アクエリアスも遂にカロリー０が登場

　コカ・コーラ社が遂にカロリー０のアクエリアスを発売しました。

　でも広告に起用されているのはオダギリ・ジョーさんで、アスリートではありません。

　通常のアクエリアスは既に認知されていますし、サッカーでは本田と澤の２選手がＣＭ
に出場しています。

　恐らくこの品は、シリアス・アスリートではなく、僕たち一般向けに訴求効果を狙って
いるのでしょう。

　矛盾していますが、体脂肪や体重の増加は僕たちのほうが気にしますし、だからこそ
炭酸飲料もコーヒーも、カロリー０がもてはやされるわけです。

　このアクエリアスがきっと五輪を含めた今夏のコカ・コーラの目玉商品なのですね。

　アディダスやリーボックがタウン・カジュアルとアスリート向けの品で、起用する
広告を別の形で作成するように、今後は飲料の世界でも同様の気配が起りそうです。

　例えばアディダスと言えば

　デリク・ローズ　（シカゴ・ブルズ）
　リオネル・メッシ　（バルセロナ）

　と、シリアス・アスリートの名前がすぐに思い浮かぶ一方、日本ではオレンジ・レンジ
やエグザイルが好んで着用しています。

　カロリー０の品は

　「新規のお客」

　を「顧客」にするための第一歩であり、だからこそコカ・コーラは俳優を起用して、そ
の存在を身近に感じさせたと思います。

僕が考える日本代表の選手達

　先ほどやべっちＦＣを見て気付いたのですが、最終予選までもう１ヶ月無いのですね。

　時の移り変わりは早いものです。

　こうして見ると、日本代表を司る海外の選手達が休む時間が無い事を、改めて痛感しま
す。

　その点を考慮して、ザッケローニ監督は先日３日の短期合宿を行ったのですが、僕は
ジュビロの山田、サンフレッチェの佐藤が、現在のＪ１で代表に値する活躍を見せている
と思います。

　山田はクラブで左翼で使われていますが、中央、つまり香川と競わせても面白いと思い
ます。

　本田圭佑がまだ本調子で無い分、香川には大きな負担がかかります。

　対戦相手としては、彼を消すことを念頭に置くでしょうし、彼の代役を抑えておくこと
も不可欠でしょう。

　佐藤は既に日本代表として既に３１試合の経験を持ちますが、ビッグ・トーナメントへ
の出場はありません。

　それでもＪ１で１試合につき１ゴールを奪う、過去に例を見ないペースでゴールを奪う
彼は、まさに今が旬と言えます。

　代表には骨格を担う選手の他に、好調の選手がアクセントとなることが期待されます。

　佐藤は現在の日本人ＦＷでもっと期待してよいはずです。

　加えるならサガンの豊田もどうでしょうか。

　ポストプレイと空中戦の巧みさに加え、昇格組みのクラブのエースとしてその責任を
果たしています。

　新顔の招集は難しいでしょうが、既存の戦力だけでは限界があることは、２０１０年の
イタリアが証明していますし、監督の母国であることはどこか暗示している面があります。

選手が渾名で呼ばれたら

　スポーツ選手の人気を考える上で、名前の呼ばれ方が参考になります。

　プロ野球ですとカープの前田投手が「マエケン」、ライオンズの中村選手が「おかわり」
と呼ばれていますね。

　選手が名前を

　「ニックネーム」
　「簡略化」

　で呼ばれていれば、人気は随分高いと言えます。

　サッカーで言えばカズ、シュンスケ、ヤットなどがその代表例でしょうが、野球ほどの
浸透度に欠けると思います。

　例えばガンバのＤＦ今野は、
　
　「コンちゃん」

　と呼ばれ、親しまれていますがこれはあくまで代表とクラブの中だけでしょう。

　ガンバファンが彼をコンちゃんと呼びかけても、関心の無い方には誰のことを指すかわ
からないでしょうし、僕のような他のクラブのファンは、普通に

　「今野」

　と呼ぶでしょう。

　つまり選手がニックネームや略称で呼ばれたならば、それはクラブの垣根を越えてその
存在を認知された証拠だと思います。

　その一方で反省点もあります。
　
　例えば日本では便宜上、ロナウドを「クリロナ」と記すことがありますが、彼のファンは
気にいってはいないでしょう。

　略せばそれだけ原稿を書くのが楽になりますが、考えものだと思うのです。