塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が望むセレッソのウルトラC

2014-01-30 01:15:06 | 日記

 フォルラン移籍で大注目を浴びるセレッソ。

 ここでもう一つの「ウルトラC]を起こせないものでしょうか?

 それは今季の欧州リーグ終了まで、費用をユナイテッド持ちで香川を復帰させるというもので、2013年の例ではFC東京がサザンプトンから季忠成を獲得しましたね。

 費用をユナイテッド持ちというのが僕の目論見ですが、セレッソからすれば孝行息子がマンチェスターで暗い顔をしている姿を見るのは、忍びないと思っているのではないでしょうか。

 ただポポビッチ監督は、長谷川アーリアジャスールを獲得して中盤の構成力を高め、フォルランと柿谷、南野の意思疎通を図るためには、この日本代表が仮にレンタルで復帰しても困ってしまうでしょうか。

 レンタルはつまり

 「夏以降の離脱」

 を前提にした配慮ですからね。

 またポポビッチ監督が前任者レヴィー・クルピ氏のように、香川の特性を活かすとは思えませんし、やはり僕のこの考えは実現しないでしょう。

 アトレティコ・マドリード、ドルトムント、そしてインテルが香川を欲しいと思っているようですが、ドルトムントにしても2012-13シーズンの彼らではないのですから、どこに移籍しても難しいでしょうね。

 オールド・トラッフォードでベンチに座り込むよりは、ドイツか日本にいるべきだと思いますが、彼を巡る劇的な話は残り2日で存在する形になるのか、まだ把握できる人はいないでしょう。

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地元を顧みるという行為

2014-01-30 00:57:07 | 日記

 先ほどまで日本テレビが放送するバラエティ「ナカイの窓」を見ていました。

 今回は自分の故郷を愛して止まない人間がゲストの登場し、新山千春さんが青森、オードリーの春日さんが埼玉県所沢市を、博多大吉さんが福岡の魅力を語っています。(他にも出演者はいらっしゃいましたが)

 サッカーというのは、関心がある人間に関してはひとつの魅力ですよね。

 例えばまだ手探りのJ3ですが、ファンならば長野に出張に来て市街地にパルセイロのレプリカ・ジャージが飾られている光景を見れば、サッカーと市民の関係が見えてきます。

 もし僕が岩手県、もしくは盛岡市の方に対面すれば

 「グルージャ盛岡はJ3に参戦しますね。」

 というでしょうし、bjリーグの岩手ビッグブルズは僕の住む長野県千曲市の信州ブレイブ・ウォリアーズと何度も対戦していることを伝えるでしょう。

 ですから、Jリーグに限らず、プロのリーグがあるということは、観光と絡めればより大きな集客に結び付く可能性はあると思います。

 僕は2000年に山梨学院を卒業して以降、5度、甲府や石和温泉を再訪していますが、自販機にヴァン君が描かれている、岡島百貨店にアンテナショップが置かれているだけで、僕が過ごした90年代とは違うことが瞬時に理解できます。

 僕が卒業して千曲に戻った際、ヴァンフォーレにインドネシア代表が加入すること、そして長野にもサッカークラブがあることは全く想像できませんでしたし、これだけで14年の時間という重さがわかります。

 地元を愛するということは簡単な事ではありません。

 でも、単に物を商店街で買う、地元のクラブの練習を少し眺めてみるだけでも、充分な歩みだと思いますよ。

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集英社新書「オバマ・ショック」を読んで

2014-01-30 00:43:40 | 日記

 2009年に集英社新書として刊行された「オバマ・ショック」という本があります。

 その190ページに、以下の記述があります。

 「過去にもアメリカはユダヤや南欧、東欧など後発移民の力によって何度も再生してきました。困ったときには異人やマレビトに頼むと言う歴史があるわけです。」

 「それにひきかえ、日本には異人やマレビトを呼び込むような回路が無い。そこに深刻な問題があるんです。」

 僕がこの本を読むのは今回が3度目になりますが、昨日読み返して過去2度と異なる印象を得たのがこの箇所だったのです。

 この異人やマレビト、当時は気が付きませんでしたが、これ日本サッカーで言えばオフト以降の代表監督、JSL時代から現在にまで至る、各クラブが獲得してきた外国籍選手が、マレビトであり、異人だと言う点です。

 今、インドネシア出身の方を呼び寄せて、手薄である看護問題に取り組みつつあるのが日本です。

 また、近年は日本生産が見直される一方で、ラオス、カンボジア、ベトナムなど、より低賃金で働いてくれる国、工場を探している事も事実です。

 つまり、日本は外国籍を呼び寄せるのではなく、自分から出向いているのを特色としているのかもしれませんが、指摘のある法人税のさも影響しているのでしょうか。

 こうしてみますと、日本サッカーが異人の力で成長を助けてもらったことは、日本社会からすれば非常に画期的な出来事と言えるように思います。

 それは日本が弱者であり、強者が持つプライド、勝ってきた歩みが無かったことも影響しています。

 ですから、適切な異人招聘は今後も日本サッカーの発展に繋がるでしょうし、マレビトを

 「日本人でありながら世界観に優れた人物」

 と定義するならば、僕たちは既にカズ、中田英寿、そして本田圭祐と日本代表の主力にその姿を重ねてきた事になります。

 

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