悩の表情を見せたことはありません
し、何かが違うという疑念が胸のうちにあると考えられます。

 僕はジュニーニョの苦悩の要因は、ふたつのクラブの展開力、言い換えればスピードで
しょう。

 つまりフロンターレの方がもっと縦に速いサッカーを志向していおり、ジュニーニョの
加速力が活かされていました。

 しかしアントラーズは中盤の底からもっと丁寧にボールを繋ぐ、そのテンポの違いが
このブラジル人FWを戸惑わせていると感じます。

 この展開力の速度はジュニーニョだけを悩ませていません。

 そう、フェルナンド・トーレスと悩みの根本は変わらないと思います。

 リバプールはチェルシーよりも縦に速いダイレクトなサッカーで、トーレスがゴールを
量産できる仕組みになっていました。

 しかしチェルシはリバプールほど速くなく、トーレスも1トップではなく様々な形で
プレイする形になり、その違和感が完全に拭われたわけではないようです。

 ジュニーニョはフロンターレ在籍時の9年間のうち、8シーズンにわたり2桁得点を
挙げてきました。

 (2003年から2010年。サッカーダイジェストの選手名鑑2012より)

 ですのでアントラーズからすると、彼の獲得は間違いではないのですが、馴染むまでは
まだまだ時間がかかる気配があります。

 
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リール、PSGに肉薄

2012-04-02 17:16:19 | 日記
 「柔よく剛を制す」

 という言葉があるように、日本人は小兵の人間が大柄な人間に勝つことを手放しで賞賛
します。

 柔道、大相撲の世界では得にそうですね。

 でもこの心理、案外万国共通の代物ではないでしょうか?

 例えば今季のチャンピオンズ・リーグ、キプロス王者のアポエルは清清しい風を吹き込み
ましたし、以前もローゼンボルグ、アルトメディアといった地味なクラブが旋風を巻き起こし
ました。

 今季のリーグ1、優勝候補の筆頭はPSGでしたが、エディン・アザル所属のリールが
彼らと4差の3位につけて、首位はモンペリエと俄然優勝争いが面白くなってきました。

 大型資本によって生まれ変わった首都のクラブと、主力の売却に踏みきった昨年の王者で
は、リーグ開幕前から

 「大方の予想」

 がついていた気がします。

 しかしリールはまさに小兵ではありますが、剛のクラブに勝るとも劣らない戦績を残して
おり、指揮官ガルシアの評価は更に高まるでしょう。

 仮にリールが2連覇を果たしたとあれば、まさに快挙といえる出来事ですから、リーグ1
の歴史にその功績が刻まれます。

 アザルの移籍はもはや棒読みですが、リールのファンは生涯彼とガルシア監督を敬愛して
止まないと思います。

 逆に優勝を逃せばPSGを取り巻く環境は、更に混沌とするかもしれません。
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中休みの利用法

2012-04-02 17:03:37 | 日記
 NFLには「バイ・ウィーク」と呼ばれる週があります。

 それは通常のリーグ戦で他のチームが試合を行う中、「中休み」として試合を行わない
チームがあるんです。

 例えば連敗中にバイ・ウィークを迎えたチームは、改めて戦術を練り直すことができます
し、故障者が復帰するために貴重な場となります。

 逆に連勝し好調を維持していたチームにとっては、余計な休暇になる可能性もあります。

 1日はJFLの第4節が行われましたが、長野パルセイロは丁度バイ・ウィークにあたり
試合がありませんでした。

 その為彼らは日本体育大学を招いて練習試合を行い、調整にいそしんだのです。

 このバイ・ウィ-クは今季のJFLが

 「アルテ高崎」
 「ジェフ・リザーブズ」

 の2クラブの大会を受けて急遽設けた苦肉の策で、本意のスケジュールではありません。

 ただこの休養期間を上手く利用することで、低迷したクラブが復活する可能性はあるで
しょう。

 古い話ですが1995年、Jリーグの中断期間を利用してフランス合宿を行ったグランパ
スエイトが、その後見違えるような結果を残しましたね。

 リーグ戦の最中に試合が無いのは、選手とコーチには違和感があるでしょうが、練習する
にしろ休暇にするにしろ、明確な指針があれば問題なく対処できると思います。
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スポーツ・ブランドが手がけるレザースニーカー(2)

2012-04-02 11:56:57 | 日記
 僕の手許には10年以上前に購入したパトリックのスニーカーが2足あり、今も度々
履きます。

 パトリックの現行品は「日本生産」で知られ、その品質の高さは広く知られています。

 近年パトリックのスパイクを履いている選手を見かけませんが、1980年代には

 「ミッシェル・プラティニ」
 「ASローマ」

 をサポートしていましたね。

 今は長野パルセイロのアンバサダーを務める土橋は、パトリックの愛用者だったことを
覚えています。

 パトリックの配色はとてもカラフルで、その色彩の鮮やかさはフランス生まれのブランド
だと納得できます。

 サッカーブランドはアンブロを除けば総合スポーツ・ブランドですから、タウン・カジュ
アルとして着られる衣類、靴が豊富に揃っていますから、通勤に使える靴は案外多いように
も見えます。

 アシックスとミズノ
 ロットとディアドラ
 パトリックとルコック

 どんな国でも大概大手のスポーツブランドが2社は存在し、お互いに切磋琢磨しあいなが
ら発展してきました。

 今後はサッカーを軸とするスポーツだけでなく、社会貢献を含む企業理念でも競いあう
時代になったと思います。
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スポーツ・ブランドが手がけるレザースニーカー

2012-04-02 11:46:36 | 日記
 日本に限らず世界的に、スーツが堅苦しいものではなくより身軽な仕立てとなり、くだ
けた形で着る提案をよく見かけます。。

 その為足下も、従来の革靴ではなく一見革靴に見える

 「レザースニーカー」

 を購入する方もいらっしゃるでしょう。

 例えばイタリアのサントーニ、イングランドのクロケット・アンド・ジョーンズも、レザー
スニーカーを製造しており、その高い品質は言うまでもありません。

 その一方でイタリア、フランスではレザー・スニーカーの代わりに

 「スポーツ・ブランドのレザースニーカー」

 を合わせる方が多いようです。

 前者がディアドラ、後者がロットとパトリックになります。

 コンバースのオールスター、アディダスのLAトレーナーなど、素材がキャンバスや
メッシュの品はジーンズやチノに合わせています。

 一方今例を挙げた3つのブランドは、素材が革で靴底も薄いので、スーツ、スラックスに
合わせ易いのでしょう。

 特にディアドラの人気は本国イタリアだけでなく、日本でも高まっていると聞きました。

 ディアドラと言えばサッカーとF1の世界で名を馳せるブランドですから、現場で培った
物づくりが、タウン・シューズに活かされているはずです。

 古くからのサッカーファンは、ディアドラと言えばロベルト・バッジョを連想し、最近
好きになった方はアントニオ・カッサーノを思い浮かべるのでしょうね。
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