塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今冬物をセールで飼い、来年に備えておく

2014-01-23 23:35:27 | 日記

 ナイキやアディダスのような有名ブランドも、ある出来事に抗うことはできません。

 ある出来事、それは「季節」です。

 僕のスーパーでもウール、フリースから綿素材の服に移行しつつある今、コート、手袋、マフラーは完全にバーゲン対象となり、棚を圧迫しています。

 僕たちでもアディダスが手掛けた手袋と耳当てを入荷しましたが、どんなに有名ブランドでも、季節が過ぎれば需要がなくなり、バーゲン対象商品となってしまいます。

 サッカーを部活で行うならば、今のうちにベンチコート、ネック・ウォーマー、手袋を買っておいて、来年着用するという案もあるでしょうが、難しいのは来年の今頃も、そのブランドを贔屓にしているかどうかはわからないということです。

 新作が出れば、それまで気に入っていた品が、一瞬で

 「興ざめ」

 してしまうことは、誰にでもあります。

 ですから幾ら安くとも、本当に使うかどうか自信がないのであれば、買うのを待ってみても良いでしょう。

 案外、次回の来店まで残っている者ですし、更に値引きされている可能性もあります。

 日本代表ジャージだってリニューアルすればそれまでの商品はセールになりますし、それは各クラブもそうですよね。

 サッカージャージは車やバイクと異なり、新しい安全性能を考慮しなくて済みますから、型落ちでも十分であれば問題はないですから。

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かつてペレスが掲げたスローガンを思い出す

2014-01-23 23:24:28 | 日記

 およそ10年前、レアル・マドリードは会長ペレスの下で、以下のスローガンを掲げました。

 「ジダンに代表される各国代表と、カンテラから引き上げた若手を融合したクラブ運営」

 前者がフィーゴ、ベッカム、ロナウドであり、後者がラウル・ブラボやハビエル・ポルティージョといった面子でした。

 皮肉にもペレスが掲げたこの政策を具現化したのがペップ就任以後のバルセロナなのですが、ラウル・ブラボはスペイン代表にも選出されましたから、完全に尻切れだったとは言い切れません。

 オゥーエン、ワルテル・サムエルを獲得した2005年以降は完全に形骸化した形になりましたが、何時の時代、どんなクラブでも若手を育てることは根幹を担う、大切な要素と言えます。

 この要素を僕たちの服装に当てはめるならば、革製品がジダン、それ以外が若手と言う形になるでしょうか。

 服装に関心があるならご存知でしょうが、ビームスやシップスの方でも、スーツの良しあしを外から判断することは非常に難しいのです。

 一方で靴、ベルト、財布といった革製品は、一発で革の良しあしがわかってしまう上に、安い物を買うと、買い替え頻度が高くなる一方で、結果的に無駄が生じてしまうのです。

 僕も仕事用の靴がすぐに痛み、色々試してきましたが、やはり修理が可能ない靴の方が、確実に良い買い物だと身に染みてわかつた次第です。

 一方でシャツやネクタイは廉価品でも良いと思いますし、特にネクタイはセール品でも良質な物を見つけやすいですね。

 スマート・フォンをいじって迅速な作業をしている人間が、昼食を毎日インスタント・ラーメンで済ましているのを見ると、何かが違う、矛盾していると思いますが、体が基本なのは僕たちもサッカー選手も同様です。

 レアルやシティだって獲得選手全てに膨大移籍金を費やしてはいません。

 僕たちもお金を使えるところには注入して、それ以外の箇所を抑えるというやり方で、増税を切り抜ける必要がありますね。

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本田とマー君の移籍模様を思う

2014-01-23 23:15:48 | 日記

 セルジオ越後氏が連載を持つサッカー・ダイジェストの中で

 「本田は移籍金0円の選手だよ。本当にミランが本田を必要としているならば、もちろんCSKAモスクワとの話し合いが必要だけど、昨夏に移籍していたんじゃないのかな」

 と以前述べていました。

 そして今日、メディアはこぞって「マー君」と「ニューヨーク・ヤンキース」を結び付けてバリューを生み出しています。

 ミランは本田をすぐに必要としなかった。一方でヤンキースはすぐに田中を入手しようとした。

 競技も国も財政も異なるこのふたりの移籍劇を、結び付けて考えるのはいささか強引だとは思いますが、セルジオ氏の意見にもあるように、ミランが0円になるまで踏みとどまった事は事実です。

 ヤンキースが所属するアメリカン・リーグ東地区は、レッドソックスとレイズがヤンキースの前に立ちはだかり、先発の獲得が急務な事は確かで、同時に出場停止がほぼ決定的なロドリゲスの穴埋めも必要です。

 ですからヤンキースには、資金もあることもそうですが

 「迅速に動かなければ、プレイオフ進出が見えてこない」

 という焦りもあったはずです。

 一方のミランは、冬まで待つゆとりがあったと見ることが出来ますが、ただ成績に結び付きませんでした。

 少なくともカカが復帰し、マトリが加入したことで、ロビーニョとバロテッリ、エジプシアンを含めて駒は確保できていましたしね。

 ただ、0円選手だからといって、この背番号10が沈黙することは出来ません。

 ウディネーゼ戦のように出場時間も短さは今後もあるでしょうが、逆に短時間でゴールを奪えたならば、劇的に評価はプラスに転じますから。

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セレッソのフォルラン獲得オペレーションを題材に活用する

2014-01-23 01:09:02 | 日記

 今改めて調べましたら、フォルランは1年半契約の下でセレッソとほぼ合意に達している様子です。

 インテルナシオナルも彼の年俸を負担することを苦慮しているようで、このウルグアイ代表FWの来日が決定すれば、セレッソファンは柿谷との共演に胸躍らせるでしょうね。

 長谷川アーリアジャスールという、ランコ・ポポビッチ新監督の構想を具現化するための一手も打ったセレッソ。

 キャンプでは王者サンフレッチェ、天皇杯王者のF・マリノスを凌ぐ報道陣が訪れると思います。

 僕がフォルラン獲得に成功したならば、この移籍劇とセレッソの存在は今後のJクラブにひとつのサンプルを提示できると思います。

 この場合のサンプルというのは、戦力の向上と漢訳動員数を増やすためという意味合いではなく、移籍金と報酬をセレッソがどのように支度し、提示したのかというものです。

 2010年ワールドカップMVPを獲得するには、セレッソだけでなく多くのクラブが準備に費やした時間と費用をペイしたいと思うでしょうし、フォルランだって報酬の良さは移籍の判断になります。

 父親のパブロ・フォルランも談話でも、セレッソが提示した条件は断りきれないと語っていますから、セレッソ首脳陣の熱意だけでなく、与える待遇が素晴らしいという形なわけです。

 よく言われることに

 「この有名選手が加入すれば、スポンサーの皆様にはきっとこれくらいの収益があります」

 と説明が大事と言われます。

 セレッソはこの点を一番考慮したのではないでしょうか?

 もしフォルランの移籍が本当に内定すれな、彼の来日が呼び水となり、新しい有名選手の来日があるかもしれません。

 ラウル、グイサ、そしてアイマール。

 彼らは皆アジアでプレイしており、当然日本もアジアサッカーの一員なのですから。

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どうして僕たちは、スターに興奮するのだろうか

2014-01-23 00:50:58 | 日記

 昨日発売のサッカーダイジェストも、セレッソがフォルランにオファーを出していることを掲載しています。

 そしてシドニーFCからタイ・プレミアリーグに移籍するのではないかというデル・ピエロに対し、ゴール・コムではタイも良いけど、日本にこないかなあ、という羨望の声が聞かれます。

 彼らに限らず、どうして人は目の前に有名選手が来ると興奮するのか。

 それは映像で見た選手が目の前にいる、つまり予備知識がある事が深く影響していると思います。

 AKB48が握手会の為に全国各地に出向きますが、どうしてファンが握手を求めるかと言えば、単に好きだから、CDを買って好きな歌が出来たからというよりも、自分が知っているから会いたいと思うのではないでしょうか。

 昨日、課外活動の帰りに書店に出かけましたら、彼女たちのミュージックビデオがひっきりなしに流れていました。

 新譜のファン・プロモーションの為でしょうが、こうして皆がいる場所で簡単に目が付けば、多くの方は例え錯覚かもしれませんが、何かしらかAKB48に触れたと思うのでしょうね。

 僕が年賀状のCMで柿谷が出演していることを理解したのも、彼が

 「日本代表選手」

 という予備知識がある為です。

 知名度はマリコ様の方が現状では上でしょうが、ワールドカップでの結果次第では、その人気と知名度はいとも簡単にひっくり返るでしょう。

 知名度の高さはプライバシーの侵害を呼びますし、詐欺や犯罪のリスクを選手に与えますから、一概に全てがプラスに働くわけではないのが難点です。

 それでも、この「ああ、知っているよ」という周囲の意識が、ある種の興奮材料になるのも事実だと思います。

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