塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

監督に求められる柔軟な召集リスト

2012-05-25 23:42:08 | 日記
 6月3日より、日本はおよそ1年に及ぶワールドカップ予選に挑みます。

 オマーンもそうですがヨルダンも不気味な存在の上、イラクの評判が非常に良いですね。

 ザッケローニ監督の選手召集も含めて、今後はより選手のコンディション調整が不可欠
となります。

 と言いますのも、2013年にはコンフェデレーションズ・カップ出場の為、ブラジル
遠征が控えています。

 そして2014年に本大会出場を果たしたならば、休む暇も無く翌年に1月には、オース
トラリアに出向く必要があります。

 そう、アジア王者を防衛するためにです。

 こうしてみますと、2012年6月から2015年1月まで、代表のスケジュールに
余白が見当たりません。

 何かしらの形で、予選とビッグ・トーナメントに参加します。

 ですからJの選手、海外の選手問わず代表に招集されたなら、コンディションの回復を
最優先にしませんと、体が持ちません。

 代表を構築する場合

 1・骨格となる存在が不可欠の選手
 2・バックアップとしての立場を確立した選手
 3・各国リーグで結果を出した旬の選手
 4・五輪、ユースからの昇格

 と4パターンが考えられます。

 長丁場の予選と本大会を視野に入れた際、世代交代を含めて監督の柔軟な招集が必要
となります。

 えてして欧州リーグの選手にこだわり続けると、ジーコの時のように不必要な摩擦が
起りかねませんしね。
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チェルシー、ドログバに続き2選手が退団

2012-05-25 06:42:30 | 日記
 肉と魚を調理した際、料理人は身だけでなく骨や内蔵を用いて

 「だし汁を作る」
 「ホルモンとして提供する」

 など、素材をすべて使い切る努力をします。

 チェルシーはドログバに続いてサロモン・カルーとボジングワとの契約を打ち切ります
が、僕は

 「モウリーニョと仲間達」

 は、そのエキスを最後まで出し尽くしたように見えます。

 ポルトガル人がロンドンに登場した7年前の夏、つまり7年間チェルシーに在籍して
きた選手はその分年齢を重ねた形になりました。

 年齢で先発か否かを判断する事、それは選手からすればアンフェアですね。

 しかし監督からすれば30代半ばの選手よりも、20代、10代の選手の起用に踏み切
りたいと思うものでしょう。

 チェルシーでしたら、スターリッジ、ルカクがそうです。

 一足早く退団を表明したドログバ。

 彼はチェルシーでやるべきことを全てやった。

 自分のエキス(献身)は出し尽くした。

 そう捉えたからこそ、クラブ・ワールドカップに出場して世界一を目指す行為に、魅力
を感じなかったと感じます。

 そして自分がどんなに奮闘しようとも、モウリーニョという最高の料理人が、素材と
しての自分とめぐり合うことが出来ないとも思えたのでしょうか。

 来日する際のチェルシーの陣容が、5月のそれと随分異なるはずです。
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ナイキがサポートする3クラブ、新作ジャージを公開

2012-05-25 02:13:55 | 日記
 プーマ、セスクに加えてセルヒオ・アグエロとも契約しましたね。

 共にナイキからの移籍ということで、プーマの勢いを感じます。

 アディダスがメッシと香川、ナイキがルーニーに長友など、20代前半の優れた選手達
を盛んに起用していますから、プーマも巻き返しを期待していると思います。

 そしてそのナイキがサポートする3クラブ、バルセロナ、アーセナル、ユナイテッドの
新作ジャージが公表されました。

 この画像はいつも拝見している

 「フットボール・パーク」

 で見つけたものです。

 特にバルセロナのグラデーションの採用が目を惹きますが、それ以上に気になるのが、
日本代表のふたり、宮市と香川が果たしてこのジャージを着るかという点です。

 降格したボルトンのコイル監督は、宮市がレンタル移籍してすぐに実力を認め、試合
で起用した背景があります。

 「宮市には残って欲しい。
  しかし、彼はアーセナルに復帰するだろう。」

 と苦しい胸の内を明かしています。

 フェイエノールトからアーセナルに復帰する時もそうでしたが、彼は暖かい声援を贈ら
られながらも、自分の意志で厳しい環境を選択してきました。

 そしてユナイテッドは移籍金16億円を準備して、日本代表の10番を迎え入れようと
しています。

 2012シーズン開幕前、クロップ監督はシャヒンの穴を埋める必要がありましたが、
その悩みは来季も続くようです。

 日本でプレミアシップの注目が、2012-13シーズンは飛躍的に高まる気配があ
ります。
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ミスター・ヨーロッパ、声明を発表

2012-05-25 02:03:14 | 日記
 カールハインツ・ルンメニゲが

 「バイエルンのファンはロッベンに謝罪した。」

 という声明を発表しました。ゴール・コムに掲載されています。

 僕が思うにファンがロッベンにブーイング、しかもバイエルン対オランダ代表という
親善試合で行った背景には、彼の契約問題も含まれていると思います。

 先ごろバイエルンはロッベンと契約を2015年まで延長したと発表しましたが、彼
が速やかに契約を更新したわけではありませんでした。

 そして自身も認めると思いますが、故障の多さが常に付きまといます。

 リベリも故障が目に付きますますが、リベリがファンの信頼を得ているのは

 1・ロッベンよりも古株であること
 2・バイエルンとの契約を優先に考えていること

 この2点にあると思うのです。

 ですからチャンピオンズ・リーグ決勝のPK失敗に端を発して、ファンはロッベン費

 「貴方は我が愛するクラブをどう考えていますか?」

 という意思表示にも考えられます。

 勿論中にはロッベンに敗因をなすりつけ、自分の自尊心を守ろうというファンもいると
思いますが、やはりその心情は良くないと思います。

 ロッベンが契約を翻すのか、遵守するのかわわかりません。

 ただ彼がバイエルンを去ったなら、皆が喪失感を味わうはずです。
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