長野パルセイロは向慎一の獲得を表明しました。
僕の記憶が正しければ、パルセイロから移籍した選手が復帰するのは、向の例が初めてだと思います。
2011シーズンから2年在籍した向の人気は非常に大きく、2年目は宇野沢同様にプロ契約を結び、JFLベスト11に輝いた程です。
ですから彼が2012シーズンをもってパルセイロを退団し、町田ゼルビアに移籍すると決まった際は、僕を含めて多くのファンが残念に思いましたし、ゼルビア戦で彼の姿を見たいと願う方も多かったはずです。
町田では思うような活躍が出来なかったことは確かです。
それが彼の体調のせいなのか、監督、周囲との折り合いなのかはわかりませんが、パルセイロファンは向の復帰を好意的に捉えている方が多いので、彼も溶け込みやすいとは思います。
土地勘もありますからね。
ただ、間違ってはいけないのは
「2014年の向は2012年の彼では無い」
という点です。
彼に拍手を贈るのは、かつてと同じかそれ以上の活躍をして、パルセイロのJ3優勝に貢献してからで遅くはありませんし、彼も同様の気持ちでいるはずです。
インチャーダ・ナガノの皆さんも、コールは新しい物を用意しているでしょうし、18日に行われる新体制発表に向も参加するはずです。
「さあ行こうぜ!向!俺たちと共に」
あのコール、僕は大好きでしたがこのコールを今季も採用する可能性もあるでしょうね。
向にとっては選手生活の中で、最高に緊張する時間が訪れようとしています。