塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イベントの陰で嘆く人々

2014-01-24 18:32:32 | 日記

 ボールひとつでプレイできるサッカーは、相手がいなくとも自分ひとりで練習が可能です。

 壁にボールを蹴ってトラップの練習をしても良いですし、リフティングをして技術向上に励むのも良いでしょう。

 一方でサッカーは環境にも優しいと言われ続けてきました。

 僕はゴルフをしませんし、関心も無いのですが傍から見れば新しいサッカー場を建設することよりも、新しいゴルフ場を生み出す方が、自然に配慮してはいないように思えますが、これは関係者ではない僕の、一方的な見方なのでしょう。

 今、信越放送、東京でいえばTBSが、ソチ五輪を控えた今、鉄道建設のための採掘場の横にある村が、ごみの不法投棄、トラックによるひき逃げ、そして降り注ぐ埃による体調不良と言う形で、村人が災難に遭っていると報道しています。

 「私たちは世界から隔離されている」

 この村人の言葉、今のブラジルにあてはまる部分があるのでしょうか。

 会場建設、交通機関の維持は職業を人々に提供し、観光産業の発展というメリットもあります。

 ナイキやアディダスのように各国を支援する企業は、ファン・プロモーションのために人員を増加させるかもしれませんし、通訳や携帯、パソコン製造メーカーも潤うかもしれません。

 ただそこに

 「忘れ去られた人々はいないのか?」

 と想像できるかの違いが、今後こうしたスポーツイベントの鍵を握るのでしょう。

 サッカーが環境と人々に優しいというならば、まず僕たちがその点を考えないといけません。

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近年のサッカージャージはデザイン過剰か

2014-01-24 15:04:51 | 日記

 僕が受け持っているワイシャツ売り場も、デザイン過剰な物が多く、プレーンなデザインを探す事が難しくなりました。

 皆さんも気に入った素材、デザインのシャツがあっても、刺繍糸が色つきであったり、ボタンも白ではなくカラフルな物で興ざめした事、ありませんか?

 ブルックス・ブラザースのような大手も「レギュラー」「スリム」というように、着心地をより細分化はしていますが、看板商品であるポロカラー・シャツは今も昔もプレーンな物が簡単に手に入ります。

 刺繍糸、ボタンを色つきにすれば洒落た印象を与える。

 作り手はそう考えているのでしょうが、僕は案外そうでもないと思うのですが。

 Jも2014年新作ジャージが随分公表されてきました。

 アシックスが手掛けるヴィッセルのホーム用ジャージは賛否に別れ、レッズむカムフラージュ柄も大きな話題を集めています。

 一方で古くからのファンは

 「もっとシンプルなデザインでいいのに」

 と思っているかもしれません。

 例えばフロンターレが現行のプーマの方が、かつてのアシックスよりも挑戦的なデザインを用いていますが、逆に言うと万人受けするようには思えませんし、年配の方は苦笑しているように思えます。

 マリノスはホームジャージの青を「2色使い」と工夫を凝らしましたが、デザインを抑えることで過剰にならない工夫をしています。

 しかし、セカンドのオレンジに関しては様々な意見が集まるでしょう。

 「昔は良かった」

 とため息を付くのは、サッカージャージの値段とデザインも同じなのかもしれません。

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妻の存在を取り上げるのは、日本独特の発想なのか

2014-01-24 14:46:52 | 日記

 今日は休日でミヤネ屋を眺めて入ましたら、ヤンキースと契約した田中投手の情報が流れてきました。

 そこで考えたのは、日本ほどアスリートの「妻」に求める要素が大きい国は他にあるのか?というものです。

 里田まいさんがフジテレビの「クイズ・ヘキサゴン」で人気を得ていたころ、そのとんちんかんな回答に皆が腹を抱えて笑っており、僕もその中のひとりでした。

 でも今の評判は

 「夫の為に料理の腕を磨く、最高の妻」

 というもので、これを里田さんが「手のひら返し」と思うかどうかはわかりませんが、当時と現在ではその評判が180度異なったものになったことは間違いありません。

 田中投手本人も

 「結婚して成績が下がれば、彼女に批判が集まる」

 と語っていましたが、夫の不振は妻の存在にあるという見方は、本当に適しているのか、僕にはわかりかねるのです。

 例えばデルピエロがトリノを離れてシドニーに降り立った際、当然このイタリア代表本人に注目が集まった事は事実ですが、ソニア夫人の料理の腕前や人柄の報道があったようには思えません。

