塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手が欲する充実感と言う感覚

2014-01-01 23:42:41 | 日記
 Jリーグはお金と引き換えに選手から充実感を奪おうとしているのかもしれません。

 僕がこの考えを抱いたのは、天皇杯を獲得したF・マリノスの選手たちが

 「リーグ戦で優勝した方が味わい深い」

 という感想を漏らしたと聞いたからです。

 天皇杯というのは一発勝負がその醍醐味ですから、退場者を含む選手の状態、当日の天候や慣れない試合会場など、様々な要素
がぶつかります。

 そうした普段とは異なる状態で優勝したのですから、F・マリノスは凄い事を成し遂げたわけですが、それでもリーグ戦におけ
る充実をは何かが異なるようです。

 それは

 1・アマチュアとの試合がある。
 2・早い段階では観客動員が全く見込めない
 3・メディアの扱いもさほどではない

 という理由もあるのでしょうが。

 2015シーズンかは、ある意味この短期決戦がリーグでも採用されるわけで、そこに語られるのが10億円というはじき出さ
れた金額とプレイオフです。

 つまり、嫌な言い方をすれば

 「2015シーズンから、J1は3つのカップ戦を戦う形になる」

 というわけです。

 一番異なるのは、天皇杯とナビスコで負けたクラブが、リーグ戦では中断期間を挟んでやり直しがきくと言う事で、2013シ
ーズンですと、アルディージャの好調と低空飛行が恰好の話題となりましたが。

 正直2015シーズンの事を2014年の今、予測しても意味はありません。

 ただ、選手はお金だけでなく、当然汗を流した意味を知りたいと思う物です。
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アイドルもサッカーも空洞化の危険性あり

2014-01-01 17:22:01 | 日記
 紅白歌合戦で大島優子さんがAKB48を卒業すると発言しましたね。

 僕は帰宅してからこの話を聞きましたが、多くの声が

 「共演者に対して不躾ではなかろうか」
 「通常のコンサートで表明すべきだった」
 
 という、批判的な物で僕の感想もこれと同意意見ですし、やはり発表の場は純粋に「AKB48関連」の場所を選ぶべきだった
と思います。

 それはいきなりの発表では周囲と司会の嵐、綾瀬はるかさんだって困ってしまうでしょうし。

 この大島優子さんに関わらず、近年の彼女たちの多くは卒業と言う形で、個人として歌手、女優として歩み始めています。

 これを過去のJリーグと照らし合わせるならば

 「主力が次々に海外に移籍し、空洞化が懸念される」

 という意見に近いと思います。

 AKB48には研修生と呼ぶ、デビューを目指して日々研鑽を積む若い女性が多くいると聞きましたが、いきなり屋台骨を支える
という役目は回ってこないでしょう。

 サッカーが

 「育成のサイクルを早め、主力の移籍に保険をかける」

 という方法論で生きてきた面がありますが、彼女たちも指原さんや柏木さんなど、主力たちがやはり手本となり、研修生たちが
自立する手助けをするのでしょうね。

 例えばセレッソのサイクルが巧く働いているのは、

 1・主力の売却で欧州に認知された事
 2・クルピ監督がクラブの体質を理解していたこと
 3・柿谷が残留し、彼を手本に南野の存在が更に増したこと

 の3点が思い浮かびます。

 そこにはパルセイロから復帰した岡田も加わるのでしょうが、主力の移籍で空洞化が懸念されるのは、何もサッカーだけではな
いのですね。
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F・マリノス、元日は笑顔で戴冠へ

