ボールひとつでプレイできるサッカーは、相手がいなくとも自分ひとりで練習が可能です。
壁にボールを蹴ってトラップの練習をしても良いですし、リフティングをして技術向上に励むのも良いでしょう。
一方でサッカーは環境にも優しいと言われ続けてきました。
僕はゴルフをしませんし、関心も無いのですが傍から見れば新しいサッカー場を建設することよりも、新しいゴルフ場を生み出す方が、自然に配慮してはいないように思えますが、これは関係者ではない僕の、一方的な見方なのでしょう。
今、信越放送、東京でいえばTBSが、ソチ五輪を控えた今、鉄道建設のための採掘場の横にある村が、ごみの不法投棄、トラックによるひき逃げ、そして降り注ぐ埃による体調不良と言う形で、村人が災難に遭っていると報道しています。
「私たちは世界から隔離されている」
この村人の言葉、今のブラジルにあてはまる部分があるのでしょうか。
会場建設、交通機関の維持は職業を人々に提供し、観光産業の発展というメリットもあります。
ナイキやアディダスのように各国を支援する企業は、ファン・プロモーションのために人員を増加させるかもしれませんし、通訳や携帯、パソコン製造メーカーも潤うかもしれません。
ただそこに
「忘れ去られた人々はいないのか?」
と想像できるかの違いが、今後こうしたスポーツイベントの鍵を握るのでしょう。
サッカーが環境と人々に優しいというならば、まず僕たちがその点を考えないといけません。