 それはユヴェントスを贔屓にしている「コリエレ・デッロ・スポルト」もそうでしょうし、まず彼らがデルピエロのシドニーでの暮らしを、トリノの住人に示しているのでしょうか。

 ベッカムとヴィクトリアのように、本人と妻の両方が報道される事の方が稀な出来事だと思いますし、少なくともセレッソの番記者がフォルランにインタビューはしても

 「妻の存在」

 をクローズアップしたがるようであれば、このウルグアイ代表は随分違和感を感じるように思います。

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フォルラン移籍で蘇るあの嬉しさ

2014-01-24 01:37:24 | 日記

 フォルラン移籍で僕が最も楽しめること、それはワールドカップ選手名鑑を眺めることです。

 例えばオーストラリア代表のページに、ジョシュア・ケネディの名前が掲載されていても僕は驚きませんし、グランパスエイト・ファンも当然と思うでしょうね。

 一方歴代の韓国代表監督は、Jの選手たちも欧州リーグの選手同様、分け隔てることなく代表招集してきましたから、この点でも不可思議な点はありません。

 ザッケローニ監督が蔚山でプレイする増田、タイに移籍する岩政の動向を追うようになれば、日本のページにも新鮮さが加わるのですが。

 このアジア以外の国にJクラブの名が掲載される、こんな嬉しいことないですよね。

 ディエゴ・フォルラン(セレッソ大阪)

 というこの響き、僕たちが久しく聞くことのなかった物ですから。

 少なくとも1994年、98年ワールドカップには、日本代表と韓国代表以外の国でも、Jクラブの名前が記載されていました。

 94年はアルゼンチンのメディナ・ベージョ、ブラジルのロナウダンがマリノス、エスパルス在籍の形で招集され、98年は同じくブラジルのサンパイオとドゥンガが招集されましたね。

 もしスロベニアがブラジル行を果たしていたならば、ノヴァコビッチとズラタンも招集されていたでしょうし、ヴィッセルに移籍するシンプリシオのように、元ブラジル代表というだけで在籍の価値がある選手もいるわけですが。

 アジア以外のワールドカップ参戦国の選手がJでプレイする。

 この久々の感触が味わえるであろうフォルランの移籍、病気と怪我さえなければウルグアイ代表の中核になることは間違いありません。

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人間は、関心ごとには積極的になるものである

2014-01-24 00:03:11 | 日記

 コンサドーレにセレッソ、そしてサンガ

 上記の3クラブは僕が長野パルセイロ以外で最近よく閲覧するクラブですが、理由は当然関心がある為です。

 コンサドーレは会長の野々村さんの動向、セレッソは当然フォルランとの契約情報を確認する為で、サンガはバドゥ・ビエイラという長野に縁のある人物が監督就任したためです。

 そう、人間という物は

 「自分とゆかりのある人物」

 「自分が今関心を抱く人物」

 の情報は、積極的に得たいものなのです。

 僕だけでなく多くのファンが、セレッソとフォルランの契約について興奮していますし、逆にガンバファンは多少の苛立ちを羨望を感じているのでしょうか。

 フォルランの来日を、「過去10年のJリーグの移籍市場で最高の大物」と言い切る方もいるわけで、だからこそセレッソが好きか、嫌いかという範疇に収まることなく、多くの人間が情報収集をするわけです。

 逆に言えば、それだけ資金注入が難しい時代だったのが、過去10年というわけでしょうか・

 エスパルスのリュングベリ、レッズのアルパイ、アルディージャのズラタン、ガンバのイ・グノ

 関心がある人間ならば、これらの選手が一定の存在感を放ってきたことを知っていますが、一般媒体を巻き込むことまでは難しかったことも事実です。

 パルセイロだって伊東テル入団決定の際には、ヴァンフォーレ、エスパルスのファンが公式ホームページを随分閲覧したようですし、やはり知名度のある選手の入団は、クラブの宣伝効果を確実に生みます。

 イルハンのように宣伝はしたが、その後は?

 という形では物足りませんが、フォルラン加入が起爆となることを皆が期待しています。

 

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