塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

同じ言語を持つ人間同士でも孤独を味わうのは何故

2014-01-29 22:14:16 | 日記

 僕たち日本人は日本に留まり、日本語を話している限り「疎外感」を味わうことは無いと思いがちですが、事実は違いますね。

 ではどうして同じ言語、同じ風貌を持つのに疎外感を味わう人間とそうでない人間に別れてしまうのか?

 それは

 「自分の関心事が相手も同様か」

 と言う点が大きいでしょう。

 サッカーに関して言えば、確かに地球上ほぼ全ての地域でプレイされている事は確かであり、バレーやバスケットほど体格を気にせずに済むことも、大きな利点です。

 しかし、プレイすることも含めて、関心があるか、ないかは当然本人の気持ち次第であり、関心が持てない人間がいても不思議ではありません。

 ですから一方的にサッカーが好きな事、地元のクラブや日本代表の動向を話しても、理解が得られず気落ちしてしまうのは、僕や皆さんの性格、人間性の問題では無く、単純に

 「サッカーの話題が意思疎通に向かなかっただけ」

 と捉えることが必要なのでしょう。

 僕は学生の頃から人付き合いが煩わしいと思う面があり、もし結婚したならば僕の招待席は両親を除けば、さぞかし少ない人数になるだろうと苦笑してしまいます。

 でも人間は不思議なもので、一人でいることが苦にならない僕のような存在でも

 「恋人や友人がいて好きな話題で会話ができたら良いだろうなあ。」

 と思う物です。

 僕は今年もひとりで観戦に出かけますが、皆さんが家族、友人、恋人と語り合う横を、弁当の入ったリュックを背負って、つかつかと歩く形になります。

 

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僕が思う代表の1トップとセンターバックの人選

2014-01-29 21:59:12 | 日記

 日本代表はグループリーグ突破に向けて、1トップの人選をどうすべきでしょうか。

 考えられる要素は下記のようになるでしょう。

 1・ポストに長けた選手。                                                                                     

 サガンの豊田、ジュビロの前田、レッズの興ろきなど。打点の高いヘディングと、ポストになって相手CBを背負うことで、空いた空間を味方が利用できる長所がある。

 2・代表招集は無いが、試合の流れを変えられるであろうで選手。

 アルビレックスの川又、エスパルスの大前のように、溌剌とした動きが持ち味

 3・相手最終ラインの裏へ飛び出せる選手

 マインツの岡崎、セレッソの柿谷が高い技術とラインに駆け引きで、相手CBとGKに脅威を与える。

 僕は岡崎を4-2-3-1の3の右ではなく、マインツ同じように1トップで使うべきだと思います。

 それは相手最終ラインに負荷を与えるだけでなく、ガンバの宇佐美をここで起用できるならば、J2移籍後18試合で19ゴールを奪った彼の成長を、巧い具合に活かせると思う為です。

 少なくとも、ブンデスリーガで9ゴールという実績は、簡単に無視できるものではありません。

 ちなみに最終ラインの人選ですが、闘り王、そして槙野を試してみてはどうでしょうか。

 1993年の最終予選、「張子の虎」でしかなかった都並が、サウジアラビア、イラン戦で躓いて気落ちする同僚たちを、カラオケマイクを持って鼓舞した話は有名です。

 槙野をおふざけで使うわけではなく、彼の存在は素直に実力として代表に値すると思いますし、やはりサイドバックの控えではなく、中央で起用すべきでしょうから。

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選手をつかって商売は可能、だがそれだけではつまらない

2014-01-29 01:57:54 | 日記

 今度ヴァンフォーレに加入するイルファンにしても、コンサドーレを退団したレ・コン・ビンにしても、かつてイタリアで中田英寿が活躍を見せた事の逆バーションですよね。

 ペルージャはガレックスが手掛ける彼のマーキング・ジャージをホーム、アウェイ、そしてサードに至るまでかなりの枚数を日本史上で販売しましたし、今はもう見なくなりましたが、スパイクも投入しましたね。

 でも、彼らが中田を売り込んでも

 「ペルージャが日本サッカーに出来る事」

 は考えもしなかったでしょうし、それはペルージャからローマ、パルマへと仲田が移籍するようになり、ペルージャの存在がファンの記憶から消えてしまッ田事も含めれば、お互い様なのでしょうが。

 でも、もしペルージャがベルマーレ平塚を軸に、日本サッカーに寄与していたならば、こんな簡単にファンが離れる事はなかったように思います。

 例えばバルセロナがアジア市場を踏まえ、Jに

 「バルセロナ・ジャパン」

 という単独クラブを送り込むなどとは考えないでしょうし、だからこそアルビレックスの試みを異端と解釈できる反面、凄い事だと思うのです。

 コンサドーレにしてもヴァンフォーレにしても、費やしたお金は回収したいと思うのは当然ですし、彼らで商売をするのは当然です。

 一方で金儲けだけを考える時代は過ぎ去り、お互いが価値ある存在として承認する時代に移り変わりつつあると思います。

 ラオスやカンボジア、イラクなど戦禍に見舞われた国では、逆説的ですが非常に秀でた若手選手が多いと聞きますし、育成が滞り始めている日本にとって、逆に参考例としての見本になるようにさえ感じます。

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J1とアセアン諸国の相互扶助

2014-01-29 01:45:08 | 日記

 僕は「承認」と「尊重」は違うと思うんですね。

 例えば日本サッカーは過去20年、ほぼ右肩上がりでリーグと代表のいずれもが向上し、欧州と南米各国からも軽んじられる事は少なくなりました。

 アセアンではタイを軸に、アジア王者である日本から選手とコーチを呼び寄せ、選手とクラブの体制を見直そうという動きがあり、今後もこの動きは続くと思います。

 でも、欧州と南米の見方は単なる「尊重」、言い換えれば

 「まあ日本もよくやっているよ」

 という物だと思うのです。

 2000年代中期、そして昨夏、レアルにバルセロナ、アーセナルとユナイテッドという人気クラブが日本ツアーを行い、各スタジアムは大盛況でした。

 特にレアル・マドリードがトヨタカップを含めて頻繁に来日した2000年代前半は、フロレンティーノ・ペレスが推進するギャラクティコの最盛期であり、練習と試合だけでなく、空港に選手が降り立った瞬間から大盛況という異常事態でした。

 でも、今皆さんの手許にあるのは、ジダン、フィーゴなどのマーキング・ジャージだけではないでしょうか。

 つまり、尊重、アジア市場を考慮する必要はあっても、承認、本当に日本の力を認めて、この地のファンを大切にするという姿勢では無かったように思います。

 僕は今、Jとアセアン諸国の結び付き、少なくともサッカーでは承認がお互いに存在すると思います。

 それはアルビレックス新潟の存在が如実に語っています。

 シンガポールリーグに以前から参戦していることは有名ですが、今度はカンボジアリーグにも参戦するとのこと。

 つまりアルビレックスはシンガポールとカンボジアに日本から参戦し、選手を派遣しながら同時に彼の地での日本サッカーの窓口になっているわけです。

 そしてタイでも、加藤好男氏、和田昌裕氏がコーチとして働き、タイサッカーが改善できるように力を込め、今後タイ代表の選手がJ1でプレイするかもしれません。

 グランパスはインラック首相の退任を要求する現地の情勢を考慮しながら、キャンプ地を変更しませんしね。

 ヴァンフォーレはインドネシア代表のイルファンを獲得しましたが、これも甲府との友好都市関係があったからであり、決して彼の名声で金のみを得ようとしているのではなく、インドネシアのサッカーもよくなり、甲府もよくなりたいという相互扶助の意思によるものです。

 ただ金を巻き上げていくだけの存在よりも、手を伸ばしてくれる存在の方がありがたいと思うのは皆同じですから。

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