塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

附帯条件を付けてはどうか

2012-05-13 23:02:07 | 日記
 ハノーファーに移籍する酒井の移籍金は1億円の見通しですが、レイソルはこれに
附帯条件を盛り込んだらどうでしょうか?

 例えば

 「酒井が○○試合出場したならば、ボーナスとしてレイソルに移籍金がプラスされる。」
 「ボーナスの代わりに、ハノーファーから代表クラスの選手を移籍させる。」

 というものです。

 つまり酒井の出来高が、レイソルの収入に直結するという形です、

 酒井は移籍が今回が初めてですし、意味も無くプレッシャーをかけても仕方がありませ
んが、Jのクラブも今後はこれくらいの要求、言い換えれば
 
 「したたかさ」

 を発揮しても良いと思います。

 酒井を今の段階で獲得できたハノーファーは、正直安堵しているでしょう。

 仮に日本が五輪でメダルを取る形になれば、移籍金の額は当然高くなりますし、競合ク
ラブも増えたはずです。

 ドイツでは既に

 「清武、ニュルンベルクへ移籍」

 という見出しが躍っているようですが、それは支出をできる限り減らしたいという彼ら
の率直な気持ちでしょうね。

 破談になれば損をするのはセレッソ側。

 この意識で突付いているのかもしれません。
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スタジアムから暴力を無くすために

2012-05-13 22:53:32 | 日記
 千曲市のような片田舎でも、時に暴走族でしょうか、けたましい爆音と共にバイクで
駆け抜けていく若者がいます。

 あの爆音、僕たちはうるさくて仕方がない。

 でも彼らにとっては「甘美」な音色なわけで、この意識の違いは当事者とその他という
枠組みにあるのかもしれません。

 サッカーでも、フーリガンが一時期猛威を振るった時期があります。

 2002年の韓日ワールドカップでも、警察の方はかなりの準備と人員配置を行いました
が、不安視されたような暴動は起りませんでした。

 しかし近年は、一見して暴力行為を働く輩かどうか。

 その見極めが随分難しいのも確かです。

 欧州選手権予選、イタリア対セルビアの一戦はセルビア側に居座ったウルトラスの暴力
行為により、試合は中止となり結果的にイタリアの勝利となりました。

 セルビア側が甚大な被害を被った形になり、加えて

 「イタリア側の警備が甘いからだ!」

 という指摘が成されたのも事実です。

 サッカーを煙幕に使い、自分の政治思想や要求を満たす人物を今後どう調査し、スタジアム
に進入させないか。

 今後スタジアムの治安維持は、ますます重要課題になるはずです。

 日本もクラブ・ワールドカップの他に、チャンピオンズ・リーグで来日するアジアのクラブ
が増えています。

 今後互いの共通理解を高めながら、過激なファンの扱いを考えるべきですね。
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永井秀樹を見て思ったこと

2012-05-13 00:19:08 | 日記
 彼がメインスタンドを横切るたびに、とても感慨深い気持ちが浮かびました。

 永井秀樹41歳。

 彼もまた1993年のJリーグ開幕を知る、数少ない現役選手のひとりであり、その
意思の強さに改めて敬意を払いたいと思います。

 (実際彼は後半途中出場を果たしました。)

 永井の出発点は国士舘大学と当時のヴェルディ川崎にあるわけですが、当時の給料と今
では相当の格差があると思います。

 開幕間もない頃の選手の給料は、破格という言葉すら不適格で、世の中には

 「Jリーグ」

 と名の付く商品で溢れかえっていました。

 永井自身も同僚の阿部や藤吉など、代表選手が不在の際はリーグ戦、ナビスコカップ
に参加していました。

 僕が思うに1993年の当時よりも、2012年の今の方が永井にとっては快適な生
活なのかもしれません。

 お金を浪費すること、メディア受けする発言に気にすることなく、自分が本心から現役
を続けたいからこそサッカーから離れない。

 この正直な気持ちが、今彼を支えていると思います。

 ちなみに彼の足下はライム・グリーンのプーマでした。

 「俺は若い奴にはまだまだ負けないよ。」

 このスパイクが、彼の胸の内を語っていた気がしてなりません。
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パルセイロに大物は必要か

2012-05-13 00:10:40 | 日記
 「彼は昨シーズン、ここで得点したよな。
  こんなことなら、観にくれば良かった。」

 昨日のFC琉球には、元日本代表FW我那覇和樹が在籍しており、僕は彼の姿を見る
のが楽しみでした。

 そして我那覇の姿を見て思い出したのが、先日引退した久保竜彦です。

 昨シーズンツエーゲン金沢に在籍していた彼は、南長野で鮮やかなヘディング・シュー
トを決めていますが、僕はこの試合、自宅でテレビ観戦していたんです。

 JFLでは元日本代表の選手が見られること。

 これが醍醐味のひとつと言えます。

 久保が引退し、コーチとして今充実している日々を送っていることは、広島と横浜、そ
して金沢の関係者にとっても喜ばしいことでしょう。

 その一方でパルセイロが、こうした大物を獲得する機会はあるのでしょうか?

 僕は必ずしも必要では無いと思います。

 確かに大物の加入は、短い目で見れば一時的な観客動員の増加につながり、メディアから
の取材要請も増えると思います。

 しかし薩川監督が描くパスサッカーが浸透し、最終ラインと中盤では世代交代が進み、ク
ラブの代謝が成功していることを印象づけます。

 大物の加入は、この監督が手がけてきた土台を

 「壊しかねない」

 気がします。

 パルセイロは常に育成と付き合ってきましたし、今後も地道なスカウティングで選手層
を厚くしてゆくはずです。
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