逆にアルディージャの選択は興味深いですね。
Jに参入当初はミズノからジャージの供給を受けていましたが、近年はロット、アンダーアーマーという「通」なブランドを愛用しています。
お隣の赤い軍団がプーマ、ナイキというビッグブランドから支給されているのと比較すると、アルディージャはテクニカル・スポンサーも自分たちと同様の個性を持つブランドを指名したい。
そう感じたのでしょうか。
家長がマジョルカから完全移籍したことで大きな話題を集めたアルディージャ。
新監督の大熊氏は移籍した青木の穴埋めとして、彼を中盤の底で起用するのでしょうか。
ガンバ時代西野さんも家長の起用で随分悩みましたが、彼の場合運の悪い事にあまりに能力が高すぎて、「器用貧乏」の形に陥っている気がしてなりません。
つまり、監督が
「家長の持ち味をどこで最高に活かすべきか」
と悩み、試行錯誤しているうちにわけがわからなくなってしまう、そんな状態だったのではないでしょうか。
「ガンバユース最高傑作」
家長を語る際、頻繁に用いられるこの言葉を考慮すれば、稲本、宮本、宇佐美など日本代表招集選手たちを完全に凌駕する形になり、だからこそ代表キャップの少なさが評価と反比例してしまいます。
もしアルディージャで中盤の底で持ち味が生まれたなら、怪我の影響もあるでしょうが長谷部の代役として、最高の存在になり得る気がするのですがどうでしょうか。