塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

メディアはどうして脚色するのか

2014-01-26 23:31:36 | 日記

 サッカー選手に付きものなのが雑誌インタビューです。

 この企画を苦手としている選手は多いのですが、それも当然です。

 何故なら記者は、選手が話した言葉を自分たちに都合の良いように解釈して誌面に掲載するためであり、だからこそ選手との間に軋轢が起きるわけです。

 ベルマーレ平塚時代の中田英寿が記者の一方的な記事のかき方、つまり発言を切り取る形で「あえてボールを追わなかった」という点だけが独り歩きしてしまい、以後メディアを拒絶する形になりました。

 周囲は彼を悪役にして問題を解決しましたが、記事を書いた人間の意図、心理は今もって説明されていません。

 選手にとって曲者なのは

 「クラブとは誰と親しいの?」

 「試合では誰と組んだらゥやりやすく感じる?」

 という、人間関係に関するものでしょう。

 背後には純粋に知りたいと言う気持ちよりも、話を誇張して売り上げ、金を得ようという嫌な空気が感じられるからで、入団間もない若手選手は特に気をつける必要があるのは間違いありません。

 サッカーだろうが会社だろうが、全ての人間と上手く関係を築ける方が無理であり、肉親ですら意見の相違があるわけです。

 ならば、その点を正直に吐露してくれたならば、メディアは脚色せずにありのまま記すべきではないでしょうか?

 取材対象を無くして困るのはメディアの方で、今は選手、監督、クラブが幾らでも自分で情報を提供できますし、中田が企画したナカタ・ネットは単行本にまでなったくらいですから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すぽると、徳島ヴォルティスに熱い視線

2014-01-26 02:02:24 | 日記

 「すぽると」で特集された徳島ヴォルティス。

 彼らが2012シーズンのサガン鳥栖のようなさわやかな空気をリーグにもたらしてくれたら良いですね。

 当時はFWの豊田が「北京五輪代表」という形で注目されていましたが、ユン・ジョンファン監督の手腕、そしてMF水沼の加入など、的確な補強で2季連続J1残留を見事に果たしました。

 そのおかげでしょうか、ベスト・アメニティスタジアムでは、五輪最終予選のマレーシア戦も開催され、マスコットのウイントスの知名度も随分向上したはずです。

 スポンサーもアンブロからウォリアーという、勢いにあるブランドへと変化しましたしね。

 徳島ヴォルティスの昇格がカマタマーレ讃岐、愛媛FCに茂樹を与えると良いですね。

 松本山雅の人気が長野パルセイロ飛び火し、どうしたら彼らのように人気とクラブの実力が正比例するようになるのか、最近のパルセイロはよりファンの意見交換が活発になりました。

 ですから

 「徳島に出来て俺たちに出来ないはずがない!」

 と彼らが知恵を出し合い、プレイオフに絡んでくるようになれば、J2はより混戦になるでしょう。

 ヴォルティスからすれば開幕から勝ち点を稼ぎ、終盤戦にゆとりが生まれるような形でシーズンを終えたい所でしょうし、キャンプの流れから開幕までを順調にこなしたいはずです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ソーシャル・メディア発達の陰で

2014-01-26 01:54:28 | 日記

 今回はお詫びから始めます。

 僕はディエゴ・フォルランをナイキを履いていると書きましたが、彼はアディダスの愛用者です。

 ご面倒かけたこと、心からお詫び申し上げます。

 本題に入ります。

 一昨日の日経新聞を読んでいますと、携帯各社は2016年をめどに、今の4LTEよりも更に高速通信を可能に出来るシステムを提供する模様です。

 サムスンやソニーが腕時計型の電話を開発し、タブレットのように気軽に携帯できる機械が普及しはじめ、僕のように折り畳み式携帯電話を使っている人間は、もはや淘汰される存在なのでしょう。

 サッカーも公式ホームページを閲覧するよりも、選手、クラブが発信するツイッターで情報を得るファンが多いのも事実のようで、ディエゴ・フォルランは丁寧にも日本語、英語、スペイン語の3言語のツイッターで来日を表明しました。

 こうなると、より新聞と雑誌はまるで僕のように、肩身の狭い思いをするのでしょうか。

 一方で芸能人になりすまし、いい加減な情報を流す輩が後を断たない状況ですし、先日も警察官が

 「ラインに加わらず、気に喰わない」

 という馬鹿な理由でいじめをお越し、辞職、解雇通告を受ける事件がありました。

 サッカー選手も名声があればあるほど、こうした意味の無い犯罪に巻き込まれる危険性が高まりますし、事実ネイマールの下にはバルセロナ移籍後、随分といたずら電話があった様子です。

 僕たち使う側の心が、こうした問題を引き起こす事を忘れてはなりません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする