塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

本田のようなビッグディールは日本でも実現するのか

2014-01-11 23:38:18 | 日記

 柏レイソルは退団するクレオの代わりに、アル・サドからレアンドロを獲得します。

 日本での実績、特にガンバ時代の激烈な活躍を覚えている方も多いと思います。

 しかし、2014年年頭もJの移籍は基本「国内シャッフル」基本であり、専門誌で騒がれても一般レベルで認知されているものは、本田圭祐のミラン移籍という遠い世界でのものです。

 代表クラスを獲得したのはFC東京くらいでしょうか。

 FWのエドゥはシャルケで内田の同僚だったという触れ込みで来日するわけですが、新鮮味のある外国籍の加入は贔屓目に見ても彼の加入くらいでしょうか。

 コンサドーレと小野伸二が仮契約を結んだと言われています。

 小野がもし札幌にやってくるならば、集客効果はあるでしょうし、野々村氏がクラブ運営を行ってからのコンサドーレの動きを注目する方は多いと思います・

 ベースボール・マガジンが発売しているJ2白書でも、野々村氏のインタビューが最新号に掲載されています。

 ただ

 「パンチの効いた移籍劇」

 を実現するにはお金が必要な事も事実ですし、大枚はたいた選手がダメということであれば、それだけで経営を圧迫してしまうでしょうね。

 本田の移籍でスカパーがミラン戦の中継を決めたように、日本に有名選手が加入すれば、同じようにテレビマネーの獲得、新規スポンサーの呼び込みの繋がるものでしょうか。

 今の日本サッカーは、高校サッカーを除けば本田圭祐に随分救われています。

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ライトダウンを買って、ミランの戦略を思う

2014-01-11 23:28:02 | 日記

 先日お話したライトダウンを購入しました。

 アウトドアブランドの商品ではありませんが、ポケットの裏がフリースであり、サイズがSであること、着ぶくれしないことを確認の上購入しました。

 ちなみにこの品、2012シーズンの型落ち品だったために半額で買う事ができましたが、2013年モデルと素材、着心地を比較しても違和感ンはまるでなく随分お金を節約できました。

 アウトドアブランドは海外品が多い為、Sを選んでも随分大きく感じることがありますが、これは問題ありませんでした。

 さすがに厚手では無い為、温かさはほんのりしたもので、やはり春先と秋口に重宝するとおもいますから、Jで言えば開幕と閉幕頃に丁度良い塩梅だと思います。

 本田が移籍して日本で話題沸騰のミランも、こうした

 「格安で代表を入団させる」

 事に関しては優れた手腕を持ちます。

 ロナウドとロナウジーニョがやってきたのはピークを過ぎていたためですし、ロビーニョもそうかもしれません。

 しかし、獲得する意思がなければ彼らはやってこなかったわけで、その熱意をイキに感じた面はあるでしょう。

 クラブは故障や遠征を理由に選手の代表招集を拒むものですが、名もなき選手よりも当然「代表選手」の方がスポンサーという実入りは確実に大きくなります。

 また無名選手でクラブを形成するよりも

 「各国代表が揃うクラブ」

 の方が、シーズンチケットの売り上げとクラブの資産そのものが上昇するわけですから、例え下降線を示しているとしても、やはり代表選手という存在は旨味があるのではないでしょうか。

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本田の移籍に関して思う事

2014-01-11 00:20:28 | 日記

 本田がミランと契約して再度セリエAの注目度が高まりつつありますね。

 実際スカイ・パーフェクトTVはVVV、CSKAモスクワ時代の映像を織り交ぜながら、ミランの全試合放送のコマーシャルを流し始め、新しい契約を迎える準備をしています。

 ミランの金庫も潤いがあったのでしょうか。

 その一方で最新のゴール・コムにもあったように、イタリアから見れば日本人選手がまだまだ納得のいく形で戦力的魅力を持たないという側面があるのも事実です。

 例えばジャイアンツが外国籍選手を補強し、日本一を目指すとします。

 その多くは当然ですが米国にスカウトを派遣するわけですが、韓国やドミニカ共和国あたりでもファンは納得するでしょうし、彼らがワールド・ベースボールクラシックに招集されたなら、誇らしい気持ちにもなるでしょう。

 しかし、来日した選手がイタリア、オランダ、南アフリカからやって来たと言うならば

 「何故なんだ?」

 と疑問は拭えないかもしれません。

 答えは簡単で彼らが「本場からきたわけではないから」になります。

 つまり、サッカーでも日本はまだ本場ではなく、同時に外国籍選手としての扱いが強いですから、入団してすぐにクラブを浮上さでなければ、解雇通告を受けるリスクが劇的に高まります。

 本場でないことは新しい市場、そして金がかからないというふたつのメリットがあります。

 しかし、プレイする選手からすればその2点は単なるデメリットでしかないわけです。

 大リーグはとにかく世界中に散らばる最高の野球選手はアメリカでプレイすべきと思いますが、日本がそれに対抗して先に記した地域にスカウトを派遣することも一つの方法でしょう。

 ただ野球と異なり、サッカーには無数のプロリーグが存在しますから、移籍の前にクラブとリーグの実情を念入りに調べる必要があることも確かです。

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ペコロスの母に会いに行くを読んで、同時にサッカーを思う

2014-01-11 00:04:53 | 日記

 先日購入した「ペコロスの母に会いに行く」の第3章、62,63ページで作者の岡野さんがお母さんを散歩させている際に、乳母車に乗った赤ん坊とすれ違う場面が描かれています。

 岡野さんはその題は名を

 「命がすれ違う」

 と付けており、人生の重荷を降ろした笑顔を認知症の母親、人生の重荷をまだ知らない笑顔を赤ん坊と比喩しばがら、何とよく似たものかと記しているのです。

 僕はこの場面を見て、サッカーも同じだなとしみじみ思ったのです。

 団子サッカーでもボールを蹴飛ばすことが楽しくて仕方が無い幼稚園児と、日本代表にまでのぼりつめながらも、周囲からの批判に時は耐え、実力で見返すしかないプロの選手達。

 これ、前者が赤ん坊、後者が岡野さんの母親という見方と同じだと思うんですね。

 幼稚園や小学校の頃は、当たり前ですが戦術やポジションの概念が希薄です。

 ただ、ボールを蹴れば蹴るほど、勝ちたい、巧くなりたいと欲が出てくる子供とそうでない子供の意思のみが明確になり、プロになれるかどうかの線引きは案外早く訪れる事があります。

 でもプロになればなったで、解雇通告や移籍、そして故障に病気を自分の選手生命を脅かす事柄が幾つもあると理解できます。

 でも子供だろうがプロだろうが、両者の根っこはやはり

 「ボールを蹴る事が最高!」

 と思えることですね。

 戦術のしがらみ、監督との不和など使われない選手もそうですが、名声を得た選手も様々な形で報道される中、多くの選手が肩に重荷を背負いながら試合に出場していることは確かです。

 その重荷を降ろす時は、引退の時というわけです。

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