2014-01-01 17:12:15 | 日記
 十数年振りに元日が休日となりました。

 おかげで天皇杯決勝戦を見る機会に恵まれましたが、表彰台に上がる前に青山が大粒の涙を瞼に浮かべていたのが印象的
でした。

 僕は横浜の選手たちが

 「守備の局面でとにかく体を投げ出した」

 事が2-0の完封に繋がったと感じます。

 体を投げ出すことはシュート・ブロックというプラスの面だけでなく、ボックエリアではルーズボールとなり、失点の理
由になるリスクもあります。

 またシュートの軌道が変わってしまい、GKが向かった方向とは逆の形でゴールが生まれることもしばしばありますから
ね。

 ただ、この決勝戦の場合、横浜の選手たちが体を投げ出す、言い換えれば

 「俺たちはリーグ戦と同じ過ちは犯さない!」

 という気迫が感じられたのは間違いありません。

 カップ戦という1発勝負とリーグ戦では確かに比較の対照は一概にできませんが、それでもこの優勝をファンは大きく讃え
ています。

 ちなみにJリーグ前哨戦であるゼロックス杯は

 「リーグ王者と天皇杯優勝クラブ」

 で争いますから、この対戦カードで2014年が始まる形になりますね。

 かつてJリーグはアントラーズ対ジュビロという、観客を呼べるカードがありましたが今はもう存在しません。

 それはJに降格制度があることと、戦力補強の塩梅で成績が急下降する側面がある為ですが、だからこそこの2クラブの対戦
が、来季ファンの興味の対象になると良いのですが。

 ガンバがJ1に戻る事で、セレッソ戦とレッズ戦には注目が集まるとは思いますが、彼らには今季のタイトルがありませんか
らね。
 
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サッカーにおける掘り出しもの

2014-01-01 00:52:23 | 日記
 かつて戦った仲間だけでなく、選手達からも「ポイチ」と呼ばれる広島の森保監督。

 サッカーで言う掘り出し物とは、こういう人材を言うのではないでしょうか。

 ペトロビッチ監督がレッズに引き抜かれて森保氏の監督就任が決定した際、古くからのファンを含めて彼らがリーグ2連覇
など、到底想像できなかったと思います。

 森保氏はサンガ、ベガルタでも活躍しましたが、やはりオフト時代に代表招集を受けたサンフレッチェ時代を連想しますね。

 つまり、クラブの事情に精通していたことは確かですが、良い意味で自分の欲を出さずに前任者の方法論を踏襲すたのが良
かったのでしょう。

 今J、J2を見渡しますと、この

 「広島出身者」

 の有望監督が2名います。

 それはⅤ・ファーレン長崎の高木監督、川崎フロンターレの風間監督で、森保監督はバスクター氏の元で94年のファースト
ステージ優勝を味わった同僚でもあります。

 福田正博氏が

 「ウエブ・スポルティーバ」

 で指摘していましたが、自分たちがかつて応援していた選手が監督として戻ってくることは、Jが盛り上がる要素のひとつで
あるという意見は確かにそうですね。

 ただ、広島が森保氏との契約を終え、生え抜きであるふたりに声をかけても、うまくいくかどうかがわからないところがサッカー
の醍醐味でもあります。

 森保監督は

 「ポイチ、ポイチ」

 と呼ばれても怒る事も怒鳴ることもなく、笑いながらその発言を受け入れています。

 つまり権威主義でない点が、きっと今の広島のカラーにあっているのでしょうし、10年、20年先には森崎兄弟を軸にコーチ
と監督の多くを

 「出身選手」

 が担っている可能性はあるでしょう。

 日本代表よりも、彼らの方がバルセロナの方法論に近いですね。
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大舞台で迫られる、選手の決断

2014-01-01 00:09:02 | 日記
 なんとなくですが、大みそかから体調が悪いように思えます。

 自分で歩くことも出来ますし、食事を摂ることも問題ありませんが、過去この時期にひどい風邪をひいた事があり、随分
用心してきたのですが。

 例えば今日、天皇杯決勝が国立競技場で行われます。

 広島からすればリーグを含めた2冠という、滅多に得られないチャンスが巡ってきましたし、F・マリノスからすれば無冠
と優勝ではその印象は随分違います。

 難しいのは主力選手が

 「出場できないほどではないが、体調に不安がある」

 点でしょうか。

 これが肉離れや骨折、インフルエンザのような流行病でしたら、クラブと帯同できませんし監督も選手も致し方ないと思え
ます。

 しかし、今の僕のような

 「風邪気味」
 「走れない程ではないが、怪我を抱えている」

 という微妙で中途半端な際、監督と選手はどのような決断を下すのでしょうか。

 選手ならばこの晴れの舞台に立ちたいと願うのは当然ですが、交代枠3のひとつを自分が潰してしまうかもしれない、そんな
リスクもあります。

 サッカーがもっと幅広く交代でき、NBAのようにタイムアウトが請求できるならば、違った形での出場はできます。

 でも、故障を抱えていない選手を探す事の方が難しいでしょうし、風邪ぎみの選手もいるでしょうが。

 僕の横浜に住む友人は帰省して千曲にいますが、F・マリノスを応援すると電話で語りましたが、結果はどちらに転ぶでしょ
うか。
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