塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アディダス、レアルとの契約を更新へ(2)

2012-04-29 23:00:17 | 日記
 少し前、ローマに在籍していた元イタリア代表のトンマージが、クラブの財政を考慮して
セリエAの最低年俸である金額、日本円で

 「12万円程度」

 で契約更新したことがありました。

 トンマージの申し出にローマだけでなく、イタリア全土から大きな賞賛が集まったのは言う
までもありません。

 「たかだかボールを蹴っているだけで、あんなに高級が貰えるとは考えられない。」

 イタリアでもそう唱える人間がいたのです。

 レアルはメガクラブの代名詞であり、チャンピオンズ・リーグの優勝9回という途方も
無い記録を持ちます。

 しかし今スペインでは、随分スタジアムに空席が目立ちます。

 それだけ入場券を買うことを躊躇うファンが多くなったためかもしれませんし、サッカー
よりも食べることを優先している可能性もあります。

 アメリカで大リーグよりもマイナーリーグの観戦が好まれる事が増えたのも、やはり家族連
れが

 「低価格」

 で楽しめることを念頭に置いたためなんですね。

 熱心なレアルファンも、今回のアディダスとの契約の感想は真っ二つに分かれると思います。

 1・クラブの財政が潤うことはよいこと
 2・これだけ収入があるのだから、チケットの値下げをして欲しい。

 アディダスは向こう8年、自社の売上が減少しないと見通してこの契約を提示したのでし
ょうが、バイエルンやチェルシーのファンからの批判もありえます。

 (参考資料 スポーツナビ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アディダス、レアルとの契約を更新へ

2012-04-29 22:52:30 | 日記
 欧州経済に大打撃を与えたギリシャ、そしてドイツと共にユーロの中心であるフランス
の両国でまもなく総選挙があります。

 信用不安から緊縮財政。

 人員の削減や年金の減額など、手許の現金が減る一方の市民たちは、現在の政権に反対
の意見を提示しています。

 その中でレアル・マドリードがアディダスから年間

 「42億円」

 という桁外れの金額で契約を更新する事が明らかとなりました。

 契約期間は8年後の2020年までで、ナイキとバルセロナの間で締結された、年間31
億年を簡単に上回る形です。

 スペイン、隣国ポルトガルも、信用不安に見舞われています。

 確かにスペイン全体でみれば

 「プラド美術館」
 「サグラダ・ファミリア」

 など多くの観光資源が存在し、ヘミングウエイが魅了された闘牛の他、バスケットボール
が盛んなことで有名です。

 つまり、財政を確保できる可能性を秘めた存在があることは確かです。

 でも人々は我慢をしています。

 スペインも他の欧州諸国と同様、サッカーの人気は突出していますが、この金額は熱心な
ファンからも大きな反感を呼ぶ可能性があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラブのバスツアーに対して

2012-04-29 19:58:42 | 日記
 今日29日は相次いでバスの事故が発生しました。

 それだけバスを安全に運転する事、乗客の命を預かることの難しさと大切さが伝わって
きました。

 サッカーでもクラブが企画するアウェイのバスツアーは、貴重なクラブの収入源になって
います。

 だからこそ、今回の事故が人事で無いと感じる関係者も多いと思います。

 僕はツアーに参加したことはありません。

 ファンだけでなく選手もバス移動は多いはずですが、きっと運転手の方はひとりで行き
も帰りも運転しているのでしょう。

 その疲労は並大抵では無いと思います。

 ツアーの場合、料金が多少高くなるかもしれませんが、

 「運転手2名体制」
 「休憩の時間を多く取る」

 などの事故予防策が必要だと感じましたが、もしかしますと既に実戦されているのかも
しれません。

 バス会社とクラブの信用を護るには、運転手の方の体調だけでなく無理のない運行計画
が必要になります。

 天気や渋滞など、解決が難しい問題もあるでしょうし。

 クラブのバスツアーに参加する方も体調には充分注意し、同乗の方に負担をかけない気
配りが必要ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アディダスの新技術、それは

2012-04-29 19:48:52 | 日記
 PSGとモンペリエの激しい鍔迫り合いが続くリーグ1ですが、一足早くフランス・カ
ップの優勝クラブが決まりました。

 そのクラブはリヨンです。

 そしてこのフランス・カップの背景に、今後のサッカーを変えるかもしれない、ひとつ
の技術が公表されたことをご存知でしょうか?

 それはリヨンの公式スポンサーであるアディダスが、胸の部分を

 「3D」

 にした新作ジャージを登場させた点です。

 この情報は「ゴール・コム」に掲載されていまして、アディダスがこの一戦で3Dジャー
ジの投入に踏み切ったのは、リヨンが人類で初めて映画の製作の成功した

 「リュミエール兄弟」

 生誕の地で、アディダスは彼らに敬意を払ったというのです。

 もしリヨンが決勝に進出していなければ、この新作はアリアンツ・アレーナで登場して
いたかもしれません。

 バイエルンとチェルシーはどちらもアディダスの顧客ですし、フランス・カップの決勝よ
りもより大きい露出が期待できたはずです。

 それでもアディダスがフランスの地でこの技術を公開したのは、

 「敬意」

 という人間が忘れてはいけない胸の内があったためです。

 今後この3Dジャージが普及すれば、胸スポンサーに名乗り出る企業が多くなるかもし
れません。

 サッカーが興業でありビジネスである以上、スポンサーとの関係は常に良好でなくては
いけませんし、彼らはより多くの露出を期待するでしょうから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クロード・マケレレは魔法の言葉

2012-04-29 02:24:33 | 日記
 「恋の呪文はスキトキメトキス 
  逆さに読んでもスキトキメトキス」

 僕が小学生の頃でしょうか、テレビアニメ「さすがの猿飛」の主題歌で流れた冒頭の
詞が、今でも強く印象に残っています。

 この呪文のような詞ですが、僕自身も数年前、僕自身を励ます言葉を胸に秘めていまし
た。

 その言葉とは

 「クロード・マケレレ」

 です。

 8年前の夏、今のスーパーで勤務を始めましたが中々上手くいきません。

 お客が片付けない買い物カート、分別の気配が全く無い大量のゴミ、そして山に積み
重なった空のガチャ・ガチャカプセル。

 当時は玩具売場に籍を置いていたので、商品ダンボールを含めての後片付けに、万引き
を含めて神経をすり減らしていたのです。

 そんな時、心の中で「マケレレ」と唱えると、どこか勇気が湧いてきたのです。

 僕はこのフランス代表MFのプレイを映像で見た事が全く無かったのですが、レアルが
彼を売り飛ばしてから不調に陥ったことを踏まえ

 「彼のように、人が嫌がる仕事をする人間だって、組織には不可欠だ。」

 と感じ取れたんです。

 部署移動した今でも、こうした汚れ役は随分回ってきますが、サッカーの世界でも現実
の世界でも、彼らに敬意が払われることを僕は祈っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする