塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

安値で買い、売却するサッカーの基本を見直す

2012-05-05 18:33:37 | 日記
 その瞬間、唖然としてしまいました。

 僕が○円で売却したスーツが、○○円という桁外れの値段で売られていたのです。

 今日は休日で身辺整理を兼ねたリサイクル・ストア巡りをして、お金を稼いできました。

 冒頭の文は、その中の1店舗で僕が去年買い取ってもらったスーツが、まさに桁違いの
値段で売られており、愕然としてしまいました。

 でも次の瞬間

 「きっと4千万で香川を売却したセレッソも、今の僕と同じ気持ちを抱いたのだろうか?」

 と言う思いが頭を過ぎりました。

 ウディネーゼやセビージャは、ダイヤの原石を徹底的に磨き上げて売却する事に長けた
クラブです。

 つまり、目利きになることはサッカーでも日常でも、お金の使い方を左右する大事な要素
と言えます。

 僕はインターネットではなく、直に足を運んで商品の感触、重さ、肌触りを感じるように
しています。

 これからは育成の重要性が更に高まるでしょうし、

 「原石を見つける人」
 「原石を磨く人」
 「原石の売却行動に長けた人」

 がクラブに不可欠になると思います。

 日本ではかつてジェフの育成が評判でしたが、J2降格以後、再び育成に力を注いでいる
模様です。
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オンリーワン、例えばそれはインザーギのこと

2012-05-05 10:39:08 | 日記
 例えばインザーギがそうですね。

 この元イタリア代表FWに対し、仮に指揮官がポストプレイやプレスでの貢献を求めて
も、逆に彼が

 「見当違い」

 と馬鹿扱いされるはずです。

 インザーギ最大の魅力は相手最終ラインとの駆け引きに長けた動き出しであり、リバウ
ンド・ボールを拾うポジショニングにあります。

 確かにFWの守備がクラブ全体の守備連動に繋がりますが、ネスタやアバーテが後方か
らインザーギが相手を追っかけていても

 「それはお前の役目じゃない!」

 と叱責するかもしれません。

 つまり、外野が口出しできない個性、技術を選手が備えていれば、監督が何人変わろうと
も、要求される内容はただひとつと、変化が無いわけです。

 インザーギはこの代表例と言えます。

 「オンリーワン」

 つまり唯一無二というのは、誰もが真似できない突出した力量のある人物を差しますが、
指揮官にとって

 「ポリバレント」

 でない選手は起用しにくいのかもしれません。

 逆に彼らを上手く適合させることができたなら、戦力として最高の結果をもたらす形に
なるのですが。
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監督の要求、自分の個性

2012-05-05 10:31:28 | 日記
 「監督が僕に何を求めているのか、真剣になって考えたよ。」

 選手から度々聞かれる言葉ですが、僕は少し危険な感じがします。

 と言いますのも、現代サッカーは選手と監督、そしてコーチのいずれも非常に流動的な
存在になりました。

 ですから選手が随時指揮官の嗜好に合わせていれば、次の指揮官の要求に答えられないと
思うのです。

 「前者の要求が体に染み付いている」
 「後任監督が同じ要求を求めるかどうか、それはわからない」

 という2点の側面があるためです。

 ワールド・サッカーダイジェスト2011年12月15日号で、マリオ・ゴメスが監督
だったルイス・ファンハールと「ウマ」が合わなかったことを認めています。

 そう言えば、クロアチア代表のオリッチも、ゴメスと同様の扱いでしたね。

 両者は抵抗することなく練習に励み、体調管理に気を配ったからこそ、指揮官の見識を
変える事が出来ました。

 少なくともこの経験が現在のゴメスを形成し、ハインケスからの信頼を集める理由になっ
たのでしょう。

 監督に起用されるには、その要求の飲む事が不可欠です。

 しかしその意思に従おうとしすぎると、逆に自分を見失ってしまう可能性もあるでしょう。

 その匙加減の巧みさが、選手を一流へといざなう原動力になると思います。
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伝統を凌駕すること、即ちサッカーの魅力

2012-05-05 10:21:58 | 日記
 サッカーが興味深いのは、「伝統を覆す」事が可能だからでしょう。

 例えば長野パルセイロの創立は1990年です。

 しかしパルセイロが今後、適切にお金を使い環境整備と地域貢献、そしてプロリーグへ
の参戦と優勝を果たしたならば、

 「古株」

 の存在を凌駕する形になります。

 もしパルセイロが将来、アジア・チャンピオンズリーグの常連となり、幾度となく優勝
したと仮定します。

 そうすれば

 「アジアを代表するクラブは我ら長野パルセイロ」
 
 「創立は1990年と浅いですが、ペニャロール、オリンピア、リーベル・プレートな
  どの名門と匹敵する存在にまで成長しました。」

 と、胸を張れることでしょう。

 例えばパリ・サンジェルマンがそうですね。

 花の都パリに彼らが誕生したのは1970年のことですから、サンテチエンヌ、マルセイ
ユファンからすればまるで、赤子の存在と言えます。

 パリ・サンジェルマンは近年のリーグ戦の低迷、ファンの暴動で世間を賑わしてきました
が、カタール王室が買収したのは、この

 「歴史の浅さ」

 が無関係では無いと思います。

 適切な投資は伝統を凌駕すると、彼らは考えたのでは無いでしょか。
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サッカーと恋愛の共通項(2)

2012-05-05 07:35:10 | 日記
 日本サッカーが1998年に初めて世界を知りえたように、僕も結婚したならば何かし
ら、考えが変わるだろうかと思う時があります。

 日本はそれまで

 「世界大会での成功例」

 が著しく欠けていましたが、1997年のアジア予選突破以後は、自国開催も含めて
アジアの代表としてワールドカップに参加しています。

 「1つの成功例」

 が起点となり、選手と監督、そしてファンの目的意識が大きく変化し、心が強くなりま
した。

 僕が結婚するには

 「恋愛で成功体験をひとつでも手に入れる事」

 が不可欠なのだと苦笑いするのも、この日本代表の姿が教えてくれる為です。

 「サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にする。」

 という格言が昔から欧州では尊重されていますが、この言葉の裏側には黎明期から先人
達が、自分の行き方や家庭の成り立ちをサッカーに反映させてきた証拠だと思います。

 自分の人生を顧みた際、自分が追及するサッカーと照らし合わせて見る。

 その時に

 守備重視(自分自身で自分を卑下していなかったか)
 攻撃重視(自分の意見を適切な言葉で唱えてきたか)

 だったのか。

 そのことを思わずにいられなかったのでしょう。

 僕も時に女性に対して勇気を持って接しないといけません。
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