塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本基準か世界基準か、それが問題だ。

2012-04-07 23:38:13 | 日記
 僕は両親からいつも

 「礼服を早く用意しなさい!
  私たちも歳だから何があるかわからないし、突然の不幸にも対応できるようにして。」

 と、礼服を用意するように尻を叩かれます。

 実際、僕は礼服を持っていません。

 僕が礼服を買うのを躊躇しているのは、「僕なり」の理由があるためです。

 服飾に関心のある方は、日本における礼装、「ブラック・フォーマル」が日本独自の服装
であることをご存知でしょう。

 西欧で喪に服す際、彼の地の皆さんは黒い服を着ません。

 彼らは濃紺やチャコール・グレーで葬儀に参列します。

 僕は現在の日本の服装は当然欧州式を取り入れるべきだと思うのですが、僕がこの歴史
を説明した所で、両親や親戚が受け入れるとは到底思えません。

 僕の意見は「広範囲」では正しい。

 しかし僕の周囲では「正解」では無いのです。

 日本もJリーグは以前この「ジャパニーズ・スタンダード」と「インターナショナル・スタ
ンダード」の狭間で揺れ動いてきました。

 その実例が

 1・2ステージの採用とチャンピオンズ・シップ
 2・延長Ⅴゴールの採択
 3・ヤマザキ・ナビスコカップ決勝のホーム・アンド・アウェー決戦

 などがそうですね。

 つまり「独自色」を打ち出そうとした余り、翻って混沌を生み出してしまいました。

 僕は欧州にルーツがあるものは、まず欧州式を取り入れることが賢明な選択だと思うのです。
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チャンピオンズ・リーグ4強が揃う(2)

2012-04-07 02:12:15 | 日記
 3・チェルシーが優勝した場合
 
 ディ・マテオ政権の存続がありえますね。

 一部のチェルシーのファンはアブラモビッチのたび重なる監督交代と、必要のない現場介入
に随分不満があるようです。

 チャンピオンズ・リーグ優勝監督を交代することは、ファンの怒りを買う事はあっても、
賛同を得ることは無いでしょう。

 ディ・マテオはゾラやビアリと並び、現在のチェルシーの根幹(多国籍の基盤)を担った
人物ですしね。

 逆にチェルシーが優勝すれば、それだけ懸念材料である

 「世代交代と人員整理」

 が先送りになるのは間違いないでしょうが、逆に優勝を皮切りに選手の入れ替えが進む可能性
もあります。

 4・バルセロナが優勝した場合

 チャンピオンズ・リーグを初めて連覇したクラブとして、その名が永遠に歴史に刻まれます。

 ポイントなるのはグアルディオラ政権の存続がどうなるかですが、主力がクラブを離れる
事は無いでしょう。

 バルセロナがやってくれば、日本のファンとテレビ局は何もしなくても「ネタ」が手に入り
ますから、是非彼らに優勝して欲しいと思っているのではないでしょうか?

 ナイキとしては他の3クラブが全て

 「アディダス」

 のサポートを受けていますから、バルセロナの勝利を願っているでしょう。
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チャンピオンズ・リーグ4強が揃う

2012-04-07 01:59:49 | 日記
 チャンピオンズ・リーグの決勝をどう捉えるかで、今後の欧州サッカーが転換期を迎え
るかもしれません。

 1・バイエルンが決勝に進出し、優勝した場合

 このドイツの老舗が優勝すれば、決勝の開催地アレアンツ・アレーナはさながらディズニ
ーランドのような夢心地をファンと選手に与えるでしょう。

 決勝の舞台となるスタジアムのクラブが、チャンピオンズ・リーグの決勝に進む事はまさ
に夢であり、その難しさは皆が承知しています。

 バイエルンは欧州屈指の名門でありながら、その存在はどこか

 「地味」

 に映り、ユナイテッドやバルセロナと比較した際、有名選手が敬遠してきた感があります。

 しかし指揮官のユップ・ハインケスは1998年のレアルを欧州王者に導いていますし、
ロッベンとリベリの両翼が全開ならば、どんな対戦相手も脅威を覚えるはずです。

 ミュラー、そしてマリオ・ゴメスがゴールを奪えればの話ですが、ホームの大声援が心理
的負担を与えかねない面もあります。

 2・レアルが優勝した場合

 決勝で「エル・クラシコ」が実現したならば、テレビの視聴率は劇的に上昇し、不況に
喘ぐファンはそのチケットの値段に歯軋りを覚えるはずです。

 ダフ屋は金儲けの時が来たと、この対戦の実現を夢見ているはずです。

 レアルが優勝すれば2002年、あのジダンの伝説のボレー・シュート以来の戴冠にな
りますが、生え抜きであるカシジャスにとって、より感激は大きいでしょうね。

 ロナウドにすればメッシとの立場を逆転できる良い機会かもしれませんが、インテルが
優勝した時と同様

 「モウリーニョ」

 が去る瞬間も同時に入手する形になるはずです。

 しかしこれ以上の軋轢を生む将の存在は、レアルにとって苦痛かもしれませんし、ペレス
はポルトガル人との

 「円満離婚」

 に向けて、優勝を期待しているかもしれません。
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