塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕とリケルメの共通の気持ち

2012-05-29 23:59:40 | 日記
 アルゼンチン代表の一員として一時代を築いたリケルメ。

 そんな彼と僕とは同じ共通点があります。

 それは

 「上司(監督)から信頼されていると感じたら、俄然やる気がでること」

 という気持ちですが、これは僕たちだけでなく皆さんにも言える事柄でしょうね。

 リケルメは普段無口な選手で、本当に心を開いた人間としか話しをしないそうなんです。

 その彼が胸襟を開いた監督が3人います

 1・ホセ・ペケルマン (ユース、A代表の指揮官)
 2・カルロス・ビアンチ (ボカ時代に師弟関係)
 3・ペジェグリーニ (ビジャレアル時代に師事)

 特にペケルマンとの関係は有名で、

 「俺は自分と家族とホセのためにプレイする。」

 と公言していましたし、ペケルマンが2006年のワールドカップに向けて、布陣を
予選時の3-3-2-2から4-3-1-2に変更したのは当然と言えました。

 4バックでなければ欧州のサイドアタックに勝てないと感じたのでしょうが、何より

 「愛弟子の能力を最大限に活かす。」

 ことを最優先したと考えられます。

 今もリケルメを代表で起用すべきと考えるファンは多いですが、サヴェージ監督との
折り合いを考えると、残念ですが彼の代表復帰は無いように思えます。

 ボケンセだけは一安心かもしれませんが。
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カシジャスがスペインで人気の理由を考える(2)

2012-05-29 23:41:06 | 日記
 2003年にナンバーが

 「スペインを極める」

 という増刊号を発売しました。

 その43ページに若き日のカシジャスの私服姿が掲載されているのですが、その垢抜け
ない服装といったら!

 とても美人で評判の妻を持つことになる男とは、到底思えません。

 でもその表情は自信に溢れていることに加え、何だか憎めないのです。

 この当時は日本を含めて世界中がベッカム旋風に舞い上がっている時で、お世辞にもこ
の時にカシジャスがベッカムのような

 「洗練さ」
 
 を纏っているとは言えません。

 でもこの朴訥とした存在が、今の彼を支える原点になっていると僕は思うのです。

 例えば現在のレアルを顧みると

 1・ロナウド 自我が強すぎて周囲が近づきにくい
 2・カカ 顔が整いすぎている
 3・エジルとケディラ 実力は素晴らしい、しかし外見が乏しい印象

 というように、長所と短所がはっきりしすぎていると感じます。

 恐らくカシジャスには誰もが気軽に話し掛けられる空気が備わっていると思います。

 「代表のGKはビクトル・バルデスを起用すべき」

 という声が増し、ホセ・レイナの実力も素晴らしいですから、今後スペイン代表のGK
の競争は苛烈を極めるでしょう。

 しかしカシジャスの人柄がその争いの空気を和らげ、つまらない諍いを回避する気がし
ます。
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カシジャスがスペインで人気の理由を考える

2012-05-29 23:33:10 | 日記
 皆さんなら、どちらの方と仕事がしたいですか?

 1・仕事の腕は確かだが、どこか冷たい人
 2・いつも朗らかに接してくれるが、おっちょこちょいな人

 当然ですが1と2をミックスした方が理想でしょうし、実際仕事も出来て穏やかな方も
いらっしゃると思いますが、現実では少数ではないでしょうか。

 僕はどちらかと言いますと「2」に当てはまるため、「1」の人と作業をすると、とても
窮屈に感じます。

 今スペイン国内ではイケル・カシジャスの人気がとても高いですね。

 僕はカシジャスが

 「GKとしての腕前に加えて朗らかな人間性」

 という点が、人々の共感を得ていると感じます。

 スペインはアンダルシア、バスク、ガリシアなどその地方によって好まれるサッカーが
異なる上、マドリードとバルセロナの諍いは有名です。

 でもカシジャスはそうした地方の尺度を超越して人気がある。

 これは何故でしょうか?

 僕はカシジャスが外見といい記者への応対といい、とても愛嬌があるからだと思います。

 つまり人を惹き付ける才能が、彼には幼いころから備わっていたのでしょう。

 韓日ワールドカップの際、本来ならば正GKだったカニサレスが故障の為戦列を離れて
も、彼は同じレアル出身の後輩に声援をおくっていたと聞きました。

 これもカシジャスの人徳だと思います。
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アディダスの思惑、リバプールの今後

2012-05-29 01:26:19 | 日記
 アディダスがレアルに提示した42億円という金額は、推測ですがリバプールとの契約を
終えたことが影響していると感じます。

 つまり抱えるビッグクラブをひとつ減らしたことで、既存クラブに対してのプレゼンテーシ
ョンが実った形だと思います。

 ではリバプールは2013シーズンからは、どこと契約するのでしょうか?

 まだ詳細が見えてきません。

 監督交代の余波もあるのかもしれませんが、リバプールというクラブ名が希薄になってき
たと感じるのは、僕の気のせいでしょうか?

 恐らくナイキ、アンブロ、プーマあたりと契約すると思いますが、主役の座をシティと
チェルシーに譲っても、リバプールがプレミアを代表するクラブである事は間違いありま
せん。

 規模が小さいとは言えカーリングカップも獲得し、復調の兆しは見えます。

 テクニカル・スポンサーにとっては、地方の小クラブをサポートするよりも、

 「古豪」

 に契約を申し込む方が難しいのかもしれません。

 古豪はネーム・バリューがあっても近年成績が低迷しているからこそ、強豪と呼ばれない
のであり、投資価値が見出せない可能性もあるからです。

 失礼な言い方ですがアストンビラはそうだと思いますが、ナイキがサポートすると知った
時は正直驚きました。

 ただプレミアの露出はリーガと並んで多大な物がありますから、ビッグネームでなくとも
コストは回収できると思ったのでしょうか。

 リバプールの新作ジャージはデザインだけでなく、スポンサーも気になるところです。


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シティの姿にパルセイロをだぶらせる

2012-05-29 01:11:33 | 日記
 すぽるとが特集したマンチェスター・シティの映像を見て、少し想像してみました。

 パルセイロが今の南長野からどこか大きなスタジアムに移転し、J2、J1と昇格し
てゆく姿を。

 そしてJ1で上位の常連となり、やがては長野が

 「アジア・チャンピオンズリーグ」

 の舞台になることを。

 もしかしたら僕が生きている間に実現するかもしれませんし、実現しないかもしれません。

 たた長野エルザ時代からクラブを支え、南長野に絶えず足を運んできたファンが、もし
この光景を目の当たりにしたら、やはり感極まる瞬間でしょうね。

 お金を適切に使い、地域の行政とクラブ、ファンが一体化すれば、いずれは実現可能と
なるでしょうが、その道は平坦ではありません。

 シティが44シーズン振りに優勝をしても、クラブの性格、言い換えれば親しみやすさは
何ら変わっていない模様です。

 ファンの声の中に

 「僕はユナイテッドに嫉妬していない。」

 という物が含まれていましたが、その瞬間僕は穿った見方をしていました。

 僕がどこか山雅に対して「凄いね」と思わざるを得ないように、シティのファンだって
隣人を
 
 「たいした物だ」

 と思う瞬間があるような気がしたのです。

 でもシティのファンは本当に嫉妬していないのでしょう。

 それはお高くとまった赤のクラブよりも、一件バカらしくみえても親しみやすい我がク
ラブ。

 そんな気質が見てとれました。

 「パルセイロ」はポルトガルでパートナーを意味します。

 いつまでもクラブ名通り、友愛の気持ちを忘れないで欲しいと思います。
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