セレッソ、やるじゃないですか!
産経新聞が2010年ワールドカップMVP、ウルグアイ代表ディエゴ・フォルランの獲得に、セレッソが乗り出していると報じています。
現在の移籍市場で最も騒がれたのは、レッズがサンフレッチェからGKの西川を引き抜いたことですが、もしフォルランの移籍が実現すれば、確実に大きな話題を集めます。
レッズはサザンプトンから完全移籍で季忠成を獲得する意思がある模様で、主軸がここまでサンフレッチェ出身となると、ファンも苦笑いを浮かべるかもしれません。
テクニカル・スポンサーのナイキは、迷彩デザインを導入するなどより熱心な支援を行いますが、今季はどうなるでしょうか。
フォルラン移籍の話に戻りますが、ブラジル代表シンプリシオを獲得したように、セレッソは隠れた名手を獲得していますね。
シンプリシオの場合、代理人がかつてセレッソでプレイした元ブラジル代表GKジルマールということもあり、きっとイタリアから日本に活躍の場を求める際のリスクが軽減されていたのでしょう。
アジアは欧州からすれば文字も食事も独特ですから、代理人がプレイ経験があるということは大きかったはずです。
間違ってはいけないのは、あくまでセレッソがフォルランにオファーを出していると言う形で、彼の来日が決まったわけではないということ。
それでも獲得が決まればエスパルスがフレドリック・ユングべりを獲得した以来の有名選手の来日になります。
こうしてみると、デルピエロがAリーグを選択したことはやはり残念でしたね。
単にお金の増収だけで2ステージを採用するならば、こうしたクラブに工夫でシーズンチケットの売り上げと観客動員を向上させることができますから。