塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ルーツを知ることの大切さ

2012-05-01 22:54:47 | 日記
 僕自身はクール・ビズの概念には賛同しますが、服装には嫌悪感があります。

 「ネクタイを外せば快適」
 「チノパンやポロシャツは涼しいね。」

 と皆口にしますが、果たしてそうでしょうか?

 毎日沢山のダンボールと格闘している僕からすれば、確かにネクタイが無い方が便利で
すが、服装にはそのルーツと立場もありますしね。

 例えば僕は服飾の本を幾つか持っていますので

 1・ポロシャツは本来テニスの為の服だった。
 2・半袖シャツはカジュアルであり、公の場には全くふさわしくない
 3・デッキシューズは街履きではなく、ヨットや船の甲板作業で使われていた

 など、その商品が生まれた背景を知っています。

 背景を知っていて取り組む方が、知らないまま取り組む方が正直消化しやすいはずです。

 サッカーの世界でも

 1・スパイクとジャージの軽量化とデザインの進化
 2・スタジアムの商業施設化

 など、その価値観が大きく変化しています。

 でもサッカーが生まれたルーツを知ることが出来ていれば、かつての概念を現代に調和
させることも可能です。

 例えば大リーグを真似て、スタジアムの外見をレトロな物に変更し、時にはかつて在籍
した選手をスタジアムに招くなど、考えは幾つもあると思います。

 労働者の憩いであったサッカーが、ここまで波及した背景には、ボールを蹴る楽しみだけ
でなく、単純だったこともあるでしょう。

 この「単純」というルーツを、僕たちは忘れてはいけないと思います。
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クール・ビズがスタートするも

2012-05-01 22:45:03 | 日記
 僕は今日休日でしたが、本日1日よりクール・ビズを導入します。

 大阪市では男女問わず、「ラガーシャツ」で仕事をしていると聞きました。

 大阪は2019年のラグビー・ワールドカップの開催地に立候補しているそうなので、
その招致の一環として導入したそうです。

 この例をサッカーに当てはめるなら、長野県庁と長野市役所がそれぞれパルセイロの
レプリカ・ジャージを着て、仕事に励む形になります。

 パルセイロのシンボルカラー、オレンジが行政に浸透すれば、観客動員とスタジアム
問題に進展があるかもしれません。

 その一方で長野市は長野県の県庁ですから、県内外から沢山の人が公務、観光で訪れ
ます。

 他県の方からすれば

 「長野市にもサッカークラブがあるのか。」

 という宣伝になるでしょうが、松本、木曽方面からの来客には嫌な光景でしょう。

 逆に松本市役所の人間が緑のジャージで仕事をしていたら、正直僕は早くそこから立ち
さりたい。と思うはずです。

 山雅との関係は、サッカーと言う純粋に「競技」としての宿敵として収めるのが筋で
しょうが、嫌悪感をお互いが拭いきれないまで発展している点は、ある意味

 「成熟」

 したサッカーの捉え方が県全体に波及している証拠と言えます。
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ユナイテッドの補強箇所を考える

2012-05-01 16:50:56 | 日記
 これまでさんざん見下してきた隣の空色に覇権を奪われた場合、来季ユナイテッドは
補強の矛先をどの方向に向けるのでしょうか?

 ロナウド、ルーニーが語ってきたように、競争力を維持するべくビッグネームを獲得
すべきか?

 それとも今季のように、価格は安いが実力は評価できる若手に声をかけるのか?

 グレイザー家の承認も必要ですが、アーセナルの実情を踏まえると、前者に軍配が上が
る気がします。

 しかしチェルシーのように、大金は必ずしも成功とは結びつきせん。

 ユナイテッドが資金を投入すべきなのは

 1・スコールズの復帰で埋め合わせた中盤
 2・ファーディナントとヴィディッチが欠けた際のCB

 になるのでしょう。

 スコールズが仮に来季も現役を続行したとしても、これは単なる止血であり解決には
繋がりません。

 香川の移籍が囁かれるのも、中盤の強化を図りたいためでしょうし、フレッチャーや
アンデルソンといった

 「既存戦力」

 の見直しもあるはずです。

 CBの高齢化というのは、ユナイテッドに限らず多くのクラブ、インテル、チェルシー
も抱えています。

 ファーガソンもそのチェルシーに移籍したケイヒルのような、20代半ばで即戦力の
CBを希望すると予想します。

 その一方でバイエルンは2013年で35歳となる、ヴァン・ブイデンと契約を更新
しました。

 もし希望する選手が見つからなければ、来季もCBのレギュラーは今季と同じになる
はずです。
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パトロンが心変わりをしたならば

2012-05-01 14:11:54 | 日記
 シティにマラガ、そしてPSG

 王族からの資本援助を受けているクラブは、彼らが経営から手を引いた瞬間、その牙城
が崩れることを理解しているのでしょうか?

 例えばシティはダービーに勝ち再び首位に立ちましたが、その面子を見ているだけで
スウォンジーのようなスモール・クラブのファンは

 「歯軋り」

 するでしょう。

 しかしパトロンが消えた瞬間、クラブの財政は崩れ去り、選手は去ってゆくに違いあり
ません。

 アグエロ、ジェコ、コンパニにシルバ

 彼らに高額の給料を支払えるクラブなど、世界的に見てもそう多くはありませんし、実際
シティは現在の前に、元タイの首相であったタクシン氏が、オーナーシップを得ています。

 しかし短期間でのオーナー交代
 
 2008年にFAカップを勝ち取ったポーツマスが、2010年に破産、降格したことを
踏まえると、他人事では無いと思います。

 ポーツマスは2009-10シーズンにUAEの実業家、アル・ファヒム氏の買収が暗礁
に乗り上げてしまったのです。

 僕はオイルマネーの流入を完全に否定しませんし、雇用が生まれる側面も理解しています。

 しかしポーツマス、そしてチャンピオンズ・リーグの収入を見越して強化計画を立てた
リーズのように、

 「資金があること」

 は必ずしも得策では無いと考えます。

 また人の「心」は変わりやすいものです。

 パトロンが去った後のリスク・マネージメントを考える余裕が、クラブには必要だと感じ
ます。

 (参考資料 欧州サッカートゥディ 2009-10 日本スポーツ企画出版)
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石油が仮に無くなれば

2012-05-01 14:04:15 | 日記
 若干値下がりしたとは言え、ガソリンは高い買い物です。

 産油国のひとつであるイランと米国の関係が思わしくないことが影響していますが、
彼らが石油の輸出を

 「ビジネス」

 にしていることも大きいですね。

 需要がある品を「廉価」で販売することに、何の意味もありませんから。

 でも思うのです。

 イラン、サウジアラビア、カタールにクエート。

 この産油国が仮に近い将来、完全に石油が枯渇してしまったならば、市民、王族、関係
なくどのように暮らしてゆくのでしょうか?

 聞くところによると、同じ中東でもUAEでは石油が採れないそうです。

 ですからホテルの建設を含む観光業、そして航空技術に力を注いでいるのですね。

 「フライ・エミレーツ」

 の文字はアーセナルだけでなく、ミランとハンブルクでも見かけるようになりましたし、
事実お客からの評判も上々のようです。

 カタールがアジアでは2番目、中東では初となるワールドカップを2022年に手がける
のは、もしかしますと近い将来を見据えた

 「国家戦略」

 とも取れます。

 石油が仮に採掘できなくなれば、国内に住む外国籍の労働者が帰国してしまうでしょう。

 しかしワールドカップでカタールという土地、気候、価値観を知ってもらえたら、新しい
資本と労働力が入手できるかもしれないのです。
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