塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ユナイテッドと香川の相性を考える

2012-04-25 22:35:16 | 日記
 香川が師事するクロップ監督は、愛弟子が残留するであろう憶測を唱えながらも、彼の
移籍を容認する模様です
 
 Web版のサッカー・キングが報じています。

 香川が移籍する第一候補と目されているのが、名門マンチェスター・ユナイテッドです。

 長友祐都がインテルでプレイしていることもそうですが、まさか日本人選手がこの「超」
の付く老舗に移籍したならば、感慨深い出来事になります。

 しかし、冷静になって判断すれば、赤い悪魔に香川の居場所は無いと思います。

 来季ファーガソンが描く布陣を従来の4-4-2と仮定すれば、香川はサイドか中盤の
底で起用されるでしょうが、彼本来の場所ではありません。

 アシュリー・ヤング、ナニと競わせることも無いでしょう。

 そして4-2-3-1とするならば、香川の居場所は確保できます。

 その一方でルーニーはともかくエルナンデスとウイルベックの先発が叶いません。

 特にエルナンデスは「チチャリート」とファンから呼ばれ、その人気は絶大ですし、も
しベルバトフが残留すれば、1トップに対し4人のFWという形ですから

 「不満の解消」

 は大きな要素です。

 当然ユナイテッドのように試合数が多いクラブは、ターン・オーバーも含めて選手の構成
を考えますが、カーリング・カップとプレミアでは試合の意味合いが違います。

 ユナイテッドからすれば香川は

 「ミスマッチ」

 になると思いますが、果たしてドルトムントにはドーバー海峡を越えて、獲得の打診が
届くのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012シーズンのセールが始まる

2012-04-25 18:55:32 | 日記
 今日の千曲市は非常に良い天気で、夏用の肌着を選択しました。

 パルセイロ専用自販機も飲み物は全て「COLD」に切り替わっていて、いよいよ
春から初夏の香りがします。

 大手のサッカー通販サイトも、2012シーズンのレプリカ・ジャージを大特化で
売り出しています。

 かつては

 「選手支給品 サイン入り」
 「オーセンティック」
 「日本に未入荷の海外限定品」

 など、その付加価値が取り立たされたジャージの販売方法も、転換期を迎えている気が
します。

 中古市場が形成された上に、今はJのクラブも

 「サード・ジャージ」
 「創立20周年」
 「チャンピオンズ・リーグ限定」

 など、購買意欲を高める工夫を始めましたし、生観戦できない欧州サッカーよりも、地元
のクラブの品を買いたいと考えるのが人情ですから。

 ビッグクラブでは一足速くチェルシーが来季のジャージを公開しましたが、今後も続々
とお披露目されるでしょう。

 ユナイテッドが青、レアルが赤のジャージをアウェイで着たように、ジャージを見る事は
クラブの歴史を学ぶ手段でもありますから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素直に喜べない心理

2012-04-25 14:05:28 | 日記
 「どうしてもっと自分に自信が持てないの?」

 皆さんの周囲でこう叱咤する人間はいるでしょうか。

 でもこうした声のかけ方をする人間が、案外日頃から自信が持てないとされる人物に
対して、皮肉や批判をしているように思えます。

 この点で一番問題なのは、声を掛けられた側の自信の喪失ではありません。

 「褒められた際に、素直に喜べない事、ありがとうと言えないこと。」

 だと思います。

 僕もそうですが常日頃問題点を指摘されると、やはり気落ちしますし、汗を流した事が
報われなくて嫌な気持ちになります。

 周囲の声が追い討ちをかけますし。

 ですので稀に褒められる、ミスを庇ってもらった際に

 「いつも叱る立場の人間が今日はどうしたんだ?」

 と訝しく感じてしまうのです。

 サッカーでもユースを筆頭に育成の世代は、言葉の掛け方ひとつ配慮する必要がありま
すが、叱責され続けて萎縮してしまうのは、子供も大人も関係と感じます。

 もしコーチたちに子供が素直に

 「感謝します」

 と言えないようであれば、それは子供自身の内面ではなく、住環境と練習環境に何かしら
の問題を抱えている信号でしょう。

 サッカーは楽しい。

 その半面、怪我、進路など迷う時もあります。

 だからこそコーチと密な形を築くことは、子供と親御さんにとっても大きな価値がある
はずです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストラリア代表DF、雑誌モデルに起用される

2012-04-25 11:57:50 | 日記
 正直意外な人選でしたね。

 どうして彼らが「彼」にモデルを依頼したのか、その背景はよくわからないのですが。

 彼らというのは日の出出版のアスリート・サファリの編集部、彼というのマシュー・ス
ピラノビッチの事です。

 最新号の表紙と巻頭記事で特集されているのが、このオーストラリア代表DFなのです
が、僕はサッカーが好きですからわかりましたが、他のスポーツに関心がある方は

 「どちら様?」

 と思ったかもしれません。

 サッカーに限らずアスリートは、映画俳優と同様の名声を手に入れた形になるのでしょう
か?

 僕の考えとしては配色やデザインはともかく

 「体格、骨格の異なる海外のアスリートの服装を取り入れるのは難しいし、まずプロと
  してのピッチ、コートでの振る舞いの注目すべき。」

 というものです。

 アスリート・サファリ以外にも彼らを特集する記事がありますが、単にファッション・ア
イコン、売上の手段として見ているだけで、敬意を欠いている印象を受けます。

 スピラノビッチ自身は心よく取材に応じていたようですし、レッズには良い宣伝になった
とは思います。

 もしかするとオーストラリアがワールドカップ予選で日本代表を戦うことも、無関係で
は無いかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選手にとってスキャンダルとは

2012-04-25 11:45:41 | 日記
 サッカー選手の私生活をのぞき見したいという気持ちは、かつて庶民が王侯貴族に
憧れたものと同じかもしれません。

 「世界性生活大全 桐生操 文春文庫」

 には上流階級に属する人間たちの姦通裁判の陳述書を、庶民たちが好奇心一杯で
読んでいたと触れています。

 (P84 姦通裁判)

 桐生さんは

 「姦通裁判をネタにした雑誌は、現代のスキャンダル誌の草分けとなったのです。」

 と記していますが、つまり現代のパパラッチに通じるものは、何時の時代でも欲求と
して存在するのですね。

 イングランドでは「WAGS」、選手の妻と恋人が選手以上に見出しを飾ることも多い
ようで、2006年のワールドカップ以降、この単語は国外でも知られる形となりました。

 また選手の結婚、離婚、交際は随分と誇張されて書かれているようです。

 しかし幾度となく結婚と離婚を繰り返したロナウドや、結婚後、わずか数ヶ月で生活が
破綻したパト・アレッシャンドレのように

 「自業自得」

 と思われる例が無いわけではありません。

 イブラヒモビッチのように結婚生活が順風でも、妻が彼よりも11歳年上ということだ
けで記事が成立するくらいですしね。

 選手は力量があってこその存在ですが、力量と名声が無ければ記事にならないことも事実
です。

 逆説するようですが、書かれる事は知名度が上がった証明でもあるのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする