塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーではどうして抗議行動が頻発する?

2012-05-03 23:00:52 | 日記
 そしてレッズ・ファンがバスを囲んだ際、警備の方が1名負傷したと聞きました。

 軽症であれば良かったのですが。

 警備の方は「治安維持」が仕事ですが、残念な結果となりました。

 欧州でもファンと警察、機動隊の衝突がしばしば見受けられますが、どうしてサッカー
の抗議行動がここまで

 「威圧的」

 になるのか、僕には正直わかりません。

 僕もパルセイロや代表の試合を見て、「今畜生!ふさけんな!」と叫びたい時はあり
ます。

 でも暴力に頼った応援でえ死人や怪我人がでるのは、もううんざりです。

 暴力を抑える理性があるのが人間ですし。

 警備や警察の方が負傷した。

 もしその故障が理由で職を追われ、家族が離散する羽目になったとしても、ファンは自分
の責任としてその光景を見ないでしょう。

 もしその故障で体が不自由になったなら、クラブはどのような形で接したら良いので
しょうか?

 他の競技でもストライキ、暴動が起きることがありますが、サッカーは頻繁に起きすぎ
です。

 僕らはサッカーとの付き合い方を、時に振り返る必要がありますね。
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人の時間を奪うことは禁じ手である。

2012-05-03 22:51:43 | 日記
 テレビを見ていると、お笑い芸人の方達がしばしば

 「この前先輩にご馳走になったのは有難かったけど、帰宅が朝方になっちゃいました。」
 「この先輩の家にお邪魔すると、朝まで酒に付き合わされるから困っちゃう。」

 と漏らしますね。

 僕はどんなに優れた人間でも、24時間という人間皆に平等に与えらた時間を奪う権利
は無いと考えます。

 どうして帰りたいと思う人間を、すぐに解放してやらないのか不思議で仕方ありません。

 最初の30分、1時間はともかく5.6時間も飲み食いすれば充分だと思いますが。

 先日の埼玉ダービーでアルディージャに敗戦したレッズの一部ファンが、抗議の意味を
兼ねて選手バスを取り囲んだと聞きました。

 囲んだ時間は40分に及んだそうですが、何か他に方法は無かったのでしょうか?

 レッズの選手バスの運転手が、クラブの従業員なのかそれとも民間のバス会社の方なの
かは、正直わかりかねます。

 もし民間の方だとすれば、「40分」の遅れがどれだけ厳しいものか、レッズのファン
はわからなかったでしょうか?

 次の仕事が待っていたかもしれません。
 
 上司からの叱責、報告、理由書の提出など、運転手は「非」が無いのに何かしらの責任
を背負う形になったかもしれません。

 でもレッズファンは

 「バスの遅延」

 に対して、運転手に対して何かお詫びをしたのでしょうか?

 抗議活動はサッカーの世界では頻繁に行われますが、自分達が怒りをはけ口にしている
その横で、無関係の方が「エゴ」の犠牲になっている。

 そのことを僕たちは踏まえないといけません。
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個性が強すぎる選手との付き合い

2012-05-03 02:11:45 | 日記
 自意識過剰、不遜な態度、僕はサッカー選手にはおおいに結構な態度だと思います。

 彼らは自分が結果を出し続けてきたからこそ発言の権利があるわけで、もし結果が出なけ
れば、周囲から散々叩かれることを招致で

 「自己主張」

 をしています。

 カッサーノ、イブラヒモビッチ、ロマーリオ、ハジにストイチコフ。

 大口叩きは常に実力者であるのです。

 しかし彼らの存在を疎ましく思う人間がいるのは当然ですし、特に監督は彼らの存在
が煙たくて仕方ないはずです。

 リッピとドゥンガが2010年のワールドカップでそれぞれ

 アントニオ・カッサーノ
 ロナウジーニョ

 を選考外にしたのは、ふたりの突飛な態度が代表の空気を一変させる可能性があった為
です。

 恋人、妻はおろか親、兄弟とも顔会わせが出来ないワールドカップでは、何より練習と
宿舎での過ごし方が大きな鍵となります。

 代表監督としてはその空気(風紀)を乱しかねない輩を招集することは、大きなリスク
を抱え込む形になってしまいますし、何より

 「えげつないメディア」

 までを引き寄せて違います。

 この顕著な例が2002年のアイルランドでしょう。

 合宿地サイパンの練習施設の貧弱さに対し、ロイ・キーンが監督のマッカーシーに噛み
付き、あわや空中分解寸前となります。

 それでもアイルランドは日本で大活躍しましたが、監督というのは選手選考から大きな
正念場に立たされていることが、改めて理解できます。
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金持ちクラブ、やりくりクラブ

2012-05-03 01:57:17 | 日記
 僕はモイーズがユナイテッドに移籍する事は無いと考えます。

 モイーズは「エゴ」の渦巻くメガクラブよりも、自分の裁量で強化が出来るエバートン
のような中規模クラブが合っていると思うためです。

 例えルーニーという教え子がいてもモイーズが移る事は考えにくいですし、仮に現在よ
りも潤沢なクラブに移籍しても、むしろ思うのは

 「戸惑い」

 だと思います。

 「私にはこんな大金必要無い!」

 そう言ってフロントに補強費を返却してしまうかもしれません。

 今まで行なってきた自分の流儀に合わないことを取り入れても、結局はうまくいくはず
がありませんしね。

 エバートンに限らず、欧州には様々なやりくり上手のクラブがあります。

 例えば

 イタリア ウディネーゼ、ラツィオ
 ポルトガル ポルト
 スペイン セビージャ、ビジャレアル
 フランス モンペリエ

 などがそうでしょうか。

 特にウディネーゼとポルトが商売上手であることは、近年日本でも随分と知られるように
なりました。

 獲得金額と売却額の差を利益としてこのふたつのクラブは生きているわけですが、この
したたかさを、日本のクラブもそろそろ取り入れていくべきです。

 今日本市場は欧州からすればある意味「エル・ドラド」のように思われていますが、だか
らこそ「対等」の形で交渉をすべきですね。
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