塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ボトルキャップの回収について

2012-04-26 23:30:33 | 日記
 恐らく今シーズンも、インチャーダ・ナガノの皆さんは、パルセイロのホーム・ゲーム
でペットボトルのキャップを回収していると思います。

 キャップを回収することで、お金の無い子供達を援助できるこの仕組み、実は

 「さほどでも無い」

 という意見もあります。

 キャップを集めても「運送費」「子供達への区分」などを踏まえると、僕たちが思う以
上にコストが膨らみ帳尻合わせが難しい様子なのです。

 その一方でペットボトルの回収が進めば、ゴミ収集に携わる方の負担が確実に減ります
し、ご存知のようにナイキはペットボトルを

 「ジャージ素材」

 として活用しています。

 僕のスーパーでもキャップは毎日回収していて、僕はできる限り協力していますが、お
世辞にも他の従業員が熱心だとは言えません。

 スーパーですから、ペットボトルは沢山売られています。

 個人で購入した飲料のキャップを回収箱に入れれば良いだけなのに、ただ捨てているだ
けなのです。

 清掃担当の人間がキャップを回収しているのですが、分別が進めばその仕分けも簡単に
なります。

 サッカーは存在自体が社会貢献、地域貢献に結びついています。

 僕たちが出来る範囲で、今後も手伝いができれば良いですね。
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尾木氏、佐々木監督を絶賛

2012-04-26 00:37:05 | 日記
 教育評論家の尾木直樹氏が、昨日21時から放送の

 「ほんまでっかTV」

 の中で、なでしこの佐々木監督の指導を絶賛していました。

 尾木氏によると、男子は個人を競わせる形で結果を残すことが可能だが、女子の場合は
グループを形成して長所を伸ばす方が最適というのです。

 佐々木監督はミーティングの場を増やし、選手達に活発な意見交換を求めるそうです
から、理に叶っているそうです。

 また、以前練習に遅刻してきた選手に対し、彼女を叱責するのではなく

 「どうして皆で誘い合って練習にこない?」

 と、グループとしてのまとまりに欠けた他の選手達に、反省を促したというのです。

 尾木氏はこのふたつのエピソードを披露し、佐々木監督の手腕を讃えたのですが、普通
遅刻してきた選手には

 「どうして遅れた?」

 と問い詰めたくなるのが普通です。

 代表合宿は集団生活が軸ですから、会社員の方や自営業の方はやはり声を掛け合うこと
は難しいですね。

 ただお互いに声を掛け合うことがオフ・ザ・ピッチだけでなく、試合本番でも出来るよ
うに、監督が誘導した可能性もあります。

 特にGKと最終ラインの意思統一は重要ですし、セット・プレイで相手に

 「フリーマン」

 が出てしまうようであれば、失点のリスクは増大します。

 なでしこの選手たちは最高の理解者と共に、金メダルを取るべくロンドンに向います。
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ハーフ・タイムの過ごし方

2012-04-26 00:24:16 | 日記
 およそ20年前、週刊マガジンで「シュート」というサッカー漫画が連載されていました。

 その連載終了後、作者の大島司氏は同じくマガジンで

 「ステイ ゴールド」

 というテニス漫画の連載を始めますが、その中で非常に印象に残る場面があります。

 高校の部活の顧問が主人公たちに

 「テニスはインターバルの時間が30秒しかない
  つまり技術、体力よりもいかにこの30秒を有効活用できるかが、勝敗の鍵なんだ!」

 と檄を飛ばすのでが、もしかするとサッカーにも同様の事が言えるのではないかと思え
たんですね。

 (上記の台詞は僕のうろ覚えのため、この通りではありません。ご容赦ください。)

 サッカーは試合中にタイムアウトが取れません。

 監督は給水の際に指示を与えられたら良い方で、下手をすればスタジアムに時計が無い
場合もありますし、同時進行で行われる他会場の結果が気になる場合もあります。

 つまり

 「ハーフ・タイム」

 は選手の疲労回復だけでなく、監督が選手を向き合える唯一の手段であり、ここで的確
な時間が過ごせたかが、勝敗を左右する要因になるはずです。

 1993年のドーハの悲劇として知られる対イラク戦。

 アメリカが目前に迫った選手たちは興奮を抑える事が出来ず、オフトがどんなに黙らせ
ようとしても、各自がしゃべりたいことをしゃべるだけで、全く打ち合わせが出来ないまま
後半に向う形となりました。

 名将と呼ばれる人物は、きっとハーフ・タイムを心得ているでしょうし、モウリーニョ
もメモの内容をこの15分の為にとっているはずです。

 
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