塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2012シーズン、チャンピオンズ・リーグ・トピックス(2)

2012-04-23 23:37:12 | 日記
 2・もし決勝のカードがレアル対チェルシーになったなら

 2005、06シーズンとプレミア連覇に導いたクラブ史上最高の指揮官を、チェルシー
は「敵」として迎える形になります。

 2005年の優勝は彼らにとって50年ぶりの快挙であり、モウリーニョに請われる形で
マルセイユから移籍したドログバは、今でも恩師を慕って止みません。

 それはチェフ、ランパード、アシュリー・コールなど

 「古株」

 の選手も同様でしょう。

 そして何よりアリアンツ・アレーナに集まったチェルシー・ファンが、モウリーニョの
存在をどう表現するのか僕は興味があります。

 モウリーニョが2010シーズンにインテルを率いてスタンフォード・ブリッジに再来
した際は、大きな混乱は起きませんでしたが、結局チェルシーは英雄の

 「軍門」

 に下る形となりました。

 もしこの2クラブが決勝で対戦する形になれば、レアル対チェルシーというクラブに焦点
が集まるのではなく

 「ジョゼ・モウリーニョ」

 という固有名詞が闊歩する形になるはずです。

 モウリーニョが率いたクラブは2年目に真価を発揮すると言われており、事実リーガでは
バルセロナから覇権を奪う寸前になっています。

 チャンピオンズ・リーグに集中できる形となった今、レアルは決勝に向けて照準を合わせて
いるはずです。
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2012シーズン、チャンピオンズ・リーグ・トピックス

2012-04-23 23:28:53 | 日記
 1・もしバイエルンが優勝したなら

 宇佐美は日本人選手として初めてビッグ・イヤーを獲得したクラブに在籍した形になり
ます。

 しかし宇佐美本人は面白みを感じないでしょう。

 バイエルンの仲間はこぞって彼の才能を賞賛しますが、来季はニュルンベルクでシーズン
を送る事が濃厚となるでしょう。

 仮に彼がバイエルンに残留すれば、年末のクラブ・ワールドカップに出場するかもしれ
ませんから、日本テレビとしてはひとつの大きな

 「バリュー」

 が期待できます。

 2005年のカズ(シドニーFC)、2006年の岩本輝雄(オークランド・シティ)
と、今までも日本人選手が注目されたクラブ・ワールドカップですが、

 「欧州王者の一員」

 としてもし宇佐美が帰国すれば、それはやはり凄いことです。

 欧州王者は常に優勝候補筆頭という形で注目されすし、各国代表が顔を揃える老舗クラブ
です。

 間違ってはいけない事は、ノイアーやトーマス・ミュラーといった主軸よりも、宇佐美の
露出が多くなることでしょうか。

 現段階で宇佐美の進退はわかりませんが、出場機会を求めるならばやはり移籍が最優先
になるでしょうね。
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僕が思うドルトムント・ファンの願い

2012-04-23 01:24:37 | 日記
 バイエルンが仮にビッグイヤーを勝ち取ったならば

 「リーグ優勝は君たちにプレゼントするよ。
  僕たちは欧州王者だし、年末には東京で世界王者になれるように全力を尽くすさ!」

 と余裕たっぷりにドルトムントファンに切り返すでしょう。

 ドルトムントからすれば、彼らのこの態度が気に食わないと思います。

 スペイン、イタリアとは異なり、現在のブンデスリーガには4、5クラブに優勝の可能性
があることが大きいと思います。

 シャルケやボルシアMGは大健闘しましたし、老舗のハンブルクもクラブの経営、選手
獲得を見直せば再び上位が見えるはずです。

 イングランドもここ数シーズンが随分「混戦」になっていますが、それはオイル・マネー
の後ろ盾が付いたせいでもあります。

 しかしドイツはクラブが自分達で活路を見出している点で、プレミアとは大きく異なりま
すし、ドルトムントはその象徴と言えます。

 シャヒンが抜けた穴を埋める苦労が祟り、前半戦は苦戦しチャンピオンズ・リーグも同様
でした。

 主力の売却が今後どのような形になるかはわかりませんが、今季の反省点が来季のドル
トムントの前半戦に活かされるのは、間違いないと言えます。
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ドルトムント、ブンデスリーガ2連覇を達成

2012-04-23 01:15:43 | 日記
 バイエルンの寡占で成り立っているブンデスリーガで、ドルトムントが連覇を果たした
ことは大きな足跡となりました。

 2000年代にもドルトムントを含めて4クラブ、の04年のブレーメン、07年のシュ
ットガルト、09念のウォスルクスブルクがそれぞれ優勝していますが、

 「単発」

 に終わり、しかもその後は低空飛行を続けています。

 レーブ政権が契約終了となった暁には、ユルゲン・クロップ体制に移行する可能性もある
でしょうし、ドルトムントは、今まさに旬のクラブと言えます。

 熱心なドルトムントファンが今一番気がかりなことは何でしょうね。

 香川、フンメルス、グロスクロイツなど主軸の移籍話でしょうか?

 それとも優勝パレードに参加することでしょうか?

 僕は

 「バイエルンの欧州制覇が達成されるかどうか」

 にあると思います。
 
 仮に彼らが優勝すれば欧州制覇は通算5度目となり、ドルトムントは更に水を空けられる
形になります。

 またバイエルンが優勝した瞬間、愛するクラブの2連覇が霞んでしまう上に、クラブ・
ワールドカップで世界王者に挑戦する権利まで得られてしまいます。

 「レアルに勝ってほしい!」

 と思うファンは、マドリードだけでなくドルトムントにも随分と存在すると思います。
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