塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ディアドラの技術革新に注目

2012-04-14 18:32:03 | 日記
 開発のヒントはゴアテックス

 ディアドラが発売したスパイク「ソラーノ」は、

 「外部からの水滴と泥は遮断しながらもスパイク内部にこもった水蒸気は発散できる」

 という非常に画期的な物です。

 今までサッカースパイクはそのデザインと軽量性、そして紐の位置など各社がこぞって
新しい企画を持ち込んできましたが、このディアドラの技術は

 「高温多湿」

 という日本、そしてアジア地域にとって非常に有意義なものだと思います。

 例えば欧州は日本よりも渇いた地域ですから、これからの季節、素足にエスパドリーユ
やキャンバス・シューズという出で立ちが目立ちます。

 しかし日本で同じ事をしても、湿気が内側にこもり、靴擦れの問題もありますから欧州
と同じことはできません。

 ディアドラはこの技術で

 「脚を解放する」

 ことに成功したと言えます。

 サッカーもアウトドアと同じように、その日の天候が大きく左右します。

 冒頭でご紹介したゴア・テックスは登山やハイキングファンならお世話になっている技術
ですが、最近ではリーガルが自社の革靴に搭載し、梅雨時の会社員に商品提案をしています。

 つまり外部からの水の浸入を防ぐことは、靴を履く人間にとって大きなメリットなんです
ね。

 ディアドラの契約選手であるカッサーノも、先日試合に復帰しましたしディアドラにとって
は追い風の時期が来たと言えそうです。
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ラウル、スペイン代表に復帰の可能性あり

2012-04-14 18:18:51 | 日記
 今スポーツ・ナビを読みましたら、

 「ビセンテ・デルボスケがラウル・ゴンザレスの代表復帰を考えている」

 という内容の記事が掲載されていました。

 見出しは「ベテランFWラウル、代表復帰も?」

 という形で、クラブ・ワールドカップで全治半年の重傷をおったビジャの代役、そして
ヨーロッパ・リーグの活躍という、ふたつの側面があるようです。

 僕はトーレスのチェルシーでの日々も、ラウルの復帰が示唆される理由だと思いますが、
僕はデル・ボスケがレアル時代の愛弟子を

 「贔屓」

 しているわけでは無いと捕らえます。

 代表監督は常に

 「全ての選手に扉は開かれている」

 と唱えますが、それは基本「建前」であり、本音はそうではありません。

 もしラウルが再び代表に名を連ねたなら、レアル以外のファンとメディアはヒステリー
を起こすでしょうね。

 「ラウルのシャルケでの活躍は確かに素晴らしい
  しかし彼の招集は時代に逆行しており、ジョレンテというFWもいるじゃないか!」

 しかし辻褄という点では、デル・ボスケの考えはまさに正論であり、A代表が年齢に
捉われることなく召集できるというその行動に乗っ取ったものです。

 欧州選手権までスペインがどの程度の親善試合を予定しているのかはわかりませんが、
僕はラウルの代表復帰は現実味があると思います。
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化粧品のラインナップとゾーンプレス

2012-04-14 18:06:13 | 日記
 僕が普段使っている石鹸、シャンプーは花王、マンダムと誰でも気軽に購入できるブラ
ンドです。

 でも内心では

 「いつかクラランスや資生堂メンなど、値の張る化粧品を買ってみたい。」

 と考えています。

 高額の化粧品の場合、市場は女性を軸に展開していますが、これらにもゾーン・プレスの
ような圧縮が見られます。

 最近広告で

 「化粧水も乳液もメイク落しもこれ一本で!!」

 という、二役、三役を謳ったものが多くなりました。

 つまり化粧品をそれぞれ購入し、余計な空間と手間をかけるならば、若干価格が高くな
ろうとも、一本で全てを済ましたらどうなの?

 僕はこれらの広告を見るたびに、ゾーン・プレスとサッキの顔が頭に浮かぶのです。

 ゾーン・プレスは万能薬ではありません。

 「第2のサッキ」

 と評価され、2010年代のゾーン・プレスを生んだゾルバッケンは、成績不振の為に
所属先のケルンを解雇されましたし、本家のゾーン・プレスも最後は

 「選手の感性」

 に救われた部分がありましたね。

 ただ今後、よりスピーディーに余計な空間を省いた品がもてはやされると思います。

 確かに幾つもの化粧品を買うと、使い終わったあとの瓶の処理が大変ですし、空いた空間
を有効活用したら良いわけですから。
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シグネイチャーはサッカー界では不要のものか

2012-04-14 17:55:08 | 日記
 前回、前々回と「シグネイチャー」に付いてお話してきましたが、僕は今後サッカー
の世界で、選手の名前が入ったスパイク、靴を発売するのは難しいと思います。

 プーマのキング・カズコレクションは、だからこし意欲作になるのです。

 例えばアディダスが「メッシ」と名前の付いた靴を発表したとしましょう。

 そのメッシ・コレクションが愛用者だけでなく、一般レベルにまで認知されるには

 1・毎年一回必ず新作を発表すること
 2・メッシが常に健康で、試合へ出場すること
 3・アディダスが今以上のギャラを彼に提供すること

 少なくともこの3点は不可欠です。

 ナイキがエアー・ジョーダンを世界レベルで売る事ができたのは、ジョーダンが入団
2年目の1986シーズン以外は故障に無縁であったこと。

 そしてなんと言ってもシカゴ・ブルズを6度、全米王者に導いた実績が挙げられます。

 勿論街中で履けるバッシュとサッカー・スパイクでは、比較が難しいことは確かです。

 しかし長距離移動の過酷さと、年を追うごとにマークの厳しくなるメッシの状態を考え
ますと、彼レベルの選手ですら

 「名前入りの靴」

 を発表することは難しいと思います。

 もし彼がファン・バステンのように志半ばで引退する形になれば、アディダスにとって
リスクが大きすぎますし、ディアドラはこのオランダの英雄の引退を、誰よりも悲しんだ
と思います。

 そして何よりメッシが、ロイヤリティとして手許に入るお金をそれほど必要としている
風には見えませんしね。

 今後のサッカー界では、特定の選手を贔屓にするよりも、複数の選手で広告を展開する
形にシフトしてゆくと思います。

 例えばロットはラノッキアとロッシという、自国を代表する選手と契約したのはその代表
と言えます。
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サッカーにおけるシグネイチャーの存在

2012-04-14 02:27:50 | 日記
 アディダスのスニーカーには「地名」と「人名」を施したものが多数存在し、ファンを
喜ばせています。

 前者の例が「ローマ」「タヒチ」であり
 後者の例が「ユーイング」「スタンスミス」

 になります。

 実はサッカー界からは「ベッケンバウアー」と付けられたスニーカーが発売されていま
したが、ドイツサッカーの象徴である彼を、同じくドイツの代名詞であるアディダスが、

 「見過ごす」

 はずがありません。

 事実バイエルン時代のベッケンバウアーは、常にこの「3本線」を纏っていたそうです
から。

 そしてドイツと言えばプーマも忘れてはいけません。

 プーマのシグネイチャーで一番知られているのはスエード(クライド)ですが、実は
サッカー界からは

 「ハインケス・コメット」

 というスニーカーが発売されていました。

 このハイケンスと言う人名は、ユップ・ハインケスの事を指すのでしょうが、彼が指揮を
執るバイエルンはアディダス契約していますから、内心苦笑いしているかもしれません。

 プーマのスパイクの代名詞「キング」は当然ペレをモチーフにしていますし、カズが
日本市場で大きな影響力を持つ事は有名です。

 最近選手名が付けられた靴は下火ですが、それだけ長期間に渡り安定した成績を得る
事が難しいのでしょう。

 (参考資料 えい出版 普及のスニーカー銘鑑 別冊ライトニング4)
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