塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

自分の第一希望を手に出来た気持ち

2015-04-03 17:44:14 | 日記
 ベイシア更埴店で本日から行われているブランド・バーゲン。

 僕は悩みに悩んで2点購入して帰宅しました。

 1・ル・スポートサックの小物入れ
 2・フェリージのブリーフケース

 「1」に関しては支払いも簡単な価格でしたが、「2」に関して言えば正直悩んで悩んで、一回店を離れ、他を探索してからまた舞い戻って購入すたのです。

 単純に価格の問題なのですが。

 フェリージの横には同じイタリア製の「オロビアンコ」と「ステファノ・マーノ」が並んでおり、トュミとブリーフィング、そしてサムソナイトもありました。

 後者の3ブランドは既に昨日の折り込みで把握していたので、出社時の恰好をしてシミュレーション、つまり姿見の前に立ったのですが、これが難しい。

 ステファノ・マーノは紺と茶色の2色使い(僕の希望は黒一色)ですが、フェリージよりも5000円も安い。

 一方オロビアンコはハンドルの質感、材質もフェリージとほぼ同格で価格も同じなのですが、マチの容量が幾分狭く、デザインが若干過剰だったのです。

 悩んで悩んでフェリージにしたのですが、人間やはり

 「第一希望」

 が手に入ったなら、例え失敗しても合点がいきます。

 2003年のインテルがそうでした。

 指揮官エクトル・クーペルはセンターバックの補強をモラッティに申し入れ、財政が厳しいパルマからファビオ・カンナバロを獲得しますが、クーペルの希望はアレサンドロ・ネスタだったと言われています。

 モラッティもネスタの資質と実力は非常に買っていましたが、単純にカンナバロの方が安く済んだんです。

 同じイタリア代表ならば、故障が多くお金のかかるネスタよりも、マンマークに長けたカンナバロを推薦したモラッティの気持ちがよくわかります。

 2003年のインテルは、4-4-2よりも3-4-1-2向きの布陣でファンの間でも
 
 「サネッティとココをウイングバックに置くべき」 
 「最終ラインはカルロス・ガマラ、ダニエレ・アダーニにカンナバロを起用しよう」
 「前線はヴィエリとクレスポ、そしてエムレがいるさ」

 と語られたものですが。

 クーペルが4-4-2を貫き、カンナバロを右のフルバックで起用したのは、モラッティへの反感だったのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長野市と松本市のいがみ合い

2015-04-03 17:29:11 | 日記
 今日は休日で銀行に立ち寄ると、待合室に週刊ダイヤモンドが置かれていました。

 特集は市町村、隣接する県のいがみあい、独自の理論を調査したもので、そこには長野市と松本市の対立も掘り下げられていました。

 現在のさいたま市が浦和と大宮が合併してできたもので、記事にもアルディージャとレッズを引き合いに、それぞれの住民がどこかぎすぎすした形で生活している様子が見受けられます。

 長野と松本は隣接していません。

 一方で

 1・松本市は長野市が新幹線の誘致に成功したことを羨ましく思い、同時に新たな新幹線の延長に危機を抱いている
 2・松本市は山雅のJ1昇格で溜飲を下げている
 3・パルコ周辺は多くの観光客が訪れている

 と指摘しています。

 また、長野市の方も善光寺頼みの観光から脱却し、松本市周辺のリゾート、八ヶ岳や上高地など、歩調を合わせながら

 「もういがみ合う時代は終わった」

 と捉え、松本市との連係を模索している模様です。

 サッカーは都市対都市の物語ですから、お互いがいきなり親近感を持つ事は無いでしょうね。

 でも大概この両都市が喧嘩をすると

 「松本にはパルコがあるからすごくお洒落だよね」
 「善光寺門前の美しさを知らないな」

 など、街並みや景観を題材にしており、ヒューモアのかけらも無ければ、個人で解決できる問題が一向に出てきません。

 この2都市が今後、どのような形を歩むのかはわかりませんが、サッカーではまだ同じ土俵に立てていない、この点だけは誰もが理解しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モナコ、その躍進の理由とは

2015-04-03 01:32:25 | 日記
 サッカーは面白い物で、お金をかけたからといってもいきなり強豪にはなれません。

 わずか2、3年前ならば

 「アンジに要注意」
 「エトー、ユーリ・ジルコフがアンジへの移籍を認め、指揮官にはヒディンクが就任」

 という景気の良い話が聞かれましたが。

 恐らくシティやチェルシーは別枠と考えるべきなのでしょう。

 モナコもドミトリー・リボロフレルがオーナー・シップを握るも、今の緊縮財政とレオナルド監督の招聘が、欧州を席巻する勢いを得ていますね。

 モナコは極端な話

 「リーグ1の僻地」

 であり、その優遇税制が他のリーグ1関係者から常に問題視されているように、クラブ運営が独特な物である一方でアンリ、トレゼゲ、ジュリなど多くのフランス代表を輩出してきました。

 またアルゼンチン代表のガジャルド、スペイン代表モリエンテスなど、外国籍選手も有名どころが多く、近年もっとも有名だったのは

 「ラダメル・ファルカオ」

 に間違いありません。

 レオナルド監督からすれば、おびただしい高給取りが顔をそろえるように

 「選手皆がハードワークを行う」
 「他の選手の給料に嫉妬しない」
 「落ち着いた環境で練習出来る事」

 の方が、はるかに大切であり、今のモナコはデシャンが率いてチャンピオンズ・リーグで準優勝した2004年同様、大きなチャンスがあると思います。

 あの時はレアルを体裁よく追われたモリエンテスの存在が大きく扱われました。

 もし、モナコが欧州王者に輝いたとすれば、それは1993年のマルセイユが八百長で追われた、正真正銘の優勝を味わう形になるわけです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飢餓感を煽ると言う行為

2015-04-03 01:11:07 | 日記
 「男はつらいよ」ならぬ、「サントリーはつらいよ」なのでしょうか。

 信濃毎日新聞、日経新聞、そして朝日新聞のいずれにも、サントリーのレモンジーナが供給不足に陥っている謝罪広告が掲載れていました。

 でも、当店ではその売り切れ品が

 「どっさりと」

 品揃えしてありましたので、この供給不足は都心の一部に偏っている可能性があります。

 言い換えますと

 「そんなに人気があるのか」
 「今度買ってみようか」

 という、消費者心理がプラスに働く作用はあるでしょうね。

 かつてのJリーグがそうでした。

 1993年から94年当時のJリーグはメディアが煽り、テレビ中継も今とは比較にならない程多かったにも関わらず、チケットはまさにプレミア価格で売買され、その高騰が更に飢餓感を煽っていたものです。

 特に、レッズ、ヴェルディ、そしてマリノスという人気クラブは、他のクラブよりも難易度が高かったですね。

 レッズは駒場スタジアムの収容人数がさほどではなかった事、ヴェルディとマリノスは日本代表を数多く揃え、日本リーグからの注目カードという付加価値が付いていた時代でした。

 あのころ

 「カズはカッコイイ!!」

 とフェイス・ペインティングをして叫んでいた女性たちは、今何をサッカー、Jリーグに思うのでしょうか。

 飢餓感とプレミア価格を打ち消すには、当然安定供給が必要ですが、このサイクルを巧く満たしているのがプレミアと言えます。

 彼らがユーロではなくポンドで経済を担っている事も、ギリシャやスペイン問題を遠巻きに避けて入られる点が、更に注目されるように思